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CV:石丸博也

概要

イマジンあにめ3』の「君にも見えるウル〇ラの星」に登場する、『ウルトラマンタロウ』をイメージして現出したイマジン……ではなく、円谷プロダクションの特撮番組『ウルトラマンタロウ』に登場するヒーロー・ウルトラマンタロウその人

東映アニメーション本社に喧嘩を売りに来たモモタロスとそれを食い止めるウラタロスとキンタロスの前に強い光と共に現れた。

自分を差し置いて「タロウ」と言われて困っていたので、『イマジンあにめ』は自分が主役になると宣言した。…がイマジンズのダメダメなやり取りを見て「自分の代わりに宇宙の平和は任せられない」と判断した彼は、主役になるのを辞退。ウルトラサインを残して再び宇宙へ飛び立ったのだった。

モモタロスからは「宇宙人野郎」と呼ばれていた。

余談

決してパロディキャラクターとかではなく、ちゃんとした円谷プロ公認のコラボレーションである。

CVの石丸氏はウルトラマンタロウの声を『ウルトラマン物語』から長らく演じていただけでなく、『ウルトラマンレオ』の第40話で先生役を、『仮面ライダー』では初代ライダー第1話でショッカー科学員の一人を演じている。

また『仮面ライダー電王』と同時期の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』では専属声優であるジャッキー・チェンのパロディキャラシャッキー・チェンの声も担当している。

電王側では、モモタロスの声優である関俊彦氏は過去に『ウルトラマン超闘士激伝』にてセブンを演じていた他、キンタロス役のてらそままさき氏とジーク役(本話では未登場だが)の三木眞一郎氏は、後に『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』でウルトラ戦士を演じることになる。本作では本家のタロウも登場している(ただしこの時のタロウのCVは既に交代している)。

また、リュウタロス役の鈴村健一氏はウルトラシリーズへの出演歴はないが、後にGRIDMAN_UNIVERSEシリーズで主要人物のアンチ/グリッドナイトを演じたため、円谷作品自体には参加した。

この回をネタにしたのか、3DSのゲーム『ロストヒーローズ』にて電王が「ウルトラマンタロウ」の名前を「ウルトラマンタロス」と言い間違える場面がある。

後年のウルトラ作品でタロウの息子「タイガ」が登場するのだが、タイガは劇中で「赤鬼」と呼ばれる場面がある。さらに、地球に滞在するため他のチームメイトと共に主人公の人間に憑依したりと『電王』に似た要素があった(もっとも、ウルトラ戦士の人間への憑依は電王の40年近く前から行われていることなのだが)。

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