「僕はどこにだっているの、サ。
この世界の、どこにだってね。」
プロフィール
異世界オメガに存在する軍事国家、ヴェルン皇国皇帝シュレッガーの弟。
年齢 | 性別 | 種族 | 身分 |
---|---|---|---|
29歳 | 男性 | オメガ人 | ヴェルン皇帝弟 |
声:森久保祥太郎
概要
初登場はEP5第2章パート1「滅びゆく国」から。
皇帝シュレッガーと共にヴェルン国民に「魔人化」の人体実験を施し、4096人ものの死者を出させた人物。人を人とも思わない行為を平然と働き、しかもそれを楽しんでいるかのような享楽的な言動を見せる。
兄とは対照に知性派であり、プレイヤーに対して様々な策略・策謀を張り巡らせる。プレイヤーの行く先々で姿を見せるが、直接対面する機会は少なく、裏で動いている様がたびたび描かれる……。
EP5第2章パート1「滅びゆく国」
「……来たみたいだよ、兄さん。
魔神城を砕く存在が、サ。」
守護輝士の噂をヴェルンに流し、彼/彼女を誘き出す作戦を行った後の様子。守護輝士の強さに興味を示したシュレッガーに対し、すぐには手を出さないように釘を刺していた。「随意に」と兄からの返答を受けた後は意味深な笑みを浮かべていた。直後、守護輝士に挨拶をしに行くと言い残して立ち去って行った。
後のことを考えると、守護輝士の強さが計れない状態でシュレッガーとぶつけるのはまずいと思っていたと思われる。
EP5第2章パート3「決死の反逆」
「僕は、君を見に来たんだ。
クエントに降り立ちし、守護輝士クン。」
皇都を目指す守護輝士一行の前へ姿を現し、魔人兵を召喚、けしかけてくる。
ゲッテムハルトからすれば怨み骨髄のため殴り掛かられるが、さっさと姿を消して逃げてしまった。
その後ヴェルン帝都に帰還し、シュレッガーに「こっちは任せる」と言い、どこかに姿を消した。
EP5第2章「エピローグ」
「その無念、その怨恨……その魂!
受け皿があったら、どうなるのかな?」
プレイヤーがヴェルン荒野の魔神城を破壊すると再び姿を見せ、「クエントが大変なことになっている」と告げて早々に立ち去ってしまう。シュレッガーが倒されたことについては特に驚いておらず、兄の敗北は織り込み済みだった模様。恐らくは「挨拶」の段階で守護輝士の実力を計れたということなのだろう。
その後、紅き邪竜が復活した現場へと密かに赴く。アリサの力によって邪竜は倒されたが、エルミルはエフィメラの力を用いて復活させ、更にはルツの怨念を憑依させる。
アリサではエフィメラの力にまで対抗できず追い詰められるが、そこへプレイヤーが駆けつけたことで形勢逆転。隙を突いたルーサーによってエフィメラによる再生能力の大半を奪い取られ、邪竜は再封印されたが……(後のことを考えると、これも彼の計画の内だったのかもしれない)
EP5第4章パート2「砂漠に喚ばれし【若人】たち」
「かかったね、マヌケ。」
長らく姿をくらましていたエルミルだが、実は神国エピックの神官となってマルガレータに取り入っていた。守護輝士を擁するクエントを羨ましがる彼女に召喚術の行使を進め、守護輝士に匹敵する存在を呼び出せると甘言。
その結果、呼び出された「若人四天」によってエピックは占拠され、国内は混乱状態となってしまった。
4人組がプレイヤーの力で撃退され、国内に平穏が戻るとマルガレータの前にいけしゃあしゃあと姿を見せる。この際、名前を忘れられていたのでマルガレータにツッコミを入れている。
本性を現した直後、マルガレータによって肉体を滅ぼされ呆気ない最期を迎える…………わけがなく、精神はまだ生きており、「最後の一押し」としてマルガレータに大量の因子を植え付けダークファルス【若人】へと姿を変えさせた。
その後の動向は不明。
EP5第5章「象徴との遊戯」
「もっと遊びたかったんだろう?
もっとやりたいことがあったんだろう?
なら、それを思うがままに、するといい。」
やはり生きており、継承の儀を始めようとしていたフローの前に姿を現わす。クラリッサが放った矢で脳天をブチ抜かれるが平然と復活。その際に「僕はどこにだっている」と言い放った。殺しても殺しても瞬時に復活するというのはなかなかに厄介な特性である。
その後、フローにエフィメラを無理やり使用させることでダークファルス【双子】の力を目覚めさせた。再び姿を消し、今回は主人公の前に現れることはなかった。
今回の一件も主人公たちによって解決したものの、マトイやアルマからは、まるでタイミングを見計らって騒動を起こしているようだと推測されている。
EP5第6章「かくて英雄は此処に集う」
「さあ、奇跡を起こそうじゃない、か!
世界を壊す奇跡を、サ!」
主人公の姿に化けてハリエットの前に姿を現すが、シエラが傍にいないことで偽者だと勘付かれる。
しかし、ハリエットを黒い花の繭に幽閉することには成功した。
この時のエルミルは目が赤くなっており、声にエコーがかかっているが……?
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オメガ(PSO2) ヴェルン皇国 シュレッガー=ヴェルン 安藤優
EP5第6章のネタバレ注意!!
エルミルはハリエットを繭に閉じ込めた後、主人公たちの前に現れ、何故か主人公のことを「センパイ」と呼ぶ。
そこで彼はとびきりのヒントとして自分の持つ杖を「あるもの」に変える。
「これ、なーんだ?」
それは【深遠なる闇】の依代になっていたはずの【仮面】の仮面だった……
そして、エルミルは遂に自分の正体を明かす……