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アーマード・コアの編集履歴

2013-08-06 20:39:31 バージョン

アーマード・コア

あーまーどこあ

アーマード・コア(Armored Core)は、フロムソフトウェアが開発している戦闘メカアクションゲームシリーズ、及び同シリーズに登場する架空の兵器である。略称は英語表記の頭文字をとった「AC」。

ファンの間では、公式のタイトル表記である「アーマード・コア」よりも、「・」を抜かした「アーマードコア」表記が主に用いられ、pixiv上でも後述のタグ表記での投稿作品が多い。

概要

フロムソフトウェアが開発・販売する戦闘メカアクションゲームシリーズ。

主人公=プレイヤーという概念と、自分の組み上げたロボットを自分で操縦するという独自の作風、河森正治氏ら著名なデザイナーがデザインした魅力的なメカニック群等から、コアなファンに長年支持される長寿シリーズとなっている。

また、AnotherCentury'sEpisode:R、バトルロボット魂など外部作品への参戦も果たしている。


シリーズとしてのアーマード・コア


シリーズは主にPS作品からなる 初代三部作PS2フォーマットの 2系 、世界観を一新した 3系 、3系の世界観を流用した N系 、ネクストACが活躍する 4系 、領地・チーム戦がメインの V系 に分類され、同シリーズ間でのデータのコンバートが可能となっている。

コンバートについては機体に貼り付けられる『エンブレム』のデータの扱いは特殊な物となっており、2系から各作品を引き継ぐ事でLRまで引き継げた。初代三部作から2、LRから4系、4系からV系への引き継ぎはハードの変更やエンブレムの仕様変更などにより不可能。


また、2009年11月19日発売の『アーマード・コア3ポータブル』を皮切りに、3、SL、LRの三作がPSPに移植され、販売されている。


世界観は初代~2AA、3~LR(FF含む)、4~fA、V~VDで(過去作のオマージュがある以外は)独立しており、連なった世界観を有しているが、基本的にどの作品から始めても良いように考慮したストーリー構成となっている。

また、小説オリジナルの世界観を持つBNWとFTSもそれぞれが独立した世界観を持っている(因みにTCBはFTSの前日譚である)。


シリーズに共通する感覚

上記のようにある程度は世界観は分離しされているものの、「主人公(=プレイヤー)が傭兵である」ことと「やがて世界の深部へと踏み込んでいく(巻き込まれていく)」という二本柱のスタンスは、全シリーズを通して脈々と受け継がれている。

また、騙し打ちで主人公をはめて追いつめたり、面妖な兵器が登場したりと、シリーズを重ねるにつれて様々な“お約束ネタ”も増えている。


PS2作品以降はストーリーにマルチエンディングを採用し、プレイヤーが選択したミッションやミッション中の行動のによって、ストーリがある程度分岐するようにもなった。それに伴い、魅力的なCPUキャラクターも増え、特にNX・LR・4・fA・ではストーリーの軸に関わるキャラクターが多数登場したことで、よりドラマチックなストーリー展開がなされるようになっていった。



メカニックとしてのアーマード・コア

アーマード・コアは、マッスルトレーサーから発展した(準)人型機動兵器である。

コックピットブロックを有するコアを中心に頭部、腕部、脚部、ジェネレーター、ブースター、FCS等、様々な部位を用途に応じて換装出来る高い汎用性と拡張性を持ち、MTと比較して高い基本性能を有する。

しかし、その高性能故にコストが高く、搭乗出来るのは(一部の例外を除き)ACでの戦闘を生業とする傭兵、もしくは企業専属のパイロットに限られる。


基本的に企業で作られ販売されているが、V系においては文明レベルが低下しつつある世界を舞台としているため、ACは遥か昔の戦争で使われていた物を発掘・改修したものという設定となっている。


機体のカテゴリ

主に中量、重量、軽量の重量カテゴリーと

二脚逆関節四脚タンク型、フロート型の脚部カテゴリーの構成で決まる。

二脚所謂二本足。スタンダードな性能。バランスは良いが特化性が無い。
逆関節鳥足。高いジャンプ力を持つ。EN消費が低い為、空中戦に向く。積載量は少なめ
四脚四本足。移動速度が速く、構え動作の必要な武器を移動しながら撃てる。EN消費が高い。
タンク型戦車。堅牢な装甲と最高の積載量を持つ。移動・ブースト性能が低い。四脚同様構え武器を移動しながら使用可能。
フロート型地上での移動・ブースト性能に特化する。空中でのブースト性能が低いが、浮遊している為水上戦闘が可能。

※上記はアーマード・コア ラストレイヴンまでの脚部の特徴。

フロート型はPS2タイトルのみに登場するカテゴリであり、4以降はどの脚部でも水上移動が可能となった為、廃止された。


武装

実弾兵器、エネルギー兵器の属性2種類を基準に

ライフルマシンガンバズーカブレードといった腕部用武装と

ミサイルロケットキャノン砲といった背部・肩部用武装に分けられる。

さらに腕の肘から先(場合よっては二の腕から)を武器化した武器腕も存在する。

V系においては武装の仕様がこれまでとは異なり、ACの両肩部が予備の腕部用武装をマウントするためのハンガーとなったため、従来のキャノン系の背部・肩部用武装は新たに腕部用武装として設定され、ミサイルやロケットはPS2シリーズのインサイドに該当するショルダーユニットに統合された。背部にはAC用の武装としては規格外の大きさと破壊力を持つオーバードウェポンが搭載可能。

更に武装の属性が「KE」(Kinetic Energy=運動エネルギー)、「TE」(Thermal Energy=熱エネルギー)、「CE」(Chemical Energy=化学エネルギー)の3つに分けられている。


4系におけるノーマルACとネクストAC

4系ではAMS接続とコジマ技術を導入した「ネクスト」と、両技術を導入していない「ノーマル」の二種類のACが存在し、プレイヤーはリンクスとなって前者を操る事になる。

また、4の外伝小説では模型コンテンツとのタイアップの関係上、4以前のデザインのACを作中に登場させる為に「特殊部隊向けに開発されたハイエンド型のノーマル」が存在するが、「ノーマル」と「ネクスト」というACの区別があるのは4系のタイトルのみであり、4系以外のタイトルに登場するACを「ノーマル」と呼ぶのは誤りである。

詳細はネクストACの記事にて。


サイズ・縮尺

頭頂高は、標準的な中量二脚タイプの機体でおよそ10m程とされており、モビルスーツ等よりも小さめのサイズに設定されている。

が、ゲーム中ではAC以上の大きさの機動兵器と遭遇することは稀(各作品に1回は「お約束」ではあるが)なうえ、シリーズを通して割と縮尺が滅茶苦茶(自動販売機や列車が矢鱈と巨大だったり、ヘリ等が矢鱈と小さかったり)なので、あまり意味のある数字ではない。

また、『アーマード・コアV』では機体サイズが約5mに縮小されている。


pixivでのアーマード・コア

pixivにおいては、アーマード・コアやその他の機動兵器や各種生物兵器が描かれたイラストの他にも、作中では全く絵の存在しない(一部を除く)レイヴンリンクスフロム脳で描き出してしまったイラスト、ゲーム中で機体に貼れるエンブレムを投稿した物等が存在する。

また、同様にして生み出された、オリジナルデザインの機体が描かれる場合も。


関連タグ

レイヴン リンクス ミグラント 逆関節 パイルバンカー 武器腕 KARASAWA 重量過多

レイヴン描いてみた リンクス描いてみた ミグラント描いてみた


主なデザイナー・クリエイター

河森正治 柳瀬敬之 三木真宏 中村浩 稲田航 小林誠 宮武一貴 氷樹一世


登場機体・兵器・人物

各タイトル記事を参照。


スラング


音楽


記事のあるユーザー機体

外部リンク

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