「タイムファイヤー!」
CV:笠原紳司
スーツアクター:今井靖彦
概要
シティガーディアンズの滝沢直人が変身する戦士で、物語中盤から登場する。
そして、史上初の初期メンバーとカラーが重複した追加戦士でもある。
容姿がタイムレッドに似ているが、頭部のゴーグルが炎あるいはティラノサウルスの上顎を思わせる形状でスーツに黒のカラーリングがある。
戦闘時に見せる、DVディフェンダーの銃身で左手の甲を何度か軽く叩く仕草が印象的。
所謂追加戦士ではあるが、初期メンバー5人とは違いシティガーディアンズの一員としてロンダーズファミリーと戦うため、実質的には第三勢力的存在といえる。
なお、直人を演じた笠原氏によると変身ポーズは宇宙刑事へのオマージュであるとのことで、粒子が固着してスーツに変化する場面や発光させた剣によるトドメなどの要素も宇宙刑事に近しいものがある(引用元のツイート)
装備
ブイコマンダー
CV:デビー・リギアー
タイムファイヤーの左腕についているブレスレット型変身アイテム。音声入力によって変身及びブイレックスの操縦を行う。
使用者に対して音声ナビゲートをすることも可能で、最初の戦闘では英語で直人に指示を送っていた。
DVディフェンダー
タイムファイヤーの専用武器。銃・剣にそれぞれ変形可能。
タイムエンブレム
初期装備ではなく、終盤にてシオンから贈られた。初期5人のものとは同型ながらカラーが異なる。
玩具では「タイムエンブレム Version-F」という名称が付けられている。
必殺技
DVリフレイザー
ディフェンダーソード時はファイナルモードを発動することで敵をX字に切り裂いて圧縮冷凍させる。
本編では他の5人との合同技は最後まで使用しなかったが、『海賊戦隊ゴーカイジャー』ではゴーカイジャーがゴーカイチェンジしたタイムレンジャー6人による連続斬りのベクターエンド・ビートディフェンダーを使用。
パワーレンジャーでの活躍
『パワーレンジャー・タイム・フォース』では量子を意味するクォンタムの名を持つクォンタムレンジャーとして登場。
変身者はエリック・マイヤーズで、原作同様レッドに対するライバルポジションだが、こちらは生還している。
レッドの名は既にレッドタイムフォースレンジャーで使っている為の措置と思われるが量子はタイムレンジャーの題材である時間移動にも関わっている為、タイムレンジャー関連のレンジャーとしては違和感はない。
追加戦士用としては珍しくバトライザーが用意された。シンプルなデザインではあるが、原作に近いイメージを保っている。
もっとも、バトライザーの多くは原作視点で見ると(一部を除いて)場違い全開なデザインが当たり前ではあるが。
フォーエバー・レッド
自作『パワーレンジャー・ワイルド・フォース』ではタイムフォースレンジャーと共にワイルドフォースレンジャーと共闘し、「Forever Red」にて、歴代レッドレンジャーの1人として登場する。
シリーズ初期の展開上の都合で『五星戦隊ダイレンジャー』のレッドであるリュウレンジャーがハブられた(しかも大神龍が敵の巨大ロボ「セルペンテラ」として登場する皮肉)が、その穴を埋める形でクォンタムレンジャーが参戦する事でレッドが丁度10人揃った。
関連イラスト
関連タグ
バージル(デビルメイクライ):パワレン版と声優が同じ。格ゲーでは他の格ゲーにおけるバージルを意識した性能になっており、台詞もほぼ同じ。というか、パワレンの格ゲー自体どこかで見たような技が多く登場するパロディゲーム的な側面を持つ。
仮面ライダーギャーゴ:23年後に登場する、同じ演者が変身するヒーロー。
愛する娘を守るために戦う力を手にしている点がタイムファイヤーと異なっている。