プロフィール
概要
私立月光館学園高等部2年生。
クラスは主人公の隣で、あまり学校に来ていない。劇場版では失踪前の風花と結城理の交流が描かれる。
病弱なために適性者が集まる特別課外活動部勧誘は見送りとなっていたが、実際はイジメを受けて学校に閉じ込められた事からタルタロスに迷い込んでいた(影時間は1日に1時間しか到来しない為に餓死を免れていた)。
その後、真田明彦の提案で捜索隊が出され、満月の日であったことから大型シャドウの襲撃も重なったが無事救出され、以降は特別課外活動部に参加する。
ちなみにゲーム版では不登校及び行方不明の件は担任の江古田が揉み消していた(江古田は桐条美鶴から処罰を受けている)が、露骨な不祥事はマズイと判断したのか劇場版ではカットされた。
人物
ペルソナのみならず精神面からも活動部を支える癒し系で成績も優秀。
気が弱い所もあるが、芯の通ったしっかり者でもあり、自身を苛めた人物を許す寛容性も持ち合せる。
家は医者の家系だが、両親はそうではなく、彼らに医者になる事を強く期待されていた事が重荷になってしまい、家庭に居場所を見出せずにいた。
趣味は機械いじり。パソコンのハッキングスキルや自作で機器を製作する実力を持ち、個人用のはんだごてまで有している。
コミュ形成には「死に至る猛毒」「殺人料理」と揶揄される料理に挑む勇気が求められる。
女主人公版ではややハードルは下がったものの、それでも勇気は2必要。
ちなみにS.E.E.S.女子メンバーで唯一主人公の性別でコミュ内容が大きく変わる。
なお、「運命」コミュでは写真部・管弦楽部・美術部のいずれかに属する事が判明している(所属する部活は男性主人公の選択によって変わる)。
容姿
制服の下には髪と同じ色のタートルネックを着込む。
実は着痩せするタイプであり、屋久島で披露する水着はすばらしい……。
ペルソナ
專用ペルソナ:ルキア→ユノ
風花自身が命を感じ取ると表現する、サーチ・情報収集に優れたペルソナ。
発動中はペルソナ本体のスカート内部のドーム部分に風花を収容する、
加入後は桐条美鶴に代わって探索と戦闘のナビゲーションを担当し、指示を出すことで完全ランダムスキル「オラクル」を発動する。
元ネタはシラクサにいたとされる聖人ルチア。目をくり抜かれる凄惨な拷問を受けながらも教えを貫いた殉教者である。おそらく、女性聖人からの連想で女教皇の担当になったのだろう。
後期ペルソナの元ネタはギリシャ神話の女神ヘラに対応するローマ神話の女神ユーノー。
目がくり抜かれたルチアに対して、こちらの仮面には夥しい数の目、背中にはユーノーの聖獣である孔雀の尾羽の意匠が確認できる。
女教皇は一説では処女性を表すアルカナとされており、貞節の女神とされるユーノーがこの担当になったとしてもおかしくはない(ちなみに、ブザンソン版タロットでは女教皇はユーノーに置き換わっている)。
また、ユーノー(ヘラ)はゼウス(ユピテル)の浮気を聞きつけては浮気相手に制裁を下すエピソードで有名な為、早耳という要素もまた、ユーノーが支援ペルソナとなるのに充分な説得力があると言える。
とはいえ、嫉妬深い事で有名なこの女神の気質と寛容さの塊のような風花の気質はまるで正反対なのだが…。
P4U
家庭用P4Uのエリザベスを除くP3勢のストーリーモードに登場。美鶴の召集で駆けつけた。
「シャドウワーカー」には非常勤メンバーとして籍を置いていて、美鶴からは正式加入を(半ば冗談気味に)望まれているが「職業が特殊部隊になるのはちょっと…」と、正式隊員になる気は無いらしい。
髪は伸びて三つ編み。大学に通う大人っぽく成長した容姿に、他が揃いも揃って色物な中、どことなく上品さが漂う洋服に安心感を覚える。
テレビ外でペルソナを使えることに久慈川りせや花村陽介からは驚かれている(ペルソナ4勢はテレビ外ではペルソナを使えない)。
ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト
エリザベスによってベルベット姉妹の喧嘩に巻き込まれる。
コミュニティストーリーでは、偶然つながった「ネット通信の相手」とコンタクトを取る。
ペルソナQ
台風で文化祭が中止となった夜。
タルタロスを訪れた特別課外活動部の一同はベルベットルームに迷い込む。
急降下し始めたエレベーターが停止した先に待っていたのは、同じく迷い込んだ「自称特別捜査隊」と「やそがみこうこう」と呼ばれる異なる世界の文化祭だった。
自分以外では初めてとなる支援型ペルソナ使いと交流を育み、悪夢の殺人料理コラボを果たす。
続編『ペルソナQ2』にも登場。
前作のP4メシマズガールに加え、機械やPCに詳しい佐倉双葉とは(直斗も交えて)理系オタトークをした。
関連イラスト
関連タグ
ペルソナ3 ペルソナ3ポータブル P3M P4U P4U2 P3D ペルソナQ ペルソナQ2