原義
ある分野において功績を成した者が、その名を殿堂(寺社で最も高尚な建物)に入れられて称えられること。転じて、その物事を別格の扱いとして称えて末永く記録することなどを指す。
また昨今では稀に、一つ大会で連続優勝を重ねている王者に勝てる相手がいなくなった場合、その王者を『殿堂入り』扱いにして出場を停止させることがある。
かつて人気を誇ったテレビ東京のバラエティ番組『TVチャンピオン』では、途中から3度目の優勝を飾ると殿堂入りの処置を取るようになっていった。
いわば「名誉の出場停止」である。
大手ゲーム情報雑誌『ファミ通』では、多くのゲームファンから称賛されて愛されたゲーム機やゲームソフトを、独自にデータ集計やアンケートを回収して「殿堂入り」認定している。
殿堂入り(デュエル・マスターズ)
概要
殿堂入りとは、TCGデュエル・マスターズにおける「制限カード」にあたる措置である。
「殿堂カード」という非公式の通称もあるようである。
また殿堂入りよりも重い措置としてプレミアム殿堂があり、これに指定されたカードは1枚もデッキに入れられない。
一見すると輝かしい称号のようだが、要するに「デッキの自由度をなくしてしまうほど強すぎたために公式大会での使用を制限された」というカードたちである。
現在、殿堂入りが解除されたカードは1枚も存在せず、逆に殿堂入りからプレミアム殿堂に格上げになったカードは数多く存在する。これらのカードには調整版が出ることが多く、これからも殿堂解除は望めないだろう。
下記の意味で使用される事も多いため「殿堂入り デュエルマスターズ」と検索した方が良い。
殿堂入りカードとその指定年月一覧
2004年3月15日
サイバー・ブレイン(後にプレミアム殿堂)
2004年12月15日
アクアン(後にプレミアム殿堂)
2005年7月15日
スケルトン・バイス(後にプレミアム殿堂)
無双竜機ボルバルザーク(後にプレミアム殿堂)
2006年3月15日
ヘル・スラッシュ(後にプレミアム殿堂)
ロスト・チャージャー(後にプレミアム殿堂)
2006年4月15日
炎槍と水剣の裁(後にプレミアム殿堂)
2007年11月15日
2008年4月15日
インフェルノ・ゲート(後にプレミアム殿堂)
母なる大地(後にプレミアム殿堂)
呪紋の化身(後にプレミアム殿堂)
2008年10月15日
凶星王ダーク・ヒドラ(後にプレミアム殿堂)
2009年4月15日
母なる紋章(後にプレミアム殿堂)
ソウル・アドバンテージ(後にプレミアム殿堂)
2009年12月19日
聖鎧亜キング・アルカディアス(後にプレミアム殿堂)
2010年5月15日
エンペラー・キリコ(後にプレミアム殿堂)
2011年1月15日
邪神M・ロマノフ(後にプレミアム殿堂)
2011年7月23日
2012年3月15日
2012年8月11日(予定)
殿堂入り(ポケットモンスター)
各地方のポケモンリーグで四天王戦を勝ち抜き、チャンピオンに勝利する事。
またその時のメンバーを意味する。
この際、優勝者(プレイヤー)はポケモンリーグ本部のデータベースに、歴代チャンピオンの一人として名前が記録されることになる。
なお小ネタであるが、初代『赤・緑』版の初期型ソフトには殿堂入りを50回以上するとデータが自動で消えてしまうバグが存在した