概要
作曲者は石川淳氏。正式曲名は『ウルトラスーパーデラックス』にて付けられた。
「明日は明日の風が吹く」とは「未来の事は誰にも分からないから、成り行きに任せて生きるとよい」という意味。カービィの座右の銘でもある。
主なアレンジ
星のカービィ(初代)
正式曲名:「エンディング」
作曲者:石川淳
原曲。当時はまだ正式な曲名が定まっていなかった。
『星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート』では単独で演奏(編曲者:酒井省吾)。1ループ目は3/4拍子。
『星のカービィ30周年記念ミュージックフェス』でも「星のカービィ メモリアルエンディング」のラストパートで演奏された。2ループ目では指揮者の酒井氏が各楽器のセクションにまで走っていき、彼が向かったパートがソロパートを担当する。
スーパーデラックス / ウルトラスーパーデラックス
正式曲名:「あしたはあしたのかぜがふく」
『初代』のリメイクとなる「はるかぜとともに」のエンディングで流れる。
上記の通り『USDX』のCDにて曲名が判明している。
20周年スペシャルコレクション
正式曲名:「バイバイカービィまたあした!」
「もっとチャレンジステージ」のエンディング。正式曲名は『スターアライズ』のサウンドトラック付属のPLAYBUTTON「KIRBY ARRANGE SELECTION」で判明。
『Wii』風→『毛糸』風のアレンジから一度「スカイタワー」の後半パート(内部データに残っている半音低い没バージョンに近い)に移行。その後は『SDX』風→8bit音源の合計4ループし、最後に前半フレーズを使ったアウトロに入る。
カービィのすいこみ大作戦
シークレット
正式曲名:「あしたはあしたのだいけっせん」
編曲者:安藤浩和
シリアスな雰囲気の短調アレンジ。正式曲名は『スターアライズ』ののうりょく星で流用された際に判明している。
その他、カービィカフェのCD第2弾に収録された「Tomorrow's Tea Time」(途中までは長調)、『30周年記念ミュージックフェス』の曲目「Beyond the 25th Anniversary」といったゲーム外のメドレーにもこの曲のパートが使用されている。
裏クレジット
表クレジットでは原曲が流用されていたが、こちらは新規アレンジになっている。
スターアライズ
星の○○○○
正式曲名:「明日からもずっと、ベストフレンズ。」
編曲者:安藤浩和
本曲→「エンディング・デモ」(夢の泉の物語)→「銀河にねがいを:スタッフロール」(スーパーデラックス)のピアノアレンジ。
アナザーディメンションヒーローズ
正式曲名:「だいだんえんの、おもいでたち。」
編曲者:安藤浩和
グッドエンドのスタッフクレジット。
「Return to Dreamland」(Wii)→「メモリーズ:あなたとの思い出は忘れない」(ロボボプラネット)→本曲→「ティンクル☆スターズ」(スターアライズ)のピアノアレンジ。
本曲と「ティンクル☆スターズ」の共通するフレーズから繋がる構成になっている。この2曲は元々「ティンクル☆スターズ」を作曲した安藤氏が意図したものではなかったが、熊崎信也ディレクターが承認したらしい。結果として「集大成」のイメージをより強くすることが出来たとのことで、この曲のようにあえて寄せたアレンジも多くなった。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
正式曲名:「星のカービィ:STAFF ROLL」
編曲者:森正樹
「銀河にねがいを:スタッフロール」とのメドレーアレンジ。
途中でワープスター・1UP・きらきらぼしといった『初代』のSEも使われている。
ディスカバリー
正式曲名:「翔る決意〜No night lasts forever」
編曲者:安藤浩和
エピローグムービーのBGM。前半部分は「WELCOME TO THE NEW WORLD!」のアレンジだが、後半部分で本曲のアレンジに移行する。
「平和が戻ったポップスター」の象徴として使われているが、エフィリンの自己犠牲を目の当たりにしたカービィの心情を表現するかのような、切なく物悲しいピアノアレンジになっている。
"No night lasts forever"とは英語で「明けない夜はない」という意味。
『30周年記念ミュージックフェス』でも「あしたはあしたのかぜがふく」共々「星のカービィ メモリアルエンディング」の一部として演奏されている。