データ
別名 | 河童 |
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身長 | 1.65m~43m |
体重 | 65kg~4万5千t |
出身地 | 取川村 |
概要
第56話「かっぱの里」に登場。
取川村の取川池に昔から住んでいる河童。
村人たちとは家族同然に仲が良く、相撲と酒ときゅうりが大好き。村に無許可でキャンプに来て大騒ぎし止めようとした村長に暴力を振るった若者たちを懲らしめたものの、そのせいで怪我をした若者に河童秘伝の薬を届けるなど心優しい性格(もっとも、若者達は自分達の迷惑行為を棚に上げ、「自分達は何もしてない」といけしゃあしゃあとEYESに泣きついていたが、村長に暴力を振るった若者が逮捕されている)。
普段は人間ほどのサイズだが、時には山より巨大になる。
頭に水や酒を蓄える複数の瓢箪の樽をぶら下げており、中には酒と頭の皿が乾かないように水が入っている。
肺呼吸の生物という設定だが、水中から酸素を取り入れる事ができるようだ。また、腹部の器官から分泌する酵素を元に薬を作り出すことが出来る。更に皮膚や甲羅は拳銃程度では傷つかないほどに頑強である。
前述の若者達が襲われた事件によって警察やEYESが出動する騒ぎになったが、事件を担当する刑事が取川村の出身だったため、村人達と共謀し、かわのじを庇うために「酔っ払った若者による喧嘩」として処理し、EYESの追求を避けていた。
その余所余所しさを疑ったEYESが、帰ったと見せかけて様子を窺っていたため、かわのじの事がバレてしまうが、村人たちの懇願と、事件の原因が若者達の因果応報であったため、見逃される。
しかし、村人の1人である敬造が体調を崩し、隣町の病院に運び込まれたため、心配になってついて来てしまう。ムサシに諭されて大人しく池に帰ろうとした所、運悪く事情を知らなかった警官と鉢合わせしてしまい、拳銃で撃たれたことに怒って巨大化し、ウルトラマンコスモスと相撲で対決する。そのうちに落ち着きを取り戻し、元のサイズに戻り、今でも取川村の村人たちと仲良く暮らしているという。
余談
監督の村石宏實は、本編第18話のロケで遠野市を訪れたことから、妖怪を題材とすることを着想した。
この回に登場した敬造役は『ウルトラマンティガ』のヨシオカ・テツジ役を演じた岡部健がゲスト出演している。