「確か、お前の流儀では…殺す相手には名を名乗るんだったな」
概要
破面No.13。
第6十刃グリムジョー・ジャガージャックの従属官の一人。
鼻の上にアイマスクのような仮面の名残を着けた、左半分坊主・右半分長髪(髪の色はアニメ版では赤)という物凄い髪型をしている巨漢の男性。
厳つい外見とは裏腹に敵の力を冷静に分析し敵の強さを素直に称え、また粉々に叩き潰すまではしたくはないと言うなど、情け深い一面もある。
グリムジョーと共に現世に侵攻した際、斑目一角と交戦。死を恐れずに戦いを続ける一角に斬魄刀を解放して追い詰めるが、一角が卍解・龍紋鬼灯丸を発動し互いに最大の一撃をぶつけ、胴体の半分を抉られる。
最期の瞬間には一角の名前を聞いておいて良かったと残して死亡した。
破面になる前はシャウロン達と共に一度アジューカス級まで進化、解放状態に近い姿をしていたが、これ以上進化できないことを悟り諦めた。
藍染惣右介の発言からするに、ギリアン級に退化した後で破面化した模様と思われていたが、後に石田雨竜がギリアンとアジューカスの混合部隊と発言した(途中で設定を変更した?)ため、退化せずアジューカスのまま破面になったのかもしれない。
帰刃【火山獣】(ボルカニカ)
解号は【熾きろ】(おきろ)。
解放すると鼻の仮面が消え、両耳の付近に仮面のようなものが形成される。また、肩の関節から両腕にかけての部分が巨大化し、見た目は鎧のような形状となる。
解放後は肩から火炎を噴射する能力を得る。変化した皮膚の硬度のみでも凄まじい殺傷力を生むが、両腕の肩から噴射される火炎を利用した近接格闘のスタイルを取る。
技
- 手甲掌(パルマ・プランチャ)
解放前に使用。
霊圧を手に込めたビンタ攻撃。
一角の歯を何本かへし折る威力。
余談
- 作中で最初に帰刃を披露してみせたキャラである。
- 帰刃は傷口が回復する筈であるが、彼の場合は回復していない。帰刃には珍しく回復しないタイプだったということなのかは不明(尤も、メタなことを言えば回復する設定は恐らく後付け設定だったのだと思われるが)。
- なお、作中で初めて回復について言及されたのはノイトラ・ジルガ戦と、大分先である。