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ウマ娘マキバオーダービー

うまむすめまきばおーだーびー

ウマ娘マキバオーダービーとは、ウマ娘プリティーダービーとみどりのマキバオーのコラボタグである
目次 [非表示]

タマモクロスちゃん


走れー 走れー 走れー 走れー! 走れー!!ウマ娘!!

はっしれはっしれはっしれはっしれはっしれマキバオー!!

本命 穴ウマ かきわけて!!


走れー 走れー 走れー 走れー! 走れー!!ウマ娘!!

はっしれはっしれはっしれはっしれはっしれマキバオー!!

追いつけ 追い越せ 引っこ抜け!!


んあぁー!(概要)編集

みどりのマキバオー!マキバオー&ウマ娘コラボ記念新アイコン

ウマ娘プリティーダービーみどりのマキバオーのコラボタグなのねー。

所謂美少女キャラがひしめき合うウマ娘と、鼻息荒く牡馬臭いレースをこれでもかと叩きつけてくるマキバオーでは一見ミスマッチにも思えるが、共に本気で競走馬競馬を主軸にした作品なので、蓋を開けてみると相性は非常に良いのねー。

もっとも引退や予後不良などのシビアな設定をウマく濁してあるウマ娘と、序盤のピーターⅡ引退戦から現実ありのままに描いているマキバオーでは絵柄以上にシナリオの重さが違ったりするのねー。


でもどっちもウマを好きになれるから関係ないのねー。


以下作品の傾向なのねー


モデルとなったウマ、似ているウマなど編集

みどりのマキバオー作中の競走馬は、連載スタートした90年代中期までの史実競走馬をモデルとしていると言われている。執筆当時作者つの丸氏は決して根っからの競馬バカでもなく、連載を続けながら競馬知識を付けていったという。

後年のインタビューでは「ネットでは様々な憶測や考察が飛び回っているが、みんな特定の馬をモチーフにしたことは無い。色んなネタをあれこれ合わせてキャラクターに仕上げた。だからどれが正解でどれが不正解とかはない」と語っている。

結果、連載当時は予想に過ぎなかったレース展開や戦績、血統などを後年実際の競走馬が達成してしまった例も存在する。以下はウマ娘にもなった実際の競走馬とのエピソードから著名なモノを挙げる。


ちっこくてもつよいんです夢の対決2

実際のタマモクロスは芦毛で小さい体躯、生まれた牧場の経営難や借金エピソード、レースでの爆発力などミドリマキバオーのモデルとされている。(ただし原作者つの丸は別冊立ての単行本で「境遇が似ている」とコメントをした程度であり、血統図で見れば実はウイニングチケット(父タマーキンと母父マルゼニスキー)の方が近かったり…そういった理由からタマモクロスがモデルと断言はされていなかった…のだが(後述)

ちなみにシングレではマキバオーの父の元ネタとなった馬を元とするウマ娘が登場している。

復活


夢の対決

血統はサンデーサイデンス×ヒロポン。この母馬ヒロポンは戦績やエピソードからヒシアマゾンがモデルではないかと言われている。また、青鹿毛に流星など外見はフジキセキで、カスケードに関してのみモデルと断言されている。当初の目標だった無敗のまま三冠をとるシンボリルドルフを意識しているものとされる。また、引退理由になったマリー病はキングヘイローの父親が発症している。余談だが、アニメ版マキバオーには低年齢層へのテコ入れで(カスケードの馬主・本多平七郎の娘である)本多麗(うらら)というヒロインが追加されたが、これがどういうわけかハルウララのデビュー前である。なお、一部では「続編で中距離適性の産駒が複数にわたって登場した結果、種牡馬としては短距離路線産駒が多いフジよりも某英雄某あかん子の方が近いのでは?」という声もあったりなかったり…


群れず、只

シャドーロールで三冠を狙うというアマゴワクチンのエピソードは、そのまま三冠馬ナリタブライアンがモデル。ブライアンにも兄のビワハヤヒデがおり、実況で「弟は大丈夫だ」とそれを意識した扱われ方を受けたことがある。ただしワクチンが全兄弟(母と父が同じ)に対して、ブライアン側は半兄弟(父が違い母だけが同じ)である。走り方は「長距離走で不規則なラップタイムの逃げを打ち、後続馬のスタミナを奪った状態で最後突き放す」というモノだが、本誌連載完結後にセイウンスカイが実践してみせた。さらに後年、オルフェーヴルが全兄ドリームジャーニーからあるものを受け継いで出走、兄を超えるどころか三冠馬にまで上り詰めた。


上記アマゴワクチンとの絡みと、対抗馬の存在で不人気馬となってしまった不遇エピソードはマヤノトップガンがモデルとされる。なにげにトップとトゥーで韻を踏んでいる。


借金苦による牧場の経営難からの倒産によって一家離散、勝ち鞍をとっても生産者の表彰台が空いたまま、というエピソードはタマモクロスそのままである。ちなみに何の因果か、マキバオーでもウマ娘でも関西弁で話す。


マキバオー達の後世代に登場し、瞬く間に重賞を勝ち続けて八冠馬になるなど、戦績はテイエムオペラオーを意識させるものがあるが、オペラオーのデビューはマキバオー連載終了後である。また、ウマ娘ブームと競馬ブームを追い風に注目を集めるメロディーレーンタイトルホルダーだが、小さい馬体でアイドルホースの姉とG1をいくつも獲得した世代最強格の弟という構図は、まんまマキバコとブリッツの関係でもある。


マキバオー世代最強に気性難の癖馬で、続編に至っては馬じゃないとまで評された。立つ、練習サボる、だらける坂を減速できずラチに突っ込むゲートでぶつけて鼻血まき散らしながら出走と気性難エピソードに事欠かない。しかしここぞという時に抜群の勝負強さを見せ果ては海外レースまで制する猫大好きというどっかで見覚えのある展開を見せてくれた。カスケードが引退した有馬記念以降はマキバオーと共に表紙を飾ったり、番外編凱旋門賞のレポ漫や外伝的エピソードで再登場したり、どうやら作者つの丸からしても愛さずにはいられないようだ。


マキバオー世代に登場する、中央競馬に凄まじい対抗意識を燃やす船橋競馬場の地方馬。ウマ娘では後述のシンデレラグレイでのネタで有名になっているが、同じく地方の出でオグリと同様に中央へ移ってきたイナリワンの実装における彼女の育成ストーリーが、マキバオーにおけるアマゾンのエピソードと重なるとファンの間で話題になっている。

また2024年には同じく船橋出身のフリオーソが実装されている。



ハルウララ、ヒノデと満開!

続編であるたいようのマキバオーの主人公。ミドリマキバオーの甥(ミドリマキバオーの妹であるマキバコの産駒)で父はタマブクロス。(ひどい名前だ)

高知競馬所属のアイドルホースでありほぼ毎週出走し続けるが、脚部不安から(序盤は)なかなか勝てない、とハルウララをモデルにしている。


ナンバーワン!

たいようのマキバオーWに登場する上記カスケード産駒の牝馬ファムファタール、意味は『運命の女性』。名の通り文太フィール世代に立ち塞がる新世代の名血にして牝馬ながらダービーを制覇した強豪。この「牝馬でダービー」「同時代に強豪多数」「サンデーの血を引く良血」「母馬に花の名前」などはウオッカダイワスカーレットからイメージを引っ張ってきているという(余りにも盛りすぎな設定のため、足して割らない悪魔合体と称するファンもいるとか)。驚愕の未来予知(?)を数々生み出してきたつの丸神をしてもこの最強牝馬世代を目の当たりにしたときは目を丸くしたらしく、後々も語り草となっている。


タマモとオグリの格差タマモクロスオーバー

タマモクロス(ウマ娘)はギャグもシリアスもどちらもこなせるので一番投稿件数が多い。


少数だが、マキバオー以外のコラボも増えつつある。



ウマ娘化編集

いわゆるオリジナルウマ娘

現状四歳三強のミドリマキバオー カスケード アマゴワクチンは確認済み。

マキバオ-  X タマモクロス漆黒の帝王(ウマ娘)アマゴワクチン

ミドリマキバオー(かわいい)マキバ娘ライスシャワー

ウマ娘のマキバオー

 か わ い い


地方馬を無礼るなよ編集

ならば実力で覆す

「だが日本ダービーは話が別だ」

「一生に一度、同世代のウマ娘が夢見て、憧れ

そして数多の傑物がその夢に敗れてきた最高峰のレースだ」

「『ダービーウマ娘』とはその夢の屍の頂点に君臨する者」

「地方から出てきて間もない君がそれになれると…?」

中央を無礼るなよ


ウマ娘シンデレラグレイにて、シンボリルドルフ(ウマ娘)が日本ダービーの厳しさを地方競馬から来たばかりのオグリキャップ(ウマ娘)に諭すシーンが有名になった途端、SNSでは船橋競馬場からサトミアマゾンが言い返すという構図が散見された。


船橋の英雄

「お前ら…中央で走るのはそんなにすごい事か…?」

「だとしたら船橋(ここ)は…地方は何なんだ?」

「地方競馬は中央の2軍だと言うのか…!!」


オグリキャップがうらやましいか?」

「地方の馬が中央入りし活躍すればそれは出世なのか?」

「ここに居る人達も、俺が中央の馬に勝つことを望んでいるはずだ…」

「だが中央入りを望んでいるか? 中央へやるために俺達を鍛えているのか?」


「そうじゃねえ 中央参戦の目的は…」

「あくまで地方馬の力を示すものだろ」


無論、決してルドルフ会長も地方競馬を貶める目的で言ってるわけではないのだが、全国の地方競馬を十把一絡げにまとめて「それらと中央トレセンは違う」と言い捨てんとする語感にナニかを抱いたトレーナーの多くが、地方競馬の威信をかけてカスケードアマゴワクチンに戦いを挑んだサトミアマゾンを連想してしまうのはある意味仕方が無いだろう。

なお、サトミアマゾンは地方競馬を世に知らしめた功績を讃えてか現実の船橋競馬場にて顕彰馬扱いとなっていた

そして2022年、オグリ伝説の震源地となった笠松競馬場に【ウマ娘シンデレラグレイ賞】をひっさげて、あの頃と変わらぬ万雷の拍手に見送られ…オグリキャップ(ウマ娘)は帰ってきた…船橋の英雄はこれを見て何を思うだろう。


ウィニングライブ編集

[우마무스메]타마모크로스 = 왕바우ウマが合うからいつも一緒

ウィニングライブはウマ娘側の新設定であり、懸賞金などの賭博要素をなくした代わりにセンターを得て、そこで持ち歌やダンスを披露することが目的となっている。

…が、どう言うわけか現状マキバオー側はオープニングも各キャラソンもあるのに例のアレでコラボしている作品が多い。

ふたりずっと 離れられないウマナミウイニングライブ

良い曲なんだけどね…アレなのね…


また走れコウタローから派生した走れマキバオーは最後のラストパートで「はっしれ はっしれ」とつっかえるのが特徴であり、ギャロップ走法のような歌い方なのに対して、走れウマ娘では「はしれー はしれー」とストライドの広い人型の歌い方と形容される事もある。最もウマ娘の側は多人数編成なので歌いやすさ、合せやすさを取った可能性も捨てきれないが…


人間関係編集

特定世代トレーナー感動するゴルシ

マキバオー作者つの丸先生特有の、低い頭身、厚い唇、大抵ハゲでレース参観中は例外なく全員全裸というディープインパクトなモブキャラ、通称ゲーハーを(内実どうあれ)美少女で囲んだウマ娘の世界に異物混入させる作品も見られる。元がギャグ調だったこともあって、平気でちんこも描いてくるから絵面のギャップが歪みねえ事になっている。

しかしマキバオー世代にはこの光景の方がむしろ自然なのねー。

余談だが、このつの丸モブの人達も普段はちゃんと服を着ている


そして公式へ編集

2021年8月26日発売のヤングジャンプにて両作品のコラボ企画が実現。ウマ娘シンデレラグレイの作画担当・久住太陽とつの丸による、タマモクロスとミドリマキバオーの共演イラストがカラーで掲載された。

シングレが「次ぎに来るマンガランキング」に掲載されたことを受けて、つの丸サイドは「(マキバオーは)もう行っちゃったマンガ」とコメントを残したとか。


そして同年の12月20日に育成ウマ娘としてタマモクロスが実装されることが発表された。

さらに、満を持して実装されたアプリ版の通常エンディングでは「タマモクロスをモデルにした漫画の主人公にしたい」といわれ、それについてタマの方は「チビたちに自慢できる」とまんざらではない様子で「んあー、頑張って、走るのね!」とド直球そのもののエピソードが持ち込まれた。

天国の親分さんも大喜びであろう。



素晴らしき相乗効果編集

2021年12月に突如、TVアニメ25周年を記念したマキバオー公式Twitterアカウントが開設。なお、マキバオーは1996年にアニメ放送が開始された。

そして翌年7月に新作映像付きのBlu-rayBOXの発売が決定。また、それまで全く動きが無かったグッズ関係も一気に増えた。


さらに実は、Twitterアカウント開設の1週間前、スタジオぴえろ(マキバオーのアニメを制作した会社)直販の公式通販サイトのオープン告知ツイートに、マキバオーの新規グッズを鋭意製作中という告知画像が添付されていた。

ちなみにマキバオーと同時に告知されている幽遊白書NARUTOクリィミーマミはぴえろの稼ぎ頭であり、以前から新規グッズが多数製作されている。そんなメンツの中にマキバオーが参入、しかも他3作品の販売開始の告知とは異なりマキバオーは鋭意製作中の告知

というより、もし事前に25周年企画を企てていたのなら、12月という年が変わる直前に企画が始動することはないだろう。


つまり、同年2月にリリースされたウマ娘が圧倒的ブームを巻き起こした事がキッカケとなり、とり急ぎ25周年企画を計画(故に12月から始動)したのだろう。従来のマキバオーファンは色んな意味で泣いていい。


共通出演者編集

『マキバオー』と『ウマ娘』は四半世紀の隔たりがあるため長らく両作品に出演した声優がいなかったが、2024年になって緒方賢一が出演した事で初の事例となった。



ただし…編集

つの丸先生は後の時代のインタビューで、かっこいい奴がかっこいいセリフを言うとムカつくからケモノやブサメンが好き原文リンク)と、答えている。

コメディリリーフのような扱いをされていたベアナックルがたいようのマキバオーWにて、神獣の如き存在として描かれていたのはその最たる例であろう。

ウマ娘ではなくマキバオーをリスペクトするなら美少女キャラとして描く事の意味を考えた上で行うべきかもしれない。


関連タグ編集

ウマ娘プリティーダービー ウマ娘

みどりのマキバオー ミドリマキバオー カスケード

オリジナルウマ娘 タマモクロス(ウマ娘)


岩代太郎:『マキバオー』で劇伴を担当していたが、『ウマ娘』でも音楽プロデューサーとして関わっており、唯一両作品に関わっている人物である。

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