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キグナス氷河の編集履歴

2013-11-24 14:00:22 バージョン

キグナス氷河

きぐなすひょうが

聖闘士星矢に登場する青銅聖闘士。氷の闘技を身につけた、氷原の貴公子。

白鳥星座の氷河(キグナスのヒョウガ)は聖闘士星矢に登場するキャラクター。


CV:橋本晃一

三浦祥朗(OVA冥王ハーデス冥界編)、宮野真守Ω


ミュージカル俳優:森且行SMAP版)、阿部直生(2011年版)、福山聖二(2011年再演版)


概要

貴女に花を


白鳥星座の青銅聖闘士で、クールな性格の内に人間らしい熱さを秘めた少年。14歳。

兄弟子アイザックと共に、水瓶座のカミュの師事を受け、氷の闘技を身につける。

修行地であり故郷とも呼べる東シベリアのコホーテク村には、ヤコフというしっかり者の7歳児がおり、厳しい氷の大地での生活を互いに助け合う仲。

戦いのない時にはシベリアに帰って生活している。


日本人の父(城戸光政)とロシア人の母・ナターシャの元に生まれたハーフであり、金髪と碧眼を持つ一見クールな美少年であるが、実際は沈没船に眠るマーマ(母親)に会いに行くのが日課であったり、戦いの最中でも事ある毎にマーマと叫ぶなど、言わば極度のマザコンである。

師の教えに従い、常にクールに徹することを心がけてはいるものの、たびたび水道管のように目から涙をあふれさせる。


原作では唯一最初から自身の実父が城戸光政であることは母から聞かされており、幼児期に母に連れられて日本に来る途中で船が事故で沈没。氷河は救出されたものの母は逃げ遅れそのまま船とともに沈んでいた。この為母の遺体に会いにいきたいという想いもあり聖闘士の修行に入っており、この動機を知った兄弟子のアイザックに激怒されたこともある。

また、光政とは救出後に対面したものの彼の態度が冷たかったこともあり父としての情は湧かず、他の青銅聖闘士達にも自身らが異母兄弟であることや父が光政であったことは長らく黙っていた。


アイザックに事前に忠告・叱咤されていたのに自身の技量が十分でない時に海に飛び込んでマーマに会いにいったせいで激しい潮流に飲まれて溺れ、結果彼を助けようとしたアイザックが片目を失っている。

また十二宮戦ではカミュにも彼の甘さを叱咤する意味をこめてマーマの眠る沈没船を更に深い海底に沈められており、結構彼のマザコンっぷりは周囲に多大な迷惑もかけている。

さすがにハーデス編前には多少反省したのか海に潜ってマーマに会いにいくのは止め、氷上に花束を添える程度に自重している。


必殺技

ダイヤモンドダスト ホーロドニースメルチ カリツォー オーロラエクスキューション フリージングコフィン


白鳥星座の青銅聖衣

白鳥をモチーフとした、クールホワイトの輝きを持つ聖衣。階級は青銅

ただの謂れであるのか本当かは不明だが、作中では『永久氷壁から生まれた氷の聖衣』であるとされている。

ヘッドパーツに白鳥の頭部がついていることや、初期聖衣のオブジェ形態の形状からおまるなどと揶揄されることも。


氷の国のナターシャ

原作漫画には、ブルーグラードという土地で氷戦士(ブルーウォーリアーズ)と戦う番外物語『氷の国のナターシャ』が存在する。

作中の氷河の技や聖衣のデザインから判断すると、聖域十二宮編直後の物語ということがわかる。

しかし聖域十二宮編の激闘後、集中治療室で昏睡状態に陥っていた氷河は復帰後まもなく海皇ポセイドン編の戦いに身を投じるため、この物語は原作の時間軸上には存在しないパラレルワールドの物語ということになる。

このことから、この物語は昏睡状態に陥っていた氷河の見た夢であるという説もある。


アニメ版の氷河

初代声優は橋本晃一。OVA冥王ハーデス冥界編以降は三浦祥朗

キグナス

アニメ版に限って言えばフレア相沢絵梨衣など、結構モテている。


また劇場版アニメ第二作「神々の熱き戦い」においては敵に洗脳され一時敵の戦士「ミッドガルドになるという展開があった。


聖衣デザイン

アニメ版での星矢達の初期聖衣は、原作と大きく異なるデザインだったのに対し、氷河の聖衣は割と原作に近い形状の聖衣であった。


我が師

『聖闘士星矢』は連載開始から半年でアニメが開始されたため、連載に先走ってアニメオリジナルの設定を作ることが多々あった。

その設定の一つとして、アニメ初期では水晶聖闘士(クリスタルセイント)という謎のオリジナルキャラクターが氷河の師として登場していた。

しかしその後、原作で水瓶座のカミュが氷河の師として登場してしまった為にこの矛盾を解消すべく、アニメではカミュと氷河の師弟関係の間に水晶聖闘士が入るというややこしい設定になった。

『貴方は水晶聖闘士の師、つまり俺の師も同然の方です!』

『ダイヤモンドダストは水晶聖闘士を通じ、私がお前に授けたもの』

……という苦しい台詞が生まれることとなったのはこのためである。

尤もカミュを『師匠』、水晶聖闘士を『師範代』と考えればそれなりに辻褄は合うのだが。


技名の変更

ロシア語の技名だとわかりにくかったためか、アニメでは一部の技の名前が変更されている。

  • ホーロドニースメルチ ⇒ オーロラサンダーアタック
  • カリツォー ⇒ 氷結リング

キグナスダンス

アニメでは氷河がダイヤモンドダストを繰り出す際、謎の踊りを踊る。これは俗にキグナスダンスと呼ばれる。

加えてキャラソンのタイトルが『氷原の貴公子』であったことから、『氷原の奇行子』などと呼ばれる所以となった。

NDにおける氷河

崩壊した冥界から無事帰還しており、聖域に到着した所で星矢を襲っている斗馬魔鈴の交戦現場に到着。

聖衣を装着しないままダイヤモンドダストで斗馬の腕を凍らせ、一時撤退させている。


Ωにおける氷河

氷谷の白鳥氷河キター!!

CV:宮野真守


12話の瞬の回想で魔傷を受けた事は判明していたが、21話にて登場。

敗北でヤケをおこしていた光牙ユナに連れられやってきた「慟哭の谷」の奥底に何故か居て焚き火をしており、諦めかけていた光牙を叱咤激励ついでにダイヤモンドダスト(キグナスダンス付き)を放って再びやる気を起こさせることに成功。

魔傷は左胸から左足太股にかけて浸食しており多少の痛みもあったようである。

ついでにマザコンが治っていなかったことも判明し多くの視聴者の腹筋を崩壊させた。

何故ユナの修行地であるその谷にいたのか、13年間何をしていたのかは現時点で不明。

OPクレジットやテレビマガジン記事では「謎の男」表記となっており、劇中一度も名前は出なかった。

尚事前のTV雑誌のネタバレでは「フードで顔を隠した謎の男」とされており、同年10月末に更新された公式サイトでも「謎の男」のままであった。

アニメ雑誌では「21話で旧作キャラが出る」「常に大切な人への思いを支えに戦ってきた人」というほのめかしがされていたため、ネタバレチェッカーの間では彼か一輝の登場が予測されていた。


また、12話回想シーンの聖衣石システムによる新しい聖衣は形状、カラーリングともハーデス編での聖衣と近いが、黒い縁取りがついている。また29話からの新OPではかなり髪が伸びている。本篇中では言及されていないがカードゲーム「クルセイド」で属性は水との設定が判明。


1年間の放送の中で登場回数わずか1回にして公式人気投票第二位にランクインした。

なお名義は「謎の男」のままである。一体何者なんだ……。


二期では62話の終盤に登場。玄武の死を示す流星を眺めていたが、聖衣箱を持っていたためキグナス聖衣を新生聖衣に既に進化させたものと思われる。更に68話終盤では紫龍、瞬とともにパラスベルダにかけつけその際新生キグナス聖衣を纏っていた。

そして77話において、遂に光牙達と合流。駆けつけた旧青銅一軍達の中で、真っ先に「キグナス氷河」と名乗りを上げ、謎の男の名前を返上した。


聖衣はこれまでとは大きく異なり全身のアーマーに翼の様な加工が加えられ、肩部分に大ぶりの青い宝石状パーツがついている。パラス城攻略戦においては、エデン栄斗という異色のチームを率いることになる。


一期終盤で時貞が退場したことで再び水瓶座の黄金聖闘士の座が空位となり、今度こそ彼の昇格が期待されていたが、そんな彼を待っていたのは「ネタバレ満載の新OPで最後までキグナスのまま」という昇格なし宣告に等しい仕打ちであった。


宿命の対決

第二の道『ニブルヘイム』に進んだ氷河、昴、エデン、栄斗ら4人。彼らを待ち構えていたのは、十二宮の戦いから密かに生還しパラサイト陣営に加わった時貞であった。

原子の時を止めることで、何者にも破壊できない鉄壁の守りを見せつけた時貞だったが、氷河も同じ原子を停止させる力によって、彼の時の力に相対する。

一時は攻撃を押し返されたものの、新生十二宮での戦いから、一切人間的な成長を見せない時貞に対して、「お前は今までで最も容易い敵だった」と断言し、フリージングコフィンに封印したのだった。

この直前、時貞を抑え込むために放ったオーロラエクスキューションを見て、時貞は「絶対零度をも上回っている」と発言しており、氷河がその凍気に更なる磨きをかけ、自然界の法則すら超越した力を手に入れたことがほのめかされている。


関連タグ

聖闘士星矢 青銅聖闘士 氷河(←pixivではこのタグが使われることが多いようだ。)

聖闘士星矢Ω ネクストディメンション 青銅一軍

水瓶座ショック


シベリア組

 水瓶座のカミュ クラーケンのアイザック 水晶聖闘士 ヤコフ


ブロンドガール

 マーマ ナターシャ(氷の国のナターシャ) 相沢絵梨衣(劇場版『邪神エリス』) フレア(アスガルド編)

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