概要
その名の通り、鳥または鳥系統の恐竜に近い姿をしたモンスター達で、モンハン世界の生態系の中層を占めている。
「イグルエイビス」という鳥脚亜目を起源とする種族で、
そこから「ケプトス」を祖先とし、ラプトル型恐竜の如く地上に適応した走竜下目(ランポス・狗竜などが該当)、
「ボルドル」を祖先とし、怪鳥型のワイバーンとして進化した鳥竜下目(イャンクック・ゲリョスなどが該当)、
「ボルドル」とは別方向に進化した、まんま鳥な真鳥下目(ガーグァが該当)という3つのグループに分かれている。
このうち、真鳥下目の“真鳥(しんちょう)”とは文字通り“鳥” を意味し、実際に(恐竜として見た)鳥類の区分に使われる名称であることから、
『鳥によく似た種族』ではなく、モンハン世界に於いては『本物の鳥類を含んだ種族』である可能性が高い。
そのためなのか、怪鳥型の鳥竜種も軒並み“鳥”と呼ばれ、殆ど竜扱いされない傾向がある他、モンハン世界の鳥類は翼爪や歯を有する種が多く見られ、中には明らかに鳥には見えないものも存在する。
なお、真鳥(類)と同じく“鳥脚亜目”も実在する分類だが、こちらは現実では鳥盤目の草食竜(モンハン世界ではアプトノスなどが該当)の区分の1つとなり、名前が被っているだけの別物なので注意されたし
(鳥竜種は鳥盤目ではなく、飛竜種・獣竜種・牙竜種と同じ竜盤目である。これは現実の鳥類も同様)。
ちなみに、(上記の都合上)肝心の鳥盤目モンスター達には鳥脚亜目が使えないので、架空の分類である“鎚尾亜目”や、トリケラトプスらと同じ“周飾頭亜目”などが適用される。また、骨格が鳥脚亜目っぽい草食竜達に関しては、鳥盤目ではなく竜盤目(“獣脚亜目”)に区分される傾向がある。
該当モンスター
モンスター名 | 別名/通称 | 特徴/初登場 |
---|---|---|
ランポス | 青い小型の肉食竜 | |
ドスランポス | ランポスのリーダー | |
ギアノス | MH2までランポス亜種と思われていた白い小型の肉食竜 | |
ドスギアノス | ギアノスのリーダー | |
ゲネポス | 黄色い小型の肉食竜 | |
ドスゲネポス | ゲネポスのリーダー | |
イーオス | 赤い小型の肉食竜 | |
ドスイーオス | イーオスのリーダー | |
イャンクック | 怪鳥 /[亜]青怪鳥 | 大きな耳を持つ鳥型の竜 |
イャンガルルガ | 黒狼鳥 /[二つ名]朧隻眼 | 極めて獰猛なイャンクックの近縁種 |
ゲリョス | 毒怪鳥 /[亜]紫怪鳥 | 毒や閃光を出す奇妙な竜 |
ジャギィ | 狗竜 | 頭部にエリマキを持つ小型肉食竜 |
ジャギィノス | 狗竜 | ジャギィの雌。雄より強靭 |
ドスジャギィ | 狗竜 | ジャギィ達のリーダー |
バギィ | 眠狗竜 | 催眠液を吐く青い小型の肉食竜
|
ドスバギィ | 眠狗竜 | バギィのリーダー。鶏冠がある |
ガーグァ | 丸鳥 | 丸々した鳥 |
フロギィ | 毒狗竜 | 毒を出す器官を首元に持つ橙色の小型肉食竜
|
ドスフロギィ | 毒狗竜 | フロギィのリーダー |
クルペッコ | 彩鳥 /[亜]紅彩鳥 | 別のモンスターの鳴き真似が得意な鳥竜 |
マッカォ | 跳狗竜 | 緑色の鮮やかな体色の小型鳥竜
|
ドスマッカォ | 跳狗竜 | マッカォのリーダー。尻尾を活かしたトリッキーな攻撃を仕掛ける |
ホロロホルル | 夜鳥 /[二つ名]朧隠 | 青い羽毛に身を包んだフクロウのような鳥竜 |
クルルヤック | 掻鳥 | 前肢に持った物で戦う鳥竜 |
ツィツィヤック | 眩鳥 | 頭部に発光器官を持つ青い鳥竜 |
プケプケ | 毒妖鳥/<亜>水妖鳥 | カメレオンのような顔を持ち、毒液を吐く鳥竜 |
イズチ | 小型のイタチのような風貌をした小型鳥竜 | |
オサイズチ | 鎌鼬竜 | イズチの長。子分と連携して敵を仕留める。 |
アケノシルム | 傘鳥 | 赤い鵜冠が特徴の中型鳥竜 |
オルギィ | 狡狗竜 | 垂れた耳と下顎の長い牙が特徴的な狗竜。 |
タリオス | フックのようなクチバシが特徴の鳥竜。 | |
ヒプノック | 眠鳥 | 催眠液を吐く竜
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ファルノック | 傾雷鳥 | 強力な放電攻撃を繰り出す、ヒプノックと酷似した竜
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フォロクルル | 華鳳鳥 | 色鮮やかな羽毛と鋭い湾曲した嘴が特徴の竜
|
トリドクレス | 照雷鳥 | 吸収した日光を電気へと変換する竜
|
アピポス | ジャギィの近縁種。結晶を変質させて生成した砂を吐く
| |
ドスアピポス | 砂狗竜 | アピポスのリーダー
|
クラマイン | 沙雷鳥/[亜]氷雷鳥 | 特徴的なトサカを持つ鳥竜種 |
ヒプノック独行種 | 金眠鳥 | ヒプノックの特殊な亜種 |
デルマイオス | フルフルをも食らう巨大な怪鳥 |