概要
2023年12月2日放送。
猫の手を模したアイテムで、肉球の部分から超音波を出して分子構造を組み換え、なんでもふにゃふにゃで柔らかな触感に変えることができる。肉球を揉むことでふにゃふにゃにする度合いを決め、物にタッチすることでふにゃふにゃにすることができる。元の状態に戻す時は同じく肉球を揉み、再びタッチする。
ストーリー
フランスから取り寄せたウォーターベッドをスネ夫に自慢されたのび太は、良さが分からないという理由で自分だけ寝心地を味合わせてもらえなかった。怒って帰宅したのび太は水を詰めたポリ袋とシーツを使ってウォーターベッドを自作するが、跳ね過ぎたためにポリ袋が破裂し壊れてしまった。
そして部屋にやって来たドラえもんは柔らかい物で幸せになりたいと訴えられ、このふにゃふニャンを出して座布団をふにゃふにゃにして見せ、これにはのび太も満足したがすぐに、この程度じゃスネ夫にバカにされると思い、分厚い辞典もふにゃふにゃにするがこれもバカにされると思い別の物を探すことにした。
だが居間に入るなりのび太はタンスの角に足の小指をぶつけてしまい、よくぶつけるからという理由でこれもふにゃふにゃにするが、帰ってきたママに怒られてしまい、ドラえもんとのび太は外へと逃げ出した。
そしていい寝心地の物を求め、神社の階段や公園の遊具をふにゃふにゃにして試した後、裏山の大岩をスネ夫の家の庭に運び、ふにゃふにゃにしてしずかに寝てもらい、スネ夫を見返すことができたが当のスネ夫も皆と一緒になってこれの寝心地を満喫することとなった。
その後のび太は空地の土管をふにゃふにゃにして満喫するが、ジャイアンがそこは自分の特等席だからどけと言ってやって来たため、ドラえもんは土管を元の状態にして返すもジャイアンはこれに顔面を打ち付け大激怒しバットを持ってドラえもんを追い回し始めた。しかしのび太にこの道具を投げ渡されたドラえもんはバットをふにゃふにゃにして防ぐも、今度はのび太が標的にされてしまう。
これに2人は慌て出すが互いに頭をぶつけた拍子にこの道具がドラえもんに当たり、ドラえもん自体がふにゃふにゃになってしまい、飛び掛かったジャイアンもこの触感に満足し、のび太も一緒になってドラえもんに抱き着き、3人で幸せな気分に浸るというラストになった。