概要
未来世界のアンセスターが所有する人型機動兵器。
スーパーロボット大戦α外伝にのみ登場する。
操縦者はソフィア・ネートを取り込んだメイガス。
メイガスがアストラナガンの残骸を回収した後、データを解析していたが間に合わず、解析が不完全なままアストラナガンをマシンセルで修復して取り込んでいる。
マシンセルで構成されているため自己修復能力が高く、生半可な攻撃ではすぐに再生してしまう。
また、アストラナガンを取り込んでいるため、タイムワープが可能。
外見は女性型であり、下半身はバラのドレスをイメージしたデザインになっている。
新西暦188年の世界にタイムワープを行い、イージス計画を阻止しようとするもプリベンターの猛攻によって計画は失敗。メイガスの野望は潰える事となった。
その後、メイガスの支配から脱したソフィアはアウルゲルミルの最後の力を使って未来世界の住人を故郷に帰還させ、メイガスと運命を共にした。
スペック
分類:巨大人型機動兵器
全高:60.3m
重量:730.9t
装甲材質:マシンセル
動力:不明(ティプラー・シリンダー併用)
開発者:アンセスター
所属:アンセスター
武装
イズンアイ
いわゆる目からビーム。
イミルアーム
下半身となっている薔薇の蔦を触手として攻撃する。射程が異常に長い上に無消費のため、遠距離からの不意打ちに注意。
ドグマブラスター
取り込んでいるブラックボックスことアストラナガンを出現させ、その左手にアキシオンを集束させ、交差させたアウルゲルミルの両腕を中心として、巨大なエネルギーの球体を発射する。アストラナガンは外に飛び出そうとして捕らえられる、という動きをする。
アウルゲルミルの謎
元となった機体があるスレードゲルミル・ベルゲルミルと異なり、人型機動兵器でありながら素体となったと思われる機体が不明。
なお、OGシリーズには一切登場しないが、ソフィアがアースクレイドルの大型コンピュータ「メイガス・ゲボ」に囚われている為、アウルゲルミルはメイガス・ゲボの変異型ではないかとの説がある。また、人型機動兵器という事からいまだその存在が行方不明にあるDGG4号機がその素体なのではないかとの説も。
そして、『スーパーロボット大戦OG-ジ・インスペクター-Record of ATX』では、マシンセルに浸食されたアギラ・セトメとソルグラビリオンがアースクレイドルの中枢と融合してアウルゲルミルに酷似した姿へと変貌していた。
関連タグ
ヴァルシオン改・タイプCF :OG外伝での「ODEシステムのコア」となった機体。言うならばOG世界のアウルゲルミル的存在。
アダマトロン:もう一つのOG世界におけるアウルゲルミル的存在。