婆裟羅(STG)
ばさら
概要
戦国時代にロボットなどのSF要素をミックスした世界観を持つ。
登場する戦国武将達は雑賀孫市や百地三太夫、蒲生氏郷を女性キャラにしたり前田利家をオカマにするなどぶっとんだアレンジによって強烈なキャラ付けが施されている。
一方で明智光秀を史実通りに初老の男性として描いたり、黒人小姓の弥助を始めとしたマイナーな人物にスポットを当てるなど、後の無双系にも連なるアレンジ戦国モノの先駆けとも言える。
また、デザイナーが公式4コマでネオロマンスネタを披露するだけあって妙にイケメンが多く、あの戦国BASARAより5年も先駆けた『腐女子向け戦国モノ』とも取れる。
長年移植が望まれていた作品ではあったが、ブラジルのゲーム開発会社・QUByte Interactiveが移植を担当する形で1・2がセットになった『婆裟羅コレクション』としてNintendoSwitch・PlayStation4・XboxOneの3機種に対応するマルチプラットフォームで販売・配信が決定した。
高難易度の代名詞ともいえるジャンルのSTGだが、システムの関係で比較的難易度は低め。
2では『地の書(EASY)』と『天の書(HARD)』という風に難易度分けがされている。
『地の書』は全1周、『天の書』は全2周だが天の書1周目の時点で地の書を上回る難易度になっている。
システム
『斬り攻撃(接近攻撃)』の要素を取り入れた縦スクロールシューティング。
実はこの斬り攻撃、攻撃範囲が比較的広い上敵弾も斬って無効化することも可能である。
敵機と接触しても弾かれるだけなので接近戦を挑んでも大丈夫。
無効化できないのは敵の直接打撃と2から登場した紫色の弾程度な為、斬り攻撃を利用することで安全にゲームを進行できる。
ただし斬り攻撃は『溜め撃ち』扱い、つまりチャージ時間が必要になる為
その間はしっかり敵弾を回避しなければならないので注意すること。