概要
勇者であるシリーズにおいて登場する勇者の変身や戦闘の根幹を担うシステム。
神樹の力を科学、呪術の両面で研究、解析した成果が形となった物である（そもそも変身できる時点でオカルトに片足突っ込んでる気がするが気にしてはいけない）。
絶えず改良が加えられているため、時代ごとに細かな差異はあるが、共通してスマートフォンのアプリ「NARUKO」の形を取っており（使用するスマホ自体は市販されている物と思われ、友奈達は勇者部入部の際に自分のスマホにシステムをインストールした）、普段はごく普通のSNSアプリとして機能しているが、有事の際は専用の画面をタップする事で勇者へと変身できる（なお、スマホ自体は変身後も勇者同士の通信に使用可能）。
ただし、変身には使用者の精神が安定している必要があり、不安定だと霊的経路が生成できず変身不可能となる（『結城友奈の章』終盤、東郷の暴走に心を痛めた友奈が変身しようとスマホを何度もタップしても「警告・勇者の精神状態が安定しないため、神樹との霊的経路を生成できません」という警告画面が表示され、変身できなかった）。
また、勇者をサポートする存在として精霊が備わっている（ただし、西暦時代の最初期型は後年の仕様と異なり、普段は精霊がマスコット状の姿で実体化する事はなく、後述の「切り札」を発動する時だけ、本来の姿で実体化する事が『大満開の章』の戦闘シーンにて描かれた）。
使用できるのは、神樹によって選ばれた勇者の素質が高い者のみで、誰が選ばれるのかは実際の戦闘が迫る直前になるまでわからない。ただ、あくまでもスマホを介して認識しているらしく、既に他の勇者が使用していた物を譲渡する形ならば、神樹に選ばれるのを待つ事なく勇者になれる。故に使用権を賭けて、二人の候補生が火花を散らす事となった。
勇者達の装束にはモチーフとなる花が存在するが、それについては各個人の記事を参照されたい。
『花結いのきらめき』にて語られた所によると、勇者システムの本体は大赦の本拠地内に存在しているという。また、天の神から離反した造反神によりもたらされた天の神の技術が一部流用されているとの事。
なお、システムで使われる数字は、全て漢数字（ロック解除用ボタンの数字は大字だった）が用いられている。
時代ごとの特徴
『乃木若葉は勇者である』（西暦2018年型）
西暦時代に作られた、最初期の勇者システム。
装束のデザインは、主に「肩出し」「靴のヒールが高い」という共通点がある。
基本的なシステムはこの時点で確立されているが、武器をその場で一から生成する機能はまだなく、戦闘時は各々が勇者として覚醒した際に手にしていた各地の神社に奉納されていた神の力を宿す武器をそのまま使用する。そのため、普段から自身の手元に武器を携帯しておく必要がある。
他にも、他の勇者やバーテックスの位置を示すレーダー、樹海化を知らせる「樹海化警報」が実装されている（ただしアニメ版では未実装）。その反面、変身後はスマホを左臀部に直接携帯しているなど、機能面においてはまだまだアナログで洗練されておらず、未成熟な面が見て取れる。
なお、当初は神樹の意志で変身を強制解除させる事も可能だったが、後にとある勇者の戦死に繋がってしまった事で廃止された。
肝心の戦闘能力は、身体能力こそ向上するものの初期型故に性能は決して高くなく、星屑には何とか対処できるが十二星座バーテックスの前身ともいえる進化体への対処はそのままだと困難。
そこで、対抗策として用意されたこの時代独自の機能こそ、神樹の記録にアクセスして精霊の力を一時的に自身に直接宿す「切り札」と称される戦闘形態である（下の画像）。
これらは特撮作品で言うところの強化形態のような立ち位置だが、切り札は肉体に大きな負荷がかかり（大量出血や大怪我を常に伴うほどである）、更に当初は知られていなかったが、使い過ぎると体内に「穢れ」が蓄積される事で精神が不安定になり、様々な悪影響を引き起こしやすくなる副作用まであり、大社（後の大赦）からむやみな使用を禁じられている。だが、戦う度に進化していくバーテックスには、この切り札をもってしても力負け（時には傷一つ付けられない事も）する事態が増えてゆき、遂には更に肉体に負担のかかる上級精霊の力を用いる事を余儀なくされる所まで追い詰められてしまうのだった（下の画像）。
一応立ち位置的には最強形態のようなものだが負担が大きいと言う意味では一番近いのは自壊フォームのような類いだろうか。
この一連の「バーテックス撃破に対する深刻な決定力不足」と「攻撃力向上と攻撃方法の模索」は、後の時代まで尾を引く重要課題となっていった。
大戦後、天の神と講和を結んだ際には「勇者の力を手放す事」が講和の条件とされたため、最終的にこの時代の勇者システムは封印される事となった（だが、来たるべき反転攻勢に備えて、秘密裏に研究と改良は継続される事となる）。
『鷲尾須美は勇者である』（神世紀298年前期、後期型）
神世紀298年時点の勇者システム。
この時代の装束のデザインは、「黒を基調としたインナー服を纏う」という共通点があるため、肌の露出はほぼなくなった（下の画像）。
西暦時代から300年近いブランクがあったせいか、旧型と比べるとレーダーや樹海化警報がオミットされているなど、むしろ機能が退化している部分があるが、代わりに基礎性能、特に攻撃力の向上が見られ、更には変身者の回復能力を向上させるなど、勇者の身体機能を補助する方面に重点的な改良が施された。その一方で、防御面では思うほどの進歩は見られず、現状は装束の耐久性のみが頼りであり（ただし、園子は機転を利かせて、自身の持つ槍を傘状に展開させて即席の盾とするなどして防御力の不足を補っていた）、いまだ戦闘のたびに生傷が絶えず、時には大怪我をする事態も依然として起こり得る。
しかも、これだけの改良が施されたにもかかわらず、十二星座バーテックスの完全撃破はいまだ不可能であり、良くて撤退させるしかない（撤退させるには、アニメ版では一定のダメージを与えた後に、神樹による「鎮花の儀」を発動させる必要がある）。
なお、使用武器は変身に合わせて自動で出現するようになり、スマホ自体も変身中は直接携帯せず使用する時のみ呼び出せるようになるなど、使い勝手が向上している（なお、この時期のシステムは初回のみ、システムアンロック時に専用の祝詞を唱える必要がある）。
終盤には大幅なアップデートが施され（これには、初代勇者の一人である伊予島杏が生前、独自にノートに書き残していた研究データが参考資料として用いられている）、「神世紀298年後期型」へと移行（最終回に登場したため、特撮で言う実質的な最終回限定フォームのようなものである）。その際に装束のデザインが後述の「神世紀300年型」を先取りした物に変更された。
機能面ではレーダーと樹海化警報が再実装された他、精霊を実体化させて伴う事で攻撃の補助や新たな能力の付加、致命傷となり得る攻撃を自動で防ぐ「精霊バリア」の発動が可能になり、攻撃・防御双方の脆弱さが劇的に改善すると共に、勇者の能力を大幅に引き上げる強化形態の「満開」がここで初めて実装され、各々の装束のどこかに「満開ゲージ」が追加された。ただし、後年の満開とは異なり、「発動時間が非常に短い」という致命的な欠点があり、この欠点に加え、満開後に起こる代償が原因でこの時代の勇者達に深刻な後遺症を残してしまう事になる（下の画像は満開後の物。ただし、銀はアップデート前に本編から退場したため、本編中で満開は披露していない）。
上述の「精霊の力を直接自身に宿す事なく、間接的、且つ、積極的に攻防の補助に用いる」という戦術面での大転換によって勇者自身の身体能力に過度に依存する必要性が薄れた事から、訓練施設での厳しい鍛錬が必要なくなり（ただし、夏凜のように個人が自主的に鍛錬しても問題はない）、勇者の選定基準が緩和された一方で、満開を始めとした大幅なアップデートは神樹の力を著しく消耗し、その寿命まで縮めてしまうという想定外の事態となり、神樹の負担軽減のため勇者の数は最大でも5、6人が限界とされ、「少数精鋭でバーテックスに挑まなければならない」という状況は結局改善しなかった。
上記のアップデートをもって、結果的に「勇者が討ち死にする」という最悪の事態こそ大幅に軽減できたが、裏を返せば「勇者が死ぬ事も許されずに永遠に戦い続ける事を強制される」システムがここで一応の完成を見た、という証左にもなったのであった。
『結城友奈は勇者である』（神世紀300年前期、中期、後期型）
神世紀300年時点の勇者システム。
装束のデザインは、「腋が露出している」という共通点がある（下の画像）。
「神世紀300年前期型」は、基本的に神世紀298年後期型のマイナーチェンジ仕様で、基本性能には大差はないものの、システムアンロックには戦う意志を示すだけでよくなり、専用の祝詞を唱える必要はなくなるなど、細かな手順の簡略化がなされた。
この時代の仕様から、十二星座バーテックスの弱点たる御魂（みたま）を封印する「封印の儀」が可能になる。封印の際は原則として複数人で祝詞を唱える事になっているが、必ずしも口で唱える必要はなく、「封印する」という強い念を込めるだけでも良い（なお、後に勇者部に加入した夏凜が用いた勇者システムは改良型（神世紀300年中期型）であり、単独で封印の儀が可能となった。その後、彼女以外の部員達のシステムにも同様の改良が施されたと思われる）。この際、御魂の分離と同時にカウントダウンが開始され、この間に御魂を破壊する必要こそあるものの、この時点でようやくバーテックスの完全撃破が可能となった。
他には、樹海化警報以上の重大な脅威が差し迫った場合に発令される「特別警報」という機能があり、作中では東郷が壁を破壊してバーテックスを結界に侵入させた際や、天の神自身が直接襲来した際に発令された。
なお、満開はシステムの改良により持続時間こそ旧型より多少伸びてはいるものの、発動後の代償については全く改善されておらず、しかもあろうことか、園子が東郷と友奈に満開の真実を明かすまで、大赦は代償の存在の一切を勇者部側に伏せており、これが結果的に勇者部の運命の歯車が狂い始めるきっかけとなってしまった。
後遺症は最終話で回復したがこれは本来ならありえない、正真正銘の奇跡であると言える。
『勇者の章』及び『大満開の章』で投入された「神世紀300年後期型」は、満開ゲージは戦闘中に溜めるのではなく、最初から溜まった状態でスタートする仕様となり、満開自体も、身体機能を損なう代償がなくなった代わりに精霊バリアに回数制限が付き、1回でも精霊バリアを使用していると満開が不可能になるというかなり割り切った仕様となった（加えて、一度変身解除してから再度変身してもゲージは回復しない）。
ただし、天の神との最終決戦にて風が、残った満開ゲージを全て使い、手持ちの大剣を巨大化させたりするなど、満開以外の特殊効果に用いる事は可能。だが、満開ゲージを全て使い切った場合、精霊バリアすら発動しなくなるため、使い所を間違えると最悪命を落とす危険性がある（これは戦闘時だけでなく、日常時にすら起こりかねない）。
なお、満開が事実上1回に制限された事で満開のたびに精霊が増える事はなくなり、精霊は各々に備わる最初の1体のみに制限された。
この、従来型より弱体化したかのような機能変更には、「神樹の寿命が近づき弱体化したため」と「天の神との決戦に備えた勇者の大量動員を見越した勇者システムの量産のための機能の簡素化」という側面がある。
この後期型への移行は、結果として勇者達を「死ぬ事も許されずに永遠に戦い続ける事を強制される」運命からは開放したものの、システムが「使い所を間違えると、いつ何時でも死ぬ可能性がある」という別ベクトルでシビアな物になったため、勇者達には今まで以上に「力を行使する覚悟」と「使い所を見極める眼力」が求められる事になったのである。
『勇者の章』最終話、および『大満開の章』第11話にて、全てが終わって讃州中学の屋上に転送された際には、端末そのものが破損しており（画面が割れ、電源も入っていなかった）、更に勇者の力の源である神樹が散華してその力自体が失われた事も重なり、勇者システムはそのまま使用不可能となった。
だが、もしも『大満開の章』最終話で描かれた4年後の世界にて、散華した神樹の亡骸から発見された新エネルギーを用いるなど、何らかの形で勇者システムの修復が叶ったとしたならば、以下の想像図のように4年後の友奈達が再び勇者となる展開が見られたのかもしれない。
『楠芽吹は勇者である』（仮称・神世紀300年局地対応量産型）
防人が使用する、量産型の勇者システム「戦衣（いくさぎぬ）」が登場。
量産性を高めるため、基本性能は西暦時代の勇者システム並みにまでデチューンされ、精霊システムも削除されているものの、「結界の外の灼熱地帯で行動する」という任務の特殊性から、耐火、耐熱性能に関しては勇者装束以上に高められている。
戦闘能力の低さを補うため、集団戦を想定した設計となっており、大別すると、銃剣付きライフルを持った攻撃役の「銃剣型」と、巨大な盾を持った防御役の「護盾型」が設定されている。
そして、これらを統括指揮する「指揮官型」は、銃剣型をベースに火力と防御力が若干高められ、ヘルメットには両耳部分に2本のアンテナ状の物がついている（指揮、通信能力を向上させていると考えられる）。
『花結いのきらめき』（仮称・神世紀300年異世界型）
今作では登場する全ての勇者（防人を含む）の勇者システムが神世紀300年型に準じた仕様に統一された事で基本スペックが大幅に底上げされ、全員がバーテックスの完全撃破が可能となった。どのタイミングでアップデートが入るかは不明だが一応全員召喚された時には既にこの仕様にアップデートされている。
ただし、友奈達の時間軸（『勇者の章』にて園子が勇者部に入部したての頃であり、現実世界の時間軸でもまだ『鷲尾須美の章』が劇場で先行公開される前）では、まだ後期型に更新されていない事と、後述の「満開」＆「切り札」の仕様を始め、今作のみの機能が登場する点など、本編の勇者システムと仕様がいくつか異なるため、ここでは便宜上『神世紀300年異世界型』と呼称する。
また、原作では終末戦争後の束の間の平穏期ゆえに勇者には選ばれなかった（ただし、素質自体は原作の時点から既に備わっていた）芙蓉・リリエンソール・友奈と柚木友奈にも勇者装束が実装された（下の画像）。
装束のデザインは腋が露出している事から、恐らく神世紀300年型がベースだと思われる。
これは、ゆゆゆい本編にて「勇者装束は大赦神官によってデザインされている」事が語られており、今回は神世紀300年代の神官のデザインコンセプトに沿った結果であると考えられる。
この事から、仮に二人が元いた神世紀29年当時の神官によって装束がデザインされていたならば、上の姿とは全く違う意匠になっていた可能性が高い。
なお、雪花、棗など、四国以外の西暦勇者達の装束は、西暦時代の仕様に準拠しつつ、その地域の特徴を加味したデザインになっている。原作キャラに関しては全員原作と同一。
当初は、勇者達が召喚された異世界（神樹の中）の理に基づき、満開や西暦組の切り札などの強化形態は登場せず、満開ゲージ自体が存在しなかったが（仮に搭載されていたとしても、当初は使う必要がなかった）、後に戦況の激化に伴い双方共に実装され、本編では一足先に退場したため満開を披露しなかった銀や、元々そのような能力を持たなかった芽吹を始めとする防人達、四国以外の西暦時代の勇者達にも「強化装束」という形で順次実装された（ゲーム上では、プレイヤーユニットとして最上級レアの「UR」勇者として2019年8月より実装されていたが、本編では実装から約1年後に公開された「きらめきの章」第7話まではストーリーに反映されていなかった）。因みに最初は西暦組と防人組も満開が使えると勘違いしていたが後に説明が入っている。
なお、異世界内では満開や切り札は神世紀300年後期型の満開と同様に後遺症なしで発動可能である。
ただし、芙蓉＆柚木の2人は参戦してまもなくアプリ版がサービス終了を迎えたため、強化装束は実装されなかった。もし2人に強化装束が実装されていたならば、以下のような姿になっていたのかもしれない（下の画像はpixivユーザーによる想像図である）。
精霊は今作でも健在で、上記のように全員のシステムが最新式に統一された事もあり、西暦時代の勇者やアップデート前に退場した銀、元々精霊の力を用いなかった防人達もマスコット化して具現化した精霊を伴ったり、精霊のサポートを受けられるようになった（なお、精霊は『結城友奈の章』最終話時点の段階を引き継いでおり、園子の精霊はゆゆゆい本編及びゲームシステム上でも全員は出ていないものの、ちゃんと21体存在している事になっている）。
なお、精霊バリアの有無に関しては、具体的な描写がなく不明だが、敵のガス攻撃を食らっていたり不意打ちで死んだと勘違いされる事件が起きるなど、（ゲームシステム上でも実装されていない点を鑑みても）精霊バリアが存在しない、または機能していない可能性がある。
また（ゲームシステム上の機能としての側面が強いが）、精霊を、その時の戦術に応じて勇者間で自由に変更できる機能や巫女がいる場所を出発地点として解放地域間をワープできる「カガミブネ」といった今作独自の機能もある。
更に、樹海化警報とは異なる警報音を鳴らしてシステム所有者に招集をかける「緊急招集」という機能が結城友奈の誕生日イベントで発動されたが、これは東郷が独断で全員のスマホをハッキングして行ったため、元からあった機能なのかは不明（少なくともシステムについて多少の知識があるはずの風が関知していなかったため、これは東郷が無断でシステムに組み込んだ物だと思われる。なお、このような本来は想定外のハッキングが度々起こり、しかも東郷によって即座に痕跡が消されてしまうため、大赦のサイバー課は対応に苦慮しているという）。
ぶっちゃけ後期型より使い勝手は良いし利便性も優れているのでほぼ上位互換であるがあくまでも異世界、かつスピンオフゲームだからこそできるものなので正史の技術ではこの仕様を作るのは不可能だと思われる。
『舞台版』
アニメ版第1期を原案としているため、システムは神世紀300年前期型準拠だが、舞台という性質上、実物の再現が難しい要素の変更や簡略化など、いくつかの相違点が存在している。
詳細はリンク先にて
『RELEASE_THE_SPYCE secret_fragrance（リリフレ）』コラボイベント『結城友奈は見習いスパイである』
本作は「ゆゆゆい」とのコラボのため、基本的に神世紀300年異世界型を踏襲している。
詳細はリンク先にて。
『戦姫絶唱シンフォギアXD』コラボイベント『勇烈に咲え、六重の唄』
コラボ型ギアの一種に勇者装束をモチーフにした勇者型ギアが実装。デザインは響は友奈、翼は東郷、クラスは夏凛の装束が元ネタ。満開仕様もあり、告知では響の満開仕様が先行公開された。
今作は「ゆゆゆい」ではなく「大満開の章」とのコラボなため、勇者部側のシステムは神世紀300年後期型準拠である。
『アサルトリリィLast ballet』コラボイベント『煌めき満ちる勇花』『勇花が紡ぐ大樹の奇跡』
今作も「ゆゆゆい」ではなく「大満開の章」とのコラボなため、システムは基本的に神世紀300年後期型に準拠している。
詳細はリンク先にて。
余談
西暦時代に勇者システムが使われていたのは四国のみらしく、諏訪の勇者である白鳥歌野は神の力を宿す装束に普段着から直接着替えて勇者となる。当然だがスペックは高い訳ではないので生身よりマシな程度。
同じく、四国の勇者ではない秋原雪花や古波蔵棗も、勇者システムと呼べる物は存在していなかったと思われる。
なお、赤嶺友奈が生きていた神世紀72年当時は（表向きは）勇者システムが封印されていたため、『花結いのきらめき』では造反神が友奈達の物を模して用意した勇者装束を着用している。
