誕生までの流れ
2022年8月。『ドッキリGP』では、菊池風磨vs森脇健児vs向井康二で人気コーナーである「バンジー・ロワイアル」を実施。この日は裏の『24時間テレビ』に対抗した4時間スペシャルとあって、森脇と向井はそれぞれタイ、ニュージーランドから参戦する膨大な予算と労力をかけた世界大会だった。番組としては、風磨と向井の決勝戦を見せたかったのだが、向井が劇的な弱さを発揮して1回戦敗退。そして決勝戦でそのまま森脇にも勝利した風磨が優勝。
「飛ばそうと思ってたべ?飛びませ〜ん♪」
この結果を目の当たりにした番組は「こんな終わり方があっていいのか?」「向井も口には出さないが、悔しくてたまらないはず…」と本人がそうでもないのを尻目に、その8ヶ月後に向井vs風磨の2人で二本先取リベンジマッチを開催。悔しくないと言いつつも、リベンジに意気込む向井。(一方の風磨は、前回優勝したにも拘らずまた参加させられる事が嫌でなんと逃亡を図るが、つい最近自分が出演していたテレビドラマで、自分が演じた人物と同じように(安っぽい)青鬼の面を付けたスタッフにあっさり確保されて、『日テレに怒られるぞ!』と悪態をつくも抵抗虚しく強制参加させられた)。
が、1回戦は(向井にしては善戦だったが)普通に敗北。何とかイーブンにしたい2回戦のお題は、番組が向井を贔屓した「タイ料理の名前(タイは向井の故郷)」。『オイそれ卑怯だろ!!』とブチギレながらも少ない知識を絞り出す風磨に対し、カオニャオ・マムアン(もち米にココナッツミルクソースとマンゴーを添えたタイの定番スイーツ)と言う聞き慣れない料理で風磨を翻弄する向井。
だが、事件は3巡目で起こる…
風磨が「マッサマンカレー」という、向井ですら知らないタイ料理を出してくる。そして向井のターン。次はどんな料理を出すか…と思いきや、マッサマンカレーの回答前に「…えっ?」と口走ってしまう。
そう、彼は忘れたのだ。つい数秒前の言葉さえも。
ナレーションは「嘘だろ、向井…頼むから嘘だと言ってくれ。我々は風磨にキレられながらも、向井の為にこのお題を出したのだ。タイ料理の名前でダメなら、オマエは何なら勝てるんだ…?」と大呆れ。スタジオメンバーは何とか声援を送るものの、無情にも時間は過ぎ、向井のバンジージャンプが決定。ゲームマスターすら「タイ料理の名前で負けられてはもうどうにもできません…」と匙を投げる。言葉が出ない向井に対し、大喜びの風磨はこう歌い出す。
飛〜べ〜 飛べ飛べ マッサマン♪ 行け!行け行け マッサマン♪
「ガッチャマンの歌」で自分の失敗を弄られる。この屈辱に声も出せず、(バックでガッチャマンの歌が流れながら)向井は再び空を舞ったのであった…。
そこから更に3ヶ月。向井に新企画のスタートが告げられ、衣装に着替えるよう指示が出る。赤を基調とした、ヘルメットに全身タイツに長靴と、珍妙なスタイルをしたヒーロー。それこそが…
記憶忍者隊 マッサマンだった。
概要
前述の敗北などを経てスタッフは向井の記憶力が心配に。そこで、記憶力の向上、そして風磨への再リベンジを目的として本企画が始動した。
スタッフはコーナーに力を入れているようで、オープニングテーマとして「ガッチャマンの歌」の替え歌「マッサマンの歌」もあるが、主役の向井ではなくコーナー名の元ネタを出した風磨が歌唱している。
コーナーの流れ・ルール
マッサマンの誕生経緯や前回のあらすじなどを紹介した後、マッサマン登場。その後、オープニングテーマが流れ、対戦相手である小学生が登場。バンジー・ロワイアル同様お題に沿った言葉を出していく古今東西で対決するが、この時、前までに出た答え全てを順番に言わなければならない(例:「題:赤いもの」の場合、イチゴ→イチゴ、ポスト→イチゴ、ポスト、トマトと答える)。マッサマンが負けた場合は罰ゲームとしてその場で逆バンジーをさせられる(さすがに小学生は免除)。この他、大人のゲストが来る場合もあり、その場合はマッサマン・ゲスト・小学生の三つ巴バトルが行われる(ゲストも負ければ飛ばされる)。また、この場合は敗者脱落方式で2回戦まで行われる(2回戦は1回戦と同じお題で、1回戦に出た解答をもう一度言ってもいいし、新しいものでもOK)。
なおルール上禁止されてはいないので相手に答えやヒントを教えることも許される(なお、ストップを見かねた小学生がマッサマンにヒントを教えたケースもある)が、野次や独り言で相手の妨害をすることもルール上問題ない(流石に小学生相手には誰もしていないが、三つ巴戦でゲストがマッサマン相手に仕掛けることやその逆パターンは度々ある)。
マッサマンの歌
本作のOPで歌っているのは前述通り菊池風磨。元ネタはパロディ元の「ガッチャマンの歌」。フジテレビのイベントで歌詞カードが配布されたこともある。
サビの部分以外も替え歌にしており、さらにはマッサマンによる昭和特撮のようなOP映像も収録しているという力の入れよう。映像は回ごとに微妙に変わっている。
映像では颯爽と空を飛んだり、車に轢かれそうな子犬を助ける普通にヒーローとしてかっこいいシーンもあるかと思えば、テレビ局に入ろうとして警備員に制止される、警察官に職務質問される、記憶力向上のための本を読む、はたまた普通に合成前の撮影シーンがそのまま流されるといったダサめなものも。
- 第8話では正月スペシャルとして書き初めをしたが、自虐ネタとして「俺は哺乳類なのか」の名言を書いた…と思いきや、よく見ると「俺は類乳類なのか」となっていた。
- 第9話ではカメラマンの持つ撮影用カメラに『打倒風磨』と願掛けを書いていたが実際は『脱当風習』と漢字を間違えまくっており、(もっと言えば向きも逆だった)スタジオの風磨本人からも『酷いな、どれも合ってない』と呆れられていた。
なお、歌っている風磨本人はグラサンに、ジャケットにネックストラップと、一昔前のスターみたいな格好をしてめちゃくちゃノリノリでレコーディングしている。また、風磨の横には2回目のバンジーを飛んだ際の向井の情けない顔の写真が額縁に入れて飾られている。
見どころ
- 対戦相手は小学生であるため、流石に勝てる…と思いきや、その小学生はお題の分野についてかなり詳しく、知名度の低くかつ長い名前(ホンソメワケベラやニセクロスジギンポなど)のものを出してくるため、マッサマンを苦しめるが、番組内ではあくまで「たまたま」詳しかったということになっている。しかし、答えに詰まったりする子もいるため勝ち筋が全く無いわけでもない。
- 現在マッサマンの戦績は3勝17敗。風磨との対戦も含めれば3勝19敗(さらに言えば風麿とのリベンジマッチでは2セット先取マッチで連敗したため、それをカウントに入れれば3勝20敗とも言える)という酷いものになっている。特にゲストがいる回では「主役なのに初戦敗退」が当たり前になっている。
- 相手の小学生が強いというのもあるが、マッサマン自身がとにかく弱いのが1番の原因。他の人は一度答えに詰まっても一回は思い出すことが多いのに対し、マッサマンは一度忘れた答えを思い出すことが極めて稀。そのため、マッサマンが答えに詰まった(「マッサマンストップ」とも呼ばれ、「必殺技」「恒例」などと弄られる)ら、ほとんど敗北が確定したとも言ってしまえる(実際、第6話で初めて克服するまでマッサマンストップから復帰することなく敗北していた)。
- 加えて、マッサマンは知識量も少ない。小学生の怒涛の攻撃を凌ぎ回答を絞り出したとしても、ネタ切れを起こし何もできずに逆バンジーの餌食になるというパターンも。また、酷い時はお題について全く知らないと言うこともある
- 第3話で「哺乳類の名前」がお題だった時、そもそも哺乳類が何なのか知らなかった(試しに出た答えは「トカゲ」。あまりな事にスタッフからも驚きの声が上がってしまっている)。また「人間」と言う答えが出た時、「俺は哺乳類なのか…」という名言が出た。本気か!?マッサマン。
- 第12話ではペンギンが鳥類であることを知らなかった。しかもそれを芸能界屈指のおバカで有名であり、敗退してる身の横川尚隆からも煽られた(横川は知っていた)。
- 第13話ではトライアングルという楽器自体を知らなかった。これは向井自身がタイ育ちであるため、触れる機会がなかったとも考えられるが、その後の「トライアングルだから四角形でしょ?」という発言は流石にフォローできない(もちろん正解は三角形)。
- 第14話ではさすがに学習したのか人間も「哺乳類」ということを村重杏奈に教えていた。ただし村重の「牛乳飲むイコール哺乳類」に同調する、「トカゲは両生類」と発言する、「文房具ってどこまでが文房具?」と聞く等、知識量が怪しい部分もあった。
- また、マッサマンは調子に乗りやすく、相手が止まる→子供のようにはしゃぐ→相手が思い出す→打って変わって落胆と言うのがお約束。なお、その様子と対比し、極めて冷静な(あるいはマッサマンにあきれた様子を見せる)小学生が映されることも多い。
- 他にもマッサマンは大人げない部分がかなり多く、ゲームマスターが小学生の出した長い単語の解説を頼んだ際に「(忘れるから)トークを回すな!!」とキレかかったこともある他、第4話に至ってはやす子が答えに詰まった途端に(自分はすでに一回戦敗退している立場なのに)満面の笑みを浮かべていた。また、第8話では小学生が詰まった際、シソンヌ長谷川を飛ばすために小学生にジェスチャーでヒントを出すという行為に打って出た(小学生はそれにより思い出して正解、これには長谷川も当然文句を言った)。
- スタジオメンバーは基本的にマッサマンの味方であるものの、これらの失態に呆れることも多く、例えばマッサマンが三つ巴の決勝に残らないと「何で(決勝というコーナーの山場に主役のマッサマンが)おれへんねん!」(東野幸治)、「なんで(主役が)1番初めに落ちんだよ!」(アンタッチャブル柴田)、「マッサマンの企画だぞこれ!」(風磨)とVTRを見ているスタジオで野次が飛ぶ。ただし東野の発言によれば小池栄子はマッサマンの母という設定のため、小池がマッサマンに野次を飛ばすのはダメらしい。
- また、小池は第10話で、「いつもより(お題が)難しかったからね」など過保護なお母さんになっており、他のメンバーから「甘やかしちゃダメでしょ」と言われる。また、同回で(後述の)マツダマンが活躍したことに触れられると厳しい表情になり、長谷川から「よその子を褒められて表情を厳しくしないで」とツッコまれた。さらには第11話で敗退後マッサマンが涙を流した事について「泣くほど追い詰めないで欲しいのよ」と言ったり、第12話で敗退後にガヤをうるさく飛ばす横川に対して「クラス替えてもらえませんか?」と言うなど完全にモンスターペアレントと化していた。第13話でも「お母さんが甘やかしすぎでは?」という発言をされ、小池は「ちょっと突き放し時期に入ってみます」と答えた。
- ゲームの進行はバンジーロワイアルと同じくハイテンションなゲームマスター(声:襟川麻衣子)が行う。基本的にはゲームの邪魔をしたりはせず中立的に進行するが、時にマッサマンに対しては覚える時間を設ける・思い出す手助けを(少しだけ)するなど措置を講じることがある。ただしあまりにも酷い醜態を見せた時は「ギブアップしますか〜?」と促したり、しつこく考える時間を稼ごうとするマッサマンに対し「いい加減にしてもらっていいですかね?」と怒り気味だったことも。
- メンバーはもちろん、ナレーションも「ゲーム前の『今日こそ勝ちます!』的な宣言も最近は恥ずかしくて聞いていられない」「なあ、マッサマン。オマエはいつまでそうなんだ…」と呆れ気味。他にも「オマエの知識量は基本ゼロだ、行け!」などの弄りで笑いをとる。
- またマッサマンは相手の答えなどに対し意味不明なことやつまらないギャグを言う事が度々ある。例えば、「ボーダーコリー」という犬種を言われた後、「ボーダー康二♪」と言い、すかさず「つまんないぞ!マッサマン」とナレーションツッコミが入るなど。
- 向井本人を含めたスタジオメンバーや視聴者からはおおむね「ダサい」と言われるマッサマンスーツだが(実際よく見るとヘルメットも長靴も安物を改造してることがわかる)、小池のみ1話から「カワイイじゃん!」「かっこいい!」と高評価している。しかし、ゲストに「かっこよくない?」と話を振っては否定されるのもお約束。なお、ナレーションによると、「まあまあお金をかけて作ってもらった」とのこと。
- ドッキリGPというだけあってバンジー・ロワイアルでは(向井にも)ウソ収録の末ドッキリで参戦が告げられており、第1〜2話も本人には伝えられず突然収録が始まったが、第3話からはもはやドッキリすらかけられず、「今日はマッサマンやります」と普通に呼び出されており、スケジュール表にも普通に「マッサマンロケ」と書いてあるとのこと。
- 収録現場はフジテレビ本社があるお台場の駐車場(通称マッサマンベース)。予算やスケジュールの都合上1日2本撮りであり、奇数回の収録後すぐ偶数回の収録が行われる。この時、マッサマンが「今日2本撮り!?」と驚くのもお約束。
- 第11話と第12話(2本撮り)では、いつもの駐車場が何故だか使えなかったらしく第2マッサマンベース(千葉県にある「ロングウッドステーション」の駐車場)での撮影になった。
- 第15・16話では、マッサマンベースが場所バレしてしまったらしく、GoogleMapでも悪戯で「マッサマンベース」と表示されるようになってしまったため、神奈川県等々力にあるグラウンドで行った。
- 第17話では、再び違うマッサマンベースで行われた。
- 逆バンジーをやるためのクレーン車は、2台で約300万円(明言はされていないが、澤部がゲストの回でマッサマンがピンチの際、ナレーションに「逆バンジー(用のクレーン4台)だけでおよそ600万かかっているんだ」と言っていたため、そこから逆算するとゲストなしの回ではこの値段と推測できる)。そのため、番組としてもかなり力を入れていることが分かるため、その分マッサマンにはプレッシャーがかかっている。
- 第17話では、24時間テレビの真裏とあって、初のクレーン車3台を導入した。その費用は750万円(上記の計算で行けば900万円なのでは?と思っても触れてはいけない)。
- バンジーロワイアルでは新世紀エヴァンゲリオンをはじめとしたバラエティでは定番のBGMを使用していたが、本コーナーでは基本的にパロディ元であるガッチャマンのBGMを使用している。
- 2024年2月10日の第10話から、冬仕様としてスーツに腹筋の絵が描かれている。
- マッサマンは「戦隊モノのスーツのような腹筋が欲しい」と要求していたのだが、いつものタイツにマジックで書いてるだけだったため文句を言っていた。
放送内容
マッサマンとしての放送回にはそれぞれサブタイトルがついている。なお、参考までにマッサマンになる前の向井が「バンジーロワイアル」で敗北した回も記す。
放送日 | 第◯話 | サブタイトル | ゲスト | お題 |
---|---|---|---|---|
2022年8月27日 | - | - | 菊池風磨・森脇健児 | 料理の名前(1回戦)・ジブリ映画の名前(2回戦) |
2023年4月1日 | - | - | 菊池風磨 | 焼肉店にあるメニュー(1回戦)・タイ料理の名前(2回戦) |
7月8日 | 第1話 | マッサマン、初陣 | 魚の名前 | |
7月15日 | 第2話 | 2本撮りは、コスパ良し | 昆虫の名前 | |
8月26日 | 第3話 | 昼の男 | 澤部佑(ハライチ) | 哺乳類の名前 |
10月14日 | 第4話 | 敵、逃げる | やす子 | 魚の名前 |
11月4日 | 第5話 | 小さな夢、それは初勝利 | ||
11月25日 | 第6話 | マッサマン、成長 | 日本の路線名 | |
12月9日 | 第7話 | 最下層の戦い | 松田元太(TravisJapan) | 鳥の名前 |
2024年1月6日 | 第8話 | 番組内の順番決定戦 | 長谷川忍(シソンヌ) | 哺乳類の名前 |
2月10日 | 第9話 | 新たなるヒーロー現る | 犬の種類 | |
3月2日 | 第10話 | 成長するヒーロー | 色の名前 | |
2024年2月30日 | 第11話 | ヒーローの涙 | 長谷川雅紀(錦鯉) | お花の名前 |
4月13日 | 第12話 | マジで絶対負けられない戦い | 横川尚隆 | 鳥の名前 |
6月8日 | 第13話 | 雨ニモマケズ、風ニモマケズ | あばれる君 | 楽器の名前 |
6月29日 | 第14話 | 3人のM | 村重杏奈 | 文房具の名前 |
7月27日 | 第15話 | 怪人VSゲームマスター | ナダル(コロコロチキチキペッパーズ) | 野菜の名前 |
8月3日 | 第16話 | 帰ってきたえり足 | 猪狩蒼弥(HiHi Jets) | フルーツの名前 |
8月31日 | 第17話 | 真のヒーロー決定戦 | 長谷川雅紀(錦鯉)・松田元太(TravisJapan) | 哺乳類の名前 |
備考
- 第11話では、長谷川が「記憶力オジイヒーロー マッサノリマン」に扮して登場した。小学生には敗れたものの、意外に善戦し、マッサマンに勝利した。
- 第17話ではこのマッサノリマンと後述のマツダマンで初となる四つ巴を実施。マッサマンに勝利経験のあるマッサノリマンが意外にも初戦敗退、2回戦は主役のマッサマンがあっさり敗退。決勝もマツダマンが小学生に敗れた。
マツダマン
第9話で初登場した助っ人。その正体は、人類で最初にマッサマンに負けた男、松田元太(TravisJapan)。
他番組でも九九を言えないなどそのおバカっぷりを遺憾無く発揮している彼は第7話でマッサマンに初勝利を献上。その収録後、マッサマンのヘルメットを被ってマッサマン一家に弟子入りしていたのだ。
青いヘルメット・ジャージ・マントを纏い、マントには無茶苦茶な掛け算が書かれている。タイツのせいで短足気味に見える上に丸いヘルメットであるため、風磨曰く「ほぼドラえもん」。
ルールとしては舞台裏でマッサマンと共に出てきたワードを記憶し、マッサマンがアウトになった後、マッサマンの代わりに答え、クリアすればマッサマンも復活できる……のだが、先述通り九九も言えないレベルの彼はマッサマン並みに記憶力に乏しい為、初登場では結局答えられず全く役に立っていなかった(しかも「犬の種類」というお題にハチ公という答えを用意していた)。
しかし、第10話では前述通りマッサマンが覚えられなかった『クロミウムオキサイドグリーンブリリアント』を答えることに成功し、初めてマッサマンを助けることに成功した(しかし、その次のマッサマンの番で結局マッサマンがこれを忘れてタイムアップとなり、無駄に終わってしまった)。以前の敗北の際に徹底的にバカにされたことを少々根に持っていたのか、この時「マッサマン、僕は言えましたよw よわすぎっすよw げきよわっすw」と満面の笑みで逆バンジーを見守った。
なお、勝負に負けても逆バンジーを飛ばされるのはマッサマンのみでマツダマンにペナルティはない(すでにアウトになっているマッサマンへの救済であるため)。
登場BGMはガッチャマンファイターでサイドカーに乗ってくる。が第15・16話では等々力ベースではサイドカーが走れないためか、ロバ(マツダ号)に乗ってきた。
先述通り第17話ではプレイヤーとして2度目の参戦。「ヒョウ」を知らなかったり、以前のドッキリで出てきた架空の生物を実在すると思い込んだりと、相変わらずのおバカっぷりを見せつけながらも、マッサマンとマッサノリマンを下すなど善戦。小学生にはやはり敗れたが、ナレーションからは「まあ、お前はよくやった。少なくともメインキャラなのに前半で負けたマッサマンよりかは…」と賞賛(?)された。
27時間テレビ
7月20日~21日に行われるFNS27時間テレビにおいてドッキリGPと新しいカギにおいて行われる双方向コラボ企画。
カギサイドはシソンヌ・長谷川&風磨が新しいカギの企画『ティチャーを探せ』にゲスト参戦。ドッキリGPサイドは前回も行われたボムマジ爆発を行う。
出演者はカギ代表チームがチョコプラ、ハナコ、霜降り、ドッキリGP代表チームが東野、小池、恵、向井(マッサマン)、アンタッチャブル柴田、シソンヌ長谷川、若槻、松田(マツダマン)。ボムバーマン1号(小木)は司会を担当。
それぞれのチームから代表1~3名を選出して「ボムマジ爆発」に挑む。先に2回ミスした方に罰ゲーム。
ただし、罰ゲームは従来の爆発ではなく、前半はチーム全員に放水、後半は対戦者のみ逆バンジーをやることになる。ちなみにボムマジ爆発は去年も行われたが、その時の罰は従来通りの爆発だった。今回の罰ゲームが放水だったのは逆バンジーのため移動した野外での爆発が危険と判断されたためと思われる。
結果は、前半はマッサマンのミスは無かったものの、1勝2敗でカギチームに軍配。後半は1回戦にマッサマンが登場し、ハナコ岡部と対戦。1度は岡部を追い詰めたが、最終的にマッサマンが連続ミスで敗北。生放送で宙を舞う羽目になった。そして2回戦はまさかのMC東野が登場。1発勝負で粗品と対戦するが敗北し、東野も宙を舞った。
その他エピソード・余談
- 同番組の人気コーナー、「ボムマジ爆発」にも「リビングの松永さん」出演者として参戦。中島健人・黒川智花・藤原大祐と共に挑戦するも、わざわざ着替えさせられて参加させられた挙句、案の定マッサマンが(オマケで成功にしてもらっていたにもかかわらず)足手纏いとなり失敗。中島健人もマッサマンのヘルメットをつけるハメになった。
- 2024年3月30日より「マッサマンのマッサマンカレー」が発売。パッケージに可愛いマッサマンのイラストが描かれた「マイルド味」と筋肉ムキムキでリアルなマッサマンのイラストが描かれた「辛口」の2つの味があり、どちらにも「マッサマンシール」が入っている。
- シールの詳細は伏せられていたが、発売後実写マッサマンのものと判明。
- 店頭に並んだ途端完売が続出し、発売後2週間で増産決定が発表。さらにまた完売したため、6月22日に増産が決定している。
- さらにお台場冒険王2024でも販売しており、一番人気の商品となっているそうである。
- 風磨との対決で向井が飛んだのは日本一の高さ(215m)を誇る岐阜バンジー。高いだけではなく、ウイングスーツを着て滑空しながら楽しむという施設であり、そのウイングスーツが赤色でガッチャマンっぽいことが「マッサマン」の由来にもなった。
- 企画の前哨戦となった、森脇も交えた世界大会の際に風磨が配置されていたのもここである。なおマッサマン曰く逆バンジー(高さ40m)はこれより怖いとのこと。
- スタジオ準レギュラーの1人である若槻千夏の子供はマッサマンの大ファンであり、よくマッサマンの歌を口ずさんでいるという。なお、母親である若槻は「やめなさい!」と止めているとのことで、長谷川に「アンタも関係者なんだから止めないでよ」と突っ込まれた。
- 13話の冒頭では「ドッジボールチャレンジ」のナレーターを担当してる鬼太郎と目玉おやじも少しだけ参加しており、奇しくもマッサマンとゲゲゲの鬼太郎がコラボする形になった(なお、鬼太郎は塩対応であり、目玉おやじはマッサマンを知っていたので興奮気味だった)。
- 2024年7月20日から行われるフジテレビ人気イベント「お台場冒険王2024」において本イベントのメインキャラクターの就任が決定した。それを祝い恒例の記者会見ではキャッチコピーを思わせパイバズーカを当てるというドッキリを行われた。
- イベントにはマッサマンがマッサマンカレーを配布するなどの形で参加しており、同局のめざましテレビにも取り上げられるほどであった。
- 開幕前には、ドッキリGPレギュラーとともに会場を視察した模様が番組内で公開。その際、冒険王の顔として、自らの全身像が設置されており、それを見たことにより、感無量で涙し、小池と東野に抱きしめられて宥められる。更に、本来は自らの敵であることも忘れ、マッサマン生みの親である風磨にも抱きつき「風磨、ありがとうな」と感謝の念を告げた。
2024年8月31日の4時間SPにおいて無事にお台場冒険王2024はイベントメインキャラが無事に終わりを迎えた思いを込めてモニュメントして作られた巨大マッサマン像の前で撮影中、『ドッキリのドレミのうた』の「ソ:ソは反らされ水鉄砲(後ろに強制的に反らされやってきた子供たちが冷水入り水鉄砲を股間に当てる)をやらされた。
ちなみにこのドッキリを受ける2週間前、マッサマンの状態で歌うドッキリ内容は知っていたが、誰がドッキリを受けるかはしらされていなかった。
なお、彼の超えるべき壁こと風磨もこの『ドッキリのドレミのうた』の「ファ:ファッ(はっ)けよい残ったで挟まれる(歩いていたら突然左右から現れた力士に挟まれ少し先の泥プールに投げ飛ばされる。ちなみに用心のためスマホは預かってもらう)」をやらされた。
関連タグ
科学忍者隊ガッチャマン:コーナー名の元ネタ