概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC5巻収録「ばっ金箱」。
叱られている人物を感知し、その人物から1回10円の罰金を取りに向かう自走式の道具。ばっ金箱の大部分は貯金箱になっており、集めた罰金はここに格納される。無理やり取り返そうとすると、高熱を発する。基本的には叱られたその場で罰金を奪うことが多いが、財布を持っていないなど所持金がない場合、本人の家にある貯金箱から取ることもある。
参考として『ドラえもんのひみつ道具使い方事典1』では、本人が10円玉を所持していない場合は50円玉以上の貨幣や紙幣を徴収し、お釣りは返ってこない様子が描かれている(原作版ではそのような描写はない)。
関連道具
鳥を模したロボット型のひみつ道具。
こちらは目標設定に合わせて、登録した人間の小遣いや貯金から金銭を徴収する。それだけでなく累進課税まで採用しており、対象者の所持金が多ければ多いほど、徴収する税金の割合も増加する。
ただし、お使い等の資金から徴収することはない。作中ではスネ夫がこの抜け道を利用し、徴収を免れている。
大山のぶ代版アニメオリジナルひみつ道具。
蟹を模した道具で、こちらも目標金額を設定すると金銭の徴収を開始する。
「ニコニコモード」と「ガッチリモード」の二種類が存在し、ニコニコモードは小遣いやお駄賃等を少しずつ徴収する。しかしガッチリモードは貯金やお使いの資金等、金銭であれば全て奪い取ってしまう。