概要
「じんだん」「ずだ」「じんだ」「ぬた」とも呼ばれる。
枝豆(若い大豆)を素材として使用した餡の一種である。砂糖を中心とした甘味の場合と、塩を中心とした素材の場合がある。
東北地方、特に旧伊達氏領である宮城県や山形県などの郷土料理。
素材に由来する鮮やかな緑色が特徴。素材である豆類をすりつぶして使用することが通常の餡とは異なり、このすり潰し具合に地域差が存在する(宮城県ではあまりすり潰さず、破片が舌触りとして感じられるような状態で使用されるが、山形県では粒が見えなくなるまで磨る、等)。
甘味のものは、通常の餡と同様に和菓子の素材として使用する。伝統的には餅に絡めたずんだ餅、団子にまぶしたずんだ団子、白玉粉で包んだずんだ大福などが有名。宮城県の和菓子屋では、団子はずんだ、みたらし(醤油)、小豆餡、胡麻餡、胡桃餡の5種類で構成されるセットになっているのが普通である。
比較的新しい使い方としては、やはり餡と同様にクレープやロールケーキ、菓子パン類や所謂生どら焼き、今川焼き類のフィリング等に使用される。
ずんだをモチーフにしたキャラ
関連タグ
モスバーガー:過去に『玄米フレークシェイク ずんだ小豆』を販売。