概要
仮面ライダーにとってバイクは生命線である。
その中でも一際異質なのが、バトルホッパーである。
何と、ゴルゴムによる優れた科学力の賜物なのか、人工知能を持つメカ生命体であり、仮面ライダーBLACKの良き相棒である。
つまり、機械ではあるが、自分の意思で行動しBLACKのピンチに颯爽と駆けつけるスーパーバイクなのだ。
中でもその作中の愛らしい行動と南光太郎に対する忠誠心から着いたあだ名がこれである。
また数十年後には似たような後輩のオートバジンについたあだ名「バジンたん」から「ホッパーたん」とも呼ばれることも。
彼女?の劇中での活躍
第1話でゴルゴム神殿から脱出するために光太郎と出会う。
その後の回では、サイ怪人から身を呈して攻撃を受け負傷。光太郎はとても心配した様子であった。(しかもこの際「どうすればお前の怪我を直せるんだ」と言ってることから、ただの修理では意味が無いことを示している。)
しかしバトルホッパーには自己修復機能がついており、無事に光太郎の前で復活した。
彼もその様子を見て安堵し、バトルホッパーに頬ずりをする。
するとバトルホッパーは両目を光らせ彼の顔をじっと見つめるのであった。
また、タマムシ怪人によって洗脳された際にはBLACKの言葉に首を振って反抗したこともあるその後ロードセクターの助けもあり、無事洗脳が解けた際も首振りや電子音によって感情を表現している。
しかし、BLACKと同じ次期創世王候補シャドームーンとの最終決戦時シャドームーンに乗っ取られてしまう。その時には涙を流し、BLACKと戦うのを嫌がっていた。
最終的に解放されたものの、シャドームーンに突撃し大爆発。BLACKへ勝機を与えたが、自身は自己修復不可能となりBLACKに看取られながら死亡した。
消えゆく意識の中で「アリガトウ…ライダー…」と初めて声を出して。
とBLACKで死んでしまったが、続編である仮面ライダーBLACKRXで光太郎に不思議なことが起こったことにより、アクロバッターへと転生。再び光太郎と戦う事ができたのである。
彼もまたBLACKRXの良きパートナーとして戦った。
ちなみにこちらではスラスラと話す。
その時には光の車ライドロンに嫉妬心を持っており、彼からライドロンを動かす方法を聞かれた際、
「知ってるけど、教えない。」
といった挙句、光太郎から「お前妬いてるんじゃないの?」と言われた際には
「そういう訳では無いが、私にも分からないのだ。」と言って彼を困惑させていた。
「彼のためなら身を犠牲にしても庇う。」
「他のマシンに嫉妬する。」
など自らの意思がないとできない彼を思う愛らしい行動からこう呼ばれるようになったのである。
性別について
バトルホッパーの性別については本編では語られていないが、倉田てつを氏の17Liveの配信でリスナーに「バトルホッパーの性別は雄か雌なのか」という質問に対し「バトルホッパーの性別はバトルホッパーだよ」とコメントしていた。
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オートバジン…後の似たような後輩。バイク、愛した人に一途、最期では主人公に後を託す。といった共通点が多い。