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アニまな

あにまな

アニまなとは、『ゲゲゲの鬼太郎』アニメ第6シリーズに登場するキャラクター・魔女アニエスと犬山まなのコンビ・百合カップリングタグ。
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概要編集

6期ゲゲゲの鬼太郎における“魔女アニエス”と“犬山まな”のカップリングタグである。


出会い編集

ふたりの出会いは第29話「狂気のフランケンシュタイン」。

アルカナの指輪を探しに街中を箒で飛ぶアニエスの姿を見たまなが、彼女に興味を示して声をかけた事がきっかけ。


自分以外に誰も懐かなかったアニエスの箒が出会ったばかりのまなに懐いたことに驚きながらも、アニエスと仲良くなりたいと思うまなのお昼ご飯の誘いを断る……のだが、空腹でお腹が鳴ってしまい、結局は池のほとりでふたりでサンドイッチを食べることに。

一緒のランチを通して屈託無く話かけるまなに対しアニエスは情が湧き、彼女が傷つかないようにと魔法使いを見つけたら絶対近づかないように警告して去ろうとしたところ、箒のイタズラ(まなとアニエスを仲良くさせようとする後押し?)でアニエスは転ばされ水晶玉を池に落としてしまう。

するとまなは自分が水で濡れたり泥で汚れることも厭わずに池の中に入り、アニエスの水晶玉を探し出す。更に水晶玉を受け取ろうとしたアニエスを再び箒が転ばせて、まなを押し倒すような形でアニエスも池の中に落ちてしまい、一緒にずぶ濡れになりながら、お互いに笑いあう(アニエスが屈託無い笑顔を見せるのはこのシーンが初となる)。


まなの優しさに触れたこの出来事を通して、頑なになっていたアニエスはまなに心を開くようになり、彼女が行く場所がないことを知ったまなはアニエスを自分の家に招待。

池に落ちてずぶ濡れのままだったため、犬山家に帰宅後は一緒に入浴。アニエスは服が乾くまでまなのジャージを借り、彼女に髪を梳かして貰う。

まなの家族達と夕食を摂った後、アニエスはまなの部屋に泊まるが、やはり彼女を巻き込みたくないと思ったアニエスは翌朝、まなが起床する前に黙って犬山家を後にする。


翌日、心配したまなはアニエスを探す最中、アニエスがバックベアード軍団の幹部・ヴィクターに襲われている現場に遭遇。

まなに一目惚れしたヴィクターが彼女を誘拐すると、アニエスは鬼太郎たちと共にヴィクターを追跡し、ヴィクターを魔法で撃破してまなを救出する。


救出後、まなを危険な目に遭わせてしまったことに責任を感じたアニエスは彼女から離れようとする。

まなは「もっと仲良くなりたい!もっと色々聞かせてほしい!」とアニエスに訴えてアニエスは脚を止めるが、「まなは私がこの国に来て初めて出来た大切な友達」だから迷惑をかけたくない、自分たちは一緒にいてはいけないと、やはり彼の元から離れようとする。

まなを必死で助けようとしたアニエスの姿と、互いに想い合うふたりの遣り取りを見た鬼太郎は(監視の意味もあると告げながらも)アニエスに妖怪アパートの一室を使うことを提案。アニエスが居場所を得たことに喜びまなはアニエスを抱きしめる。

まなに抱きしめられながら、アニエスは目を潤ませながら安らかな表情でまなに身体を預けた場面でふたりの出会いとなったストーリーは幕を閉じる。


二人の交流と別れ編集

続く第30話「吸血鬼のハロウィンパーティー」では、西洋妖怪の幹部・カミーラ猫娘と共に囚われたまなを救出するために鬼太郎と共闘。前話に続いて鬼太郎がアニエスを見直す大きな要因となる。


第32話「悪魔ベリアル 百年の怨嗟」では、アルカナの指輪探索を思い詰めるアニエスを気分転換させたいと思ったまなは、大好きな鳥取の境港へ行くことを提案。アニエスはまなをほうきに乗せ、境港まで空中ドライブをする。


第34話「帝王バックベアード」では、ゲゲゲの森の慰安旅行に誘われたアニエスは、森の住人達に迷惑をかけた自分が参加してもいいのだろうかと悩みまなに相談、彼女の後押しで参加を決める。

だが日本に上陸していたバックベアード達の謀略で鬼太郎の仲間達が行方不明になったことで慰安旅行は中止となってしまった。

同話終盤でのバックベアードとの交戦を経て、鬼太郎達を巻き込みたくないと思ったアニエスは姿を消した。


続く第35話「運命の魔女たち」にて、まなと仲良くなるきっかけとなった池のほとりにひとり座っていたアニエスを、「ここじゃないかなって思った」とまなが見つける。

アニエスは今までまなには秘密にしていた家族のことや姉・アデルとの確執、アルカナの指輪とブリガドーン計画の詳細、ブリガドーンのコアとして生贄となった母親の死、そして自身が次のブリガドーン計画のコアに選ばれたことを打ち明ける。

更に当初は利用するだけだと思っていた鬼太郎ら日本の妖怪達が、彼らやまなとの出会いを経て大切に思うようになり、皆を巻き込みたくないという心情を明かす。

そんなアニエスをまなは、「アニエスは友達だよ。だから、巻き込まれたなんて思ってない。鬼太郎だってそう思ってる」という言葉をかけ、彼女の優しさに触れたアニエスは泣きながらまなに抱きつき、まなもアニエスを抱きしめる。

そして、アニエスを救うために鬼太郎に助けを求めることをまなは提案。彼女の後押しで決意したアニエスは、まなへの感謝を込めて彼女の手の甲にキスをして、ひとりゲゲゲの森に向かっていった。

このアニエスのキスは、第36話以降のバックベアード軍団の本格的な侵攻に際してまなにとって重要な意味を持つこととなる。


バックベアードとの戦いが終わり、魔女の軛から逃れて自由になったアニエスは和解した姉と共に世界を見るための旅に出ることを決める。

出発の日、見送りに来たまなにアニエスは涙をにじませながら再会を約束し、笑顔でまなと握手をして日本から去って行った。


西洋妖怪編後編集

西洋妖怪編終了後から暫く経った第57話「鮮血の貴公子 ラ・セーヌ」にて、砂かけ婆の砂通信越しでアニエスが再登場。

砂通信は砂で作った円の外に出ると切れてしまう仕組みだが、会いたがっていたまなと再会したアニエスが彼女と触れあおうとして思わず円の外に出てしまい通信を切らしてしまうという、二人の仲の良さがわかる描写がされた。


第75話「第75話 九尾の狐」では玉藻前の支配下に置かれた地獄を解放するために、まなから助けを求められて姉のアデルと共に助力。地獄内での移動の際はまなを自身の箒に乗せている。


6期最終話では妖怪に関する記憶を失ったまなを案じ続けるアニエスの姿が描かれている。

大人になったまなが記憶を取り戻した後、鬼太郎ファミリーともに行った温泉旅行の記念写真にはアデルと共にアニエスも一緒に収まっており、まなとの交流が再会した事が示された。


備考編集

第34話で描写された妖怪アパートでの生活シーンでは、まなの家に宿泊したときに彼女から借りたジャージと同じものを寝巻きとして着用している。

アニエスがまなから再びジャージを借りた(または譲られた)のか、もしくは彼女とお揃いのものを新しく購入したのかは作中では言及されていない。


アニエスとまなと年格好は同じくらいの姿だが、アニエスは妖怪のため人間のまなとは成長の差異がある(アニエスの実年齢は不明)。

そのため、最終話の記念写真ではまなは大人になっている一方でアニエスは変わらない少女姿であった。


公式グッズ関連編集

バンダイから発売されている食玩「ゲゲゲの鬼太郎 人魂グミ~妖魔終焉~」の封入シールラインナップに、アニエスとサンタ衣装のまながお互いにケーキを食べさせあっている描き下ろしイラストが存在する。

また、同社の「ゲゲゲの鬼太郎カードウエハース2」の封入カードのラインナップには前記第32話をモチーフとしたアニエスがまなをほうきに乗せて空を飛ぶ描き下ろしイラストが存在している。


上記はいずれもバンダイの商品公式サイトからイラストを確認できる。


関連イラスト編集

まなニエス【ゲゲゲ】たいやき


関連タグ編集

ゲゲゲの鬼太郎 6期鬼太郎 西洋妖怪編

魔女アニエス 犬山まな

百合

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