概要
デジモンストーリーロストエボリューションで敵対する存在。
ロストエボリューションの世界観におけるデジタルワールドを作ったエンジニアのコピー体カーネルが進化を司る「エンシェントツリー」を使って作り出した存在で、デジモンやテイマーをイレイズする組織「セレクター」に所属している。その目的は粗雑になっていくデジタルワールドから無駄なものを消し去る事(つまり、やっている事はDIGITAL_MONSTER_X-evolutionにおけるイグドラシル陣営のそれと変わらない)。
尤も、その計画は元々はテイマーユニオンが考えていたものだったとの事だが…。
イレイザー1体はデジモン1体と同じ容量だが、ゴールドテイマーが率いる究極体6体の戦闘力に匹敵する。おまけに進化と退化が存在しないので、サーバーには負担が掛からないとのこと。
種類
シフトイレイザー
雑兵。人型から下半身が虫のような姿になる。
正体はさらわれたテイマーとデジモンが融合したもので、戦闘の際にはデジモンを仕向けてくる事も。
EXイレイザーα
人狼のような姿。
正体はバンディッツの1人ウーノ。
EXイレイザーβ
巨鳥のような姿。
正体はバンディッツの1人ドース。
EXイレイザーγ
ラミアのような姿。
正体はバンディッツの1人トレース。
EXイレイザーΩ
EXイレイザー3体が合体した姿。
なお、バンディッツの3人の正体はかつてデジタルワールドを守る為にデフラグを計画したテイマーユニオンのテイマー達で、エンシェントツリーの暴走の影響でEXイレイザーと化した。彼らはシフトイレイザーのプロトタイプに当たる。『デジモンストーリー超クロスウォーズ』にもゲスト出演した。
ギガデヴァスト
本作のラスボス。カーネルがエンシェントツリーにデジプレートよろしくシフトイレイザーを配置し、バンディッツ、そしてこれまでにイレイズしてきたデジモンのデータと融合した姿(外見を見る限りではオメガモン、ジャスティモン、ムゲンドラモン、メガログラウモン、カイゼルグレイモン、アポカリモン、デュナスモン、ディアナモン、デーモンの要素を持つ)なお、今作ではエンシェントグレイモンは仲間に出来ても、カイゼルグレイモンは登場しない。
デジタルワールドそのものを豪語するが、肝心のデヴァストシリーズの強さはそこまでである。というのもレンジが3つに跨っている上、本作では弱点を付けるオメガモンなどの光属性の技が得意なデジモンを割と簡単に仲間に出来てしまう為、そこまで強くはない(加えて、メタルガルルモンから育成した場合、Gクロスフリーザーで素早さを下げられるという嫌がらせが可能)。これではデジタルワールドそのもの(笑)である。
テラデヴァスト
最終形態。上記の他、アポロモン、バルバモン、マグナガルルモン、アルフォースブイドラモン(X抗体)、ミラージュガオガモンなどが融合している。なお、今作ではエンシェントガルルモンを仲間に出来てもマグナガルルモンは(ry
バンディッツを取り込んだせいで思うように身動きが取れなくなってしまった。
撃破後、バンディッツやイレイザーにされたテイマーたちは元に戻された。
テラデヴァストの素体となったカーネルはタスクを停止されたが、ドースによって万が一を考えてバックアップデータを残されており、エンシェントツリーの進化システムと繋がった状態になっている。
そちらはこれまでの悪事の記憶が全くなく、レジェンドテイマー昇格戦で一人のテイマーとして主人公と対決する。