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概要

VISCOが発売したSTG。アーケード稼動開始は2000年

翌年の2001年には続編の『婆裟羅2』が稼動。

戦国時代ロボットなどのSF要素をミックスした世界観を持つ。

1作目は関ヶ原の戦い大坂の陣が、2は本能寺の変が題材。

登場する戦国武将達は雑賀孫市百地三太夫蒲生氏郷を女性キャラにしたり前田利家をオカマにするなどぶっとんだアレンジによって強烈なキャラ付けが施されている。

一方で明智光秀を史実通りに初老の男性として描いたり、黒人小姓の弥助を始めとしたマイナーな人物にスポットを当てるなど、後の無双系にも連なるアレンジ戦国モノの先駆けとも言える。

また、デザイナーが公式4コマでネオロマンスネタを披露するだけあって妙にイケメンが多く、あの戦国BASARAより5年も先駆けた『腐女子向け戦国モノ』とも取れる。

長年移植が望まれていた作品ではあったが、ブラジルのゲーム開発会社・QUByte Interactiveが移植を担当する形で1・2がセットになった『婆裟羅コレクション』としてNintendo SwitchPlayStation 4XboxOneの3機種に対応するマルチプラットフォームで販売・配信が決定した。

高難易度の代名詞ともいえるジャンルのSTGだが、システムの関係で比較的難易度は低め。

2では『地の書(EASY)』と『天の書(HARD)』という風に難易度分けがされている。

『地の書』は全1周、『天の書』は全2周だが天の書1周目の時点で地の書を上回る難易度になっている。

システム

『斬り攻撃(接近攻撃)』の要素を取り入れた縦スクロールシューティング。

実はこの斬り攻撃、攻撃範囲が比較的広い上敵弾も斬って無効化することも可能である。

敵機と接触しても弾かれるだけなので接近戦を挑んでも大丈夫。

無効化できないのは敵の直接打撃と2から登場した紫色の弾程度な為、斬り攻撃を利用することで安全にゲームを進行できる。

ただし斬り攻撃は『溜め撃ち』扱い、つまりチャージ時間が必要になる為

その間はしっかり敵弾を回避しなければならないので注意すること。

溜めが完了した瞬間には短い無敵時間が発生するため、自機が無防備な時間は意外と少ない。

関連タグ

STG 戦国 メカ ロボット

『婆裟羅2』での登場キャラ

操作キャラ

武田信勝 百地三太夫 明智光秀 清瀧坊(デモ画面では「清瀧坊随風」) 雑賀孫一(隠しキャラ。『1』の祖父)

敵キャラ

【】内の中ボスは前の面で兜首を全斬した場合右側の武将に変化する。

※細川忠興は「自ら義父を葬る事での助命を願おうとする」という設定があり、操作キャラが明智光秀の場合必ず出現する。

織田信忠軍

織田信忠 YASUKE 堀秀政 【細川藤孝細川忠興】※ 丹羽長秀

柴田勝家軍

柴田勝家 佐々成政 金森長近 【筒井順慶筒井定次】 島左近

前田利家軍

前田利家 神戸信孝 【前田利長前田慶次】 森長可 不破光治

滝川一益軍

滝川一益 北畠信雄 藤堂高虎 【九鬼嘉隆/九鬼守隆】 河尻秀隆

羽柴秀吉軍

羽柴秀吉 大谷吉継 【加藤清正福島正則】 蜂須賀正勝 【黒田官兵衛/黒田長政】

織田信長軍

織田信長 【蒲生賢秀蒲生氏郷】 森蘭丸 中川清秀 【池田恒興池田輝政

(天の書2周目では信長の乗機を撃破後、生身の信長と最終決戦となる)

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