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マホロアソウルの編集履歴

2023-06-13 06:32:40 バージョン

マホロアソウル

まほろあそうる

『星のカービィWii』のエクストラモードに登場する最終ボス。

ポーズ画面での説明

(太字部分は赤文字)

Wii版

クラウンのもつむげんの力

しはいされた、かなしきすがた…

もはやかれがクラウンそのもの。

ぞうおしゅうねんにとらわれた

マホロアのたましいを、ときはなて!


Wiiデラックス版

限界をこえた戦いによって

あふれ続ける無限のチカラに支配された

悲しき姿…かつてクラウンを手にしてきた、

覇王たちの憎悪執念にとらわれた、

マホロアの魂をいま…解きはなて!


概要

星のカービィWii』及び『星のカービィWiiデラックス』のメインモードクリア後にプレイ可能になるエクストラモードにおけるラスボス。見た目は(後述するように細部に違いはあれど)ノーマルモードにおけるマホロア・第二形態の色違いだが、こちらは「EX」の表記が使われないという意味でも事実上元の第二形態版のマホロアとは根本から異なる存在。

また、「真・格闘王への道」でも最後に戦うボスとして登場する為、『Wii』における事実上のラスボスと言える。

戦闘BGMはCROWNED


マスタークラウンの持つ無限の力に飲み込まれたマホロアの果ての姿。ドラゴンのような翼に自我を持つかのように動く口の中の眼球など、第一形態と比べると元の面影は一切残っておらず、ポーズ画面での説明通りマホロア自身の意思も憎悪と執念以外存在しておらず、彼自身がクラウンそのものと化している。


Wiiデラックスではスペシャルページの記述が変わり、かつてマスタークラウンを手にしてきた覇王たちの憎悪と執念に囚われた姿という設定になっており、マホロア自身がクラウンと化したという記述が無くなっている。


使用技

(新技には★マークがついている)


マホロアEX同様、過去作品に登場したラスボスが使用した技を多く使っており、その攻撃は歴代作品のプレイヤーならニヤリとさせられるようなものが多いが、おそらく初見では歴戦のプレイヤーでも笑っている暇などないだろう。


  • 魔力球

複数のエネルギー弾を同時に飛ばす攻撃。メインモードの時に比べ魔球の数と速度が増加し、三連続で使用するようにもなっている。


  • コーリングショット

雑魚敵をお手玉のように飛ばす攻撃。開幕直後は第一形態で使ったコピー能力を持つ敵を必ず出すため、スーパー能力前に保持していた能力を取り戻すことができるが、地上から降り立った途端すぐに消滅するため、とるのが難しい。Wiiデラックスでは攻撃速度が早くなっている。


  • キルニードルワープ

ドロシアソーサレスの「キルニードル」に酷似した技。

歪めた空間から刺を出して攻撃する。エフェクトが茨のような禍々しいものとなり、三連続で射出するパターンが追加。奇数回目は三連続、偶数回目は単発で使用する。

  • ワープホールアタック

ドロシアソウルの「デッドリーサン」に酷似した技。

異空間ゲートを開いての突進。Wiiデラックスでは移動スピードが早くなっている。


画面奥で5種類の幾何学模様をランダムで描き、その形通りに描いた衝撃波が襲い掛かってくる。

ある種の初見殺しの技であり、リバースワールド使用時にはさらによけづらくなる。


  • マホロア砲

マルクマルクソウルの「マルク砲」に酷似した技。

画面半分に達しようかという程の極太ビームで、色がより黒く範囲も広くなっている。多段ヒットするため、まともに食らえば大ダメージ必至の大技。

さらに魔方陣を経由してワープするタイプも存在し、メインモードからパターンも大きく変更されている。


  • ブラックホール

マルクマルクソウルの「ブラックホール」を原点とする、ラスボス恒例の技。

画面中央に巨大なブラックホールを出現させカービィを吸い込む。マホロア砲と並ぶ大技で、ストーンの石ころへんしんやリーフのかくれリーフといった無敵状態を無視して一呑みにしてしまう。更に、直撃すれば問答無用でコピー能力を強制解除され、且つ即座に能力星が消滅する為、残り体力次第では詰みになりかねない。画面端に向かって逃げ続けるしか回避の手段はない。繰り出す直前に魔法陣を描く時点でカービィが画面中央へ吸い寄せられる挙動を示す。

周りの背景がゆがむほど(Wiiのみ)吸引力が高くなっており、戦闘開始時にスーパー能力を持っていると、解除したうえで必ず初手で使ってくる。


  • リバースワールド

ダークマインドの「リバースワールド」に酷似した技。

画面が上下反転する。鏡の大迷宮で数多のプレイヤーを葬ったこの技の再来には、同じくこの技を使うスフィアローパーEX(銀)共々、多くのプレイヤーに衝撃を与えたことだろう。

左右も反転する本家とは異なり、マホロアソウルの使うリバースワールドは上下のみ反転する(右を入力すればカービィがプレイヤーから見て右に動く)。また、リバースワールド発動中は厄介な大技を使用しなくなる点が本家と異なる。ちなみにWiiデラックスでは切り替わるのが早くなっている。


スーパー能力

今作で初登場したカービィのスーパー能力。しかしマホロアは明らかにそれと思しき攻撃を放ってくる。

オマージュしたのか、それともマホロアこそがオリジナルなのかは不明だが、画面全体に及ぶガード削りは恐怖の一言。

(なお、この「カービィの能力を使う」という点は「ミラクルマターを参照しているのではないか」と言う説が一部のファンの間で流れている事を記しておく。)


メインモード時には使ってこなかった2つのスーパー能力を魔合体させた、新たなる大技。氷でできたギガトンハンマーを召喚し、画面中央に叩きつける。

衝撃で落ちてくる巨大な氷柱が躱しにくい上に、床一面が少しの間氷のトゲで覆われるため、空中での回避を強制される。トゲが消えた後、床の凍結は一定時間継続する。

床の凍結と巨大な氷柱がスノーボウルの要素だが、その変容振りは激しく、もはや原形を残していないと言っても過言ではない。


二本の大剣を振り回す攻撃。ウルトラソードが宝剣ギャラクシアの形になっている。

ノーマル時は端が完全安置だったのを克服しているほか、最後にダメ押しで両方振り下ろす。しかも前述の通りギガトンスノーハンマーによって床が凍っているので、非常に動きにくい。

最後の一発は画面隅とマホロアソウルの頭上が安全地帯。


炎の竜を振り回す攻撃。色が水色になっており縦から出現するようになる。

攻撃速度が上昇しているもののノーマルに比べて攻撃範囲が狭くなっているので、これに関しては弱体化したとも言われている。ただし、画面奥のマホロアの狙いと発生場所が必ずしも一致しないため、むしろマルチプレイ殺しと言える。


自ら巨大な電撃球となり、画面全体を暴れまわり、最後に奥から突撃する攻撃。

マホロアソウル自身に加え巨大な電撃弾がもう一つ出現し二つ同時に画面内を暴れまわる


評価

多彩でほとんどの攻撃が高威力でスキのない性能を持っていることから、マホロア自身の動機も含めて「史上最強最悪のラスボス」という見方がされている。

また、マルクを始めとした歴代のラスボスの技を多く使用していることから、ローアEX~マホロアソウルまでのボス戦の流れを「歴代ボスの集大成」として見る向きもある。

一方で、ポーズ画面の説明やカービィと本当は友達になりたかったという本心もある(実際『星のカービィ20周年スペシャルコレクション』ではテーマパークを作りカービィと遊んでいたり、『スターアライズ』で追加のドリームフレンズとして選ばれている)ことから、哀しき悪役と捉えることもできるだろう。

また、近年では史上最強最悪のラスボスの座も後の星の夢.SoulOSに譲ったような見方になってきている。

一応こちらは4連戦な上にカービィシリーズの中でも類を見ないシューティングがあるが...。


ダークマター族との関係

球体であることや、「口の中に一つ目」という姿がを彷彿とさせる。また、カービィのようにスーパー能力を使うことができる彼だが、これもコピー能力を使えるグーイを彷彿とさせる。


このように、外見や能力からダークマター族との関係が窺えるのだが、以下の画像のようにマホロアの本来の姿からはダークマター族との類似は一見見受けられないことから、マスタークラウン自体がダークマター族と何らかの関係を持っているという可能性がある。


マホロアはウザかわいい



スターアライズではダークマター族の卵のような存在である破神エンデ・ニルがクラウンの力を利用しており、また彼らの主となったハイネスらを始めとする一族(恐らくハルカンドラ人の末裔あるいは製作に関わったハルカンドラ人も存在する?)エンデ・ニルと同族である暗黒の物質を崇めていたことから、ダークマターあるいはニル族の力が製作に影響した可能性は高い。

所持者が悪心に苛まれた場合、負のエネルギーでマスタークラウンは暗黒物質化し、やがてはクラウンに飲み込まれてしまうのかもしれない。


しかし、クラウンの力に飲み込まれた守護神アナザーランディアには目が出現していない上、カービィに準ずるような力も使用せず、あくまでランディア自身の技の強化版のみを使っている。

クラウンそのものには所持者の能力を引き出させる力しかないのかもしれない。となるとマホロアがなんらかの素質を持っていた可能性も存在すると思われるが…


ただし、以上はあくまでも考察であり、公式からは明言されていないことをここに明記させていただく。公式からの発表がなければあくまでも考察の範囲を出ないのである。


小説版ではカービィは「口の中にある大きな目はマホロアのものじゃない」と感じ取っており、メタナイトはランディアが闇に侵されていなかったことから、クラウンを「持ち主によって善にも悪にも染まる存在」ではないかと考察しておりニルのそれに通ずるものがある。


そして、Wiiデラックスにてマスタークラウンについてとんでもない真相が明かされることとなった(リンク先のネタバレ項目参照。未プレイの方は閲覧注意)。


余談

誤解されがちであるが、ノーマルモードのラスボス及び「格闘王への道」の最後に登場するボス「マホロア第二形態」もマホロアがマスタークラウンで変化したものだが、あちらは厳密にはマホロアソウルではない

たまに混同している人もいるので、要注意。

主な変更点として、攻撃の強化のほかに以下の特徴がみられる。

  • 体の色が暗い緑である
  • マスタークラウンが銀色になり、装飾も禍々しい
  • 声が若干高くなっている
  • 口の中の目玉が最初から現れ、技の使用時には自我を持つかのように動く。(ノーマルモード時はスーパー能力使用時にのみ現れる)

断末魔

グラフィックや一部の攻撃方法の他、倒した時の断末魔もノーマルから変更されている。

ノーマルでは低く絶叫しているだけなのに対し、マホロアソウルは

カァビィィィ゙ィィィィィィ……」と叫んでいるように聞こえる。

最後にカービィの名を叫んだのは、マスタークラウンか、はたまたマホロアか…(Wiiデラックス版の描写から推測するに後者である可能性が高い)。


カービィを裏切ったとはいえこの最後の演出にどこか切なく感じた人は多いのではないだろうか。

なお、キャラクター大図鑑によると「クラウンを破壊する事で(マホロアを)救える」との事である。


Wiiデラックスにて追加された新要素「マホロアエピローグ」は、冒頭の回想をよく見ればわかる通り、エクストラモードでマホロアソウルを撃破した後のストーリーである(もしくは小説版のようにストーリーモードをベースに最後の相手がマホロアソウルだった時間軸か)。

スペシャルページから「クラウンそのもの」という記述が無くなったのも、マホロアが生還する可能性を強調するためであると思われる。


関連イラスト

マホロアソウルマホロアソウル

「キミにボクが倒せるカイ?」ピース


関連タグ

星のカービィWii マホロア マホロアEX ラスボス













































この先、星のカービィWiiデラックス「真格闘王への道」の重大なネタバレあり。




































Wiiデラックス真・格闘王への道版

隻眼のローレルリース食いこみ続け…

力と引きかえにしたたるソウルを啜り続け…

自我さえうばう、まさに支配の冠だった。

いまわしいこの悪夢から彼を解き放ち、

また手をつなぎ、友達に…なっちゃおう!



星のカービィWiiデラックスでの「真・格闘王への道」では、エクストラモードのものとは全くの別物と化している。

戦闘BGMは「スターアライズ」の星の○○○○においてマホロアを選択した際のバルフレイナイト戦BGM、「覇王載冠 ~OVERLORD~」に変化。

背景の色は赤黒くなり、地面は黒くなっている。

攻撃速度が上がったほか、ブラックホールを左右に2つ出現させたり、アナザーディメンションを連続で放ってきたり、魔力球やキルニードルの数が増加するなど、攻撃面でも様々な強化が施されている。


なお、今作で追加されたマホロアエピローグラスボスを差し置いて原作と変わらず最終戦の相手を務めているため、不穏な休憩所BGMも相まってこの時点で「何かある」と勘付いたプレイヤーもいたのだが……。


使用技(wiiデラックス)

  • マホロア砲

初見殺し。

開幕から2本もぶっ放してくる。

当然ながら上空に逃げても漏れなくビームの餌食となる。マホロアの真上と真下のみが安全地帯。


  • ワープホールアタック

画面端が安全地帯ではなくなり、斜めに突進してくるパターンが追加された。


  • キルニードルワープ

長時間画面に居座って移動を阻害し続ける設置技としての性質を持つようになっており、そのまま魔力球を撃ったり更なる針を追加したりして相手を仕留めにかかる。

自機狙いでカービィの真下に展開するパターンも追加されている。


  • 魔力球

球の数やサイズが更に増加。左右セットで放ってくることも。

ワンアクションで同時に発射せず多段で一つずつ投げてくるパターンが追加されており、攻撃判定の持続が長くなっている。

また、左右から沸くパターンは球体が大粒弾に変更されており、発生した瞬間に画面端へ攻撃判定が届くようになった。間合いをとって逃げ腰で戦っているとかえって不意の一撃をもらってしまう。

後述のブラックホールもあわせ、端に逃げるプレイヤーをメタったボスなので画面中央に陣取って戦う方が無難。


  • ブラックホール

初見殺しその2。

巨大なブラックホールを左右画面端に2個出現させる。「ブラックホールはとりあえず画面端に向かって逃げておけばいい」という歴戦プレイヤーが持つ経験則を逆手に取った凶悪な攻撃といえる。無論、リーフやサンドなどの無敵防御も含んだガード無視は健在で、捕縛時にこちらのコピー能力を破壊する性質もそのまま。ここまで自分が愛用してきた能力がなくなってアタフタしている間に敗北…ということも珍しくない。


回避方法は中央部に留まるように、歩き続けること。もう一方のブラックホールに吸われそうになったら、すぐに踵を返して歩き続けよう。吸引力自体は1個の時よりも抑えめになっており、歩いても回避出来る分、ダッシュすると勢い余ってそのまま反対側へ突っ込んでしまう危険がある。

発動直前の時点でカービィが画面端へ吸い寄せられる挙動を示す。


  • コーリングショット

速度が更にアップ。ブラックホールで能力を奪われていた場合はここで入手を試みる事になるが、吸い込み無効のゴルドーやがんばりすいこみを要求するアーマーハルカンドルディなどの大型の敵も当然のように混ざるため、コピーを得るにもリスクが付き纏う。


3発連続で使用してくる。2発目以降は発動モーションが短めなので注意。


  • ワープマホロア砲

画面端を覆うようにワープビームで囲った直後に安全地帯である画面中央に追撃のビームを放ってくるパターンなどが追加されている。


  • リバースワールド

画面を反転させ、プレイヤーの混乱を誘って仕留めようとする。上下のみが反転するのは強化前と同じ。






真・格闘王の道

以降、ネタバレ注意!












『Wiiデラックス』版の真格闘王におけるマホロアソウルは、原作真格闘王やエクストラモードでの戦闘時とは異なり、体力が半分になっても行動パターンの変化が起きず、スーパー能力の攻撃を放ってこない。


それどころか、体力を削り切っても撃破ムービーに入らず、何故か回復アイテムのリンゴを一つ落とす。そして………。




















CROWNEDマホロアソウル (Wii DXバージョン)

カービィ、ボクは キミが ニガテダナァ。

ダマサレたって、キョトンとしちゃってサァ。

何度モ キミに タヨルのは しゃくダケド…もう、イイヤ。

星のカービィ。早くサァ、頭のコレ ブッコワシテヨ。

そしたらマタ、クックック…カラかってヤルヨォ!


(太字部分は赤く、最終行の笑い声の部分は特に小さく表記されている)


なんと、ここからが本番と言わんばかりに第二形態へ移行。

マホロア本来の目が消失し、ダークマター族と何ら変わりない一つ目の姿へと変貌。最早完全にマホロアの面影は消えてしまっている。

完全にマスタークラウンそのものに変化したともいえる状態となり、更に新たな大技を2つ引っ提げ、スーパー能力の数々で猛攻を仕掛けてくる。

また、ガード削り時のダメージが非常に大きい技が多く、下手にガードすると連続ヒットしてゴッソリと体力を持っていかれるようになっているため、ガードに頼らないガチ避けを要求してくる気質のボスになった。


第二形態から使用してくる技


開幕から今作で追加された2つのコピー能力をスーパー能力の如くド派手にぶっ放してくる。


両の手のひらに浮かべた魔法陣から巨大な砂嵐を2つ生み出し、こちらに投げつける。

画面全体を蹂躙する広範囲攻撃で、砂嵐の飛んでくる方と反対側の画面端のみが安全地帯。


巨大なアーマーキャノンを召喚し、そこから巨大な火炎弾を3発打つ。

火炎弾は着弾すると炎を残し、次々と降り注いで地上全域を順番に着火していくため、空中で巨大な弾の間を縫って避けなければならない。

そして最後に二本の極太レーザーで画面中央を薙ぎ払う。


炎の竜が縦と横両方から同時に出現するようになった。最後には縦2本、横2本の計4本が飛んでくる。

炎の竜は背景のマホロアソウルがいる位置で交差するように放たれるので、安全地帯を見極めよう。


マホロアソウル自身に加え2つの巨大な電撃弾が出現し、合計3つの電撃弾が同時に画面内を暴れまわる。

この2つの弾は地上の全域を攻撃しながらカービィを画面端に追い詰め、そこから別々の方向にバウンドする事で隙間の無い空中追撃をしかけるというもので、ダッシュで逃げようとすると術中にハマってダメージを負う。

画面端へ逃げようとした時点でほぼアウトなので、マホロアソウルが飛んだ方角と逆の方向にホバリングをしよう。


この2つのみエクストラモードから強化されていないが、代わりに必ずリバースワールドで画面を上下反転させた状態で放ってくる。




演出面に関しても変化が起き、第二形態戦に突入すると戦闘中のBGMがスターアライズ原曲からアレンジ版に移行。

BGMの各所にマホロアのものと思わしき微かな叫びが混じるようになり、「ガンバッテ」、「タスケテ、カービィ」と、カービィ達に対して応援や助けを求める言葉を発しているようにも聞こえる。


加えてポーズ画面のスペシャルページの説明文も、上記のように彼の独白に変化しており、そこにはカービィに対する想いが綴られている。

全体的にカービィに助けを求めるような文面となっているが、あくどい笑い声をあげつつ彼をからかおうとする彼らしさが溢れた文になっている。

また、その説明文では全体的に文字のサイズが第一形態のものよりも何故か小さめになっており、マホロアの面影がない姿に変貌したことで彼本来の意識がより薄れているということなのだろうか。


苛烈な攻撃を潜り抜けて倒すと、マホロアは断末魔を上げながら異空間へと吸い込まれ、何処かへと飛ばされていく。

原作の時点で「カービィの名を叫んでいるように聞こえる」という考察が挙げられていたが、サウンドルームではこのシーンの断末魔ボイスが『解キハナ…ッテ……K…r……b……ー!』という題名であることが確認でき、上記の考察を裏付ける形となっている。


本編およびエクストラモードとは異なり、クラウンが破壊されず、マホロアソウルの姿のまま異空間へ飛ばされているため、見ようによってはマホロアを救えなかったバッドエンドルートとも解釈できるような描写にも見える(ただし前半のスペシャルページの通り、カービィはマホロアを救うためにマホロアソウルと戦っている)。

異空間に吸い込まれる直前、マホロア第二形態やエクストラモードのマホロアソウル同様燃えている事から吸い込まれた先で元に戻っている可能性はあるが、現状だと詳細は不明。


なお、マホロアエピローグの冒頭ではマホロアソウルが撃破されるシーンがあるが、マホロア本来の目があるマホロアが元の姿に戻ってマスタークラウンが砕けるマホロアが昇天するかのように消える描写があるため、真格闘王の道からではマホロアエピローグに分岐されないことが示唆される(真格闘王クリア後にマホロアエピローグを最初からやり直しても同様である)。


真格闘王のマホロアがそのまま異空間に消える演出についてだが、「Wii版の開発中では、クラウンが壊れてマホロアが解放される演出は収集アイテムを全て集めた時のみ見られる演出にする予定だったが、スタッフがこの描写は必要不可欠だと判断し、アイテムを集めなくてもマホロアが解放されるようにした」と言う裏話があることから、『開発当初の没イベント』を実現したファンサービスの可能性もある。


真格闘王のマホロアソウルの技や背景は『Wiiデラックス』が発売されるより前から存在していたWiiの改造版『Revenge of Dreamland』や『Unfair Magolor Soul』と共通点が多いがHAL研究所がそれらを参考に真格闘王のマホロアソウルを制作したのかは不明。


真・格闘王への道に登場する強化版の正式名称はエクストラ版と同様「マホロアソウル」である。

しかし、Wiiデラックスで元々エクストラ仕様だったのを真・格闘王限定で更に超強化した事から、ファンの間では真マホロアソウル、マホロアソウルEX、マホロアソウルDXといった俗称で呼ばれる事も多い。

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