ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

 オオサンショウウオ科に所属するサンショウウオで、世界最大級の両生類。その体長は150㎝にも達する。オオサンショウウオは日本固有種であり(近縁種は台湾並びに中華人民共和国にも生息)、特別天然記念物ならびに絶滅危惧種Ⅱ類に所属している大変貴重な生物。

 近縁種と区別するためヤマトオオサンショウウオとも呼ばれる。

 見た目はのんびりしているが、獰猛な肉食生物であり、カエルなどを丸呑みにしてしまう。生命力の高さから「半分に裂いても死なない」という俗説が広まり、ハンザキの異名を持つこととなった。勿論そこまで生命力は高くないし、何よりこの希少生物でそんな実験を行ったらどんな目に遭うかくらいはわかるだろう。そんなことをしても大丈夫なのはプラナリアレベルである。

 「ハンザキ」の漢字表記は「半割」または「半裂」。

 ハンザキ大明神のように的存在とみなされることもある。

近年では、帰化した中国産との交配が進んでおり懸念が広がっている。中国産は更に巨大で1.8mに達するらしいが、今でも食用である。

 なおヨーロッパでは、分類学が未熟な時代に巨大なこの種の化石が、ノアの方舟時代の人類の骨だと思われていた。

登場する作品

関連項目

サラマンダー 天然記念物 ウーパールーパー

オオサンショウウオさんアニメマクロスF』に登場するマスコット。

プラナリア本当に半分に裂いても死なない事で有名な生物。

イモリ:オオサンショウウオと同じ有尾目に属する生物だが、こちらは実際に高い再生能力を有しており、半分に裂かれるのならともかく、尾や足、目、ひいては脳や心臓の一部を切り取られても再生できることで有名。