CV:M・A・O
概要
主人公たちの通う学校、清雅学園に転校してきた「帰国子女」。
主人公橘イツキの隣の席となる。主人公が挨拶した際に肩に「ラッピー」らしき姿を見ている。
かなり世間離れしたところがあり、口調は軍人調の硬いもので、世間一般の常識に疎い。寮生活のマニュアルがパソコンの中にあると聞いて、パソコンを分解して中を調べるあたり帰国子女で片付かないレベルの天然ボケである。また男女関係にも疎く、その女性として無防備でアグレッシブな行動は度々周囲を引かせる。特に橘イツキに興味を持っており、絡むことが多いことから周囲からは「イツキが手籠めにした」なんて悪い噂が立っている。
身体能力も超人的で、空手部が認めるほどの正拳突きや2階ほどの高さまで飛翔するジャンプ力など、上記の人格や行動も合わせて一部視聴者からは女相良宗介とも呼ばれている。
ちなみに泉澄リナよりもスタイルが良く、かなりの巨乳である。茅野コウタにとってはモノメイトの君。
謎の多い彼女だが、動物は大好きらしい。
彼女もPSO2のプレイヤーらしく、本人曰く「フォース、テクター、バウンサーの3種は極め、ミッションを達成済み」とのこと。
そのため泉澄リナにより生徒会特別役員に選任され、拝命する。
PSO2におけるイツキのアドバイザーとなる。
PSO2のキャラはニューマン女性で新クラス「サモナー」でペット「ラッピー」を駆使したり、風・雷系テクニックや補助テクニックを使う。エクストリームクエストをすべてのクラスでクリアしたと述べており、プレイヤーとしての実力の高さがうかがえる。ちなみにこの発言がされた当時は「独極」は実装されていない。
また、本来ならフォース・テクタークラスでないと使用できない複合テクニックを、
サモナークラスでありながら行使する事が可能である。
(後にパートナーNPCとして実装されたが特別なAIを与えられていることはないようで、ゲーム中では複合テクは使わない。)
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ネタバレ
ここから先は物語の顛末やネタバレなどが含まれています。
種族/性別 | ニューマン/女 |
---|---|
衣装 | ドレッシアオース・スタイル |
アクセサリ/ステッカー | ドレッシアハット/ドレッシアリボン(アイカバイザー ※) |
その正体はオラクルから地球へ来訪した、アバター体では無い本物のアークスである。
彼女はアークス情報部に所属しており、情報部司令であるカスラの命令で、地球での現地調査と出現したダーカーの殲滅、そして地球人でありながらもフォトン適合者である橘イツキの監視役として清雅学園へ潜入、入学していた。
現実世界でフォトンに覚醒したイツキをオラクルへと招いた後、イツキと共にダーカー殲滅を主とした任務へと従事する事となる。
当初は冷淡だったものの、共にダーカーと闘い続ける最中、次第にイツキとの絆が芽生えていく。
市街地での戦いにて援軍に現われたマトイに対しては様付けで呼んでいるが、当の本人は困惑されている。
【若人】復活寸前の出来事では、イツキとリナとアイカの三人の力を合わせ、【若人】の撃退に成功する。しかしダークファルスは倒されても消滅せず新たな依代を探す為、それを防ぐ為か二人に別れを告げた後、マトイの手によって二人を強制離脱させ、カスラから手渡された創世器「燐具フローレンベルク」を使い、膨大な【若人】の残滓を身を賭して吸収する・・・
アニメ版ではその後が描かれなかったが、ゲーム版ではその後の顛末が彼女によって語られた。
居合わせたマトイは、【若人】の残滓を吸収するアイカを救おうと考え、アイカに集い始めた残滓をリリーパ地下へと送り、再封印しようと試みる。
だがこの時コールドスリープから目覚めたばかりのマトイは、コンディションが優れぬ為か上手くいかず、苦肉の策でマトイも【若人】の残滓を引き受け始める。
かつて【深遠なる闇】の依代であった事を省みずに・・・
その時、【深遠なる闇】の化身、ディーオ・ヒューナルが突如現われる。
しかし危害を加える様子もなく、二人の【若人】の残滓を吸収、マトイを見つめつつどこかへと去っていった・・・(カスラいわく、1分未満の出来事であった)
アイカは運良く【若人】の依代にはならなかったが、因子による侵食状況が酷かった為にコールドスリープで半年近く浄化処理を行っていた(同じく再びコールドスリープに入ったマトイはEP4-4において覚醒、EP4-5にて戦線に復帰)。
後遺症としておさげの毛先が紫色に変化してしまったが、活動は支障は無い模様である。
リナの卒業式の日には間に合い、屋上でイツキやリナと再開を果たしている。
ゲーム版ではEP4-2章にて登場。
アークスシップへ招かれたヒツギとアルを艦橋で出迎えた。
その後、情報部の命令によって月付近に転移したアークスシップへの滞在する事となる。(表向きには情報提供の齟齬が無いように、裏向きにはアークスシップ内の監視目的として)
またEP4-3をクリア後に艦橋で話しかけると「地球に来ていたのはフォトン感応者であるイツキやリナを見守るためと、マザー・クラスタの調査が目的だった(しかし気配すら掴めなかった)」という旨の発言をするようになる。
また「アースガイド」の存在が明らかになった際にはヒツギの兄・エンガと再開するイベントが追加された。アニメでアイカとエンガが同じ方向に歩いていった伏線の回収である。
EP4第3章・「日常への帰還」にて、地球で活動していた際のメイド服の画像が眼鏡から次席に渡っている事が判明。
←こちらのウェイトレス姿
次席曰く「勝手に廻って来ました」。その後、慌てて元凶の元に…。
ちなみにこのイベントは彼女のパートナーカードを入手しないと見る事が出来ず、アップデートでパートナーカードを獲得できるオーダーの難易度が緩和されるまで見た事がない、と言う新人アークスも少なからずいるはずである(ボスラッシュ系タイムアタックの連破演習:闇の痕跡のスーパーハード(Lv61~)でAランク以上クリア→連破演習:闇の痕跡のハード(Lv21~)をAランク以上クリア。〆にファルス・アンゲル、ファルス・ヒューナル、ファルス・ダランブルが一同に介する難関)。
なお、エンガとの再会以降EP4でのイベントでの出番は終了。あくまでアニメを見てくれた人に対するファンサービス程度の扱いであった。しかし……。
マトイとプレイヤーに対する扱いの違い
アニメに登場した際、アイカはマトイを「様」付けで呼び、敬語で接している。対して同じ地位にあるはずのプレイヤーに対しては敬語は殆ど使っていない。この扱いの違いについてユーザーから疑問を抱かれ、後のニコニコ生放送で木村Dは「マトイは二代目クラリスクレイスでダーカーとの戦いで活躍したから尊敬されている」という旨を発言。しかし、ユーザーからすれば自キャラは、そのマトイを助けた存在であり(さらに言うなら【深遠なる闇】をも退けたアークス)、アイカが登場した時点でオラクルの英雄となっている。納得できるかと言うとそうでもなく……。
EP5に入る頃にはこの騒ぎも沈静化を見せ始め、後述のドラマCDにおいて「プレイヤーは後輩だから敬語を使っていない」と理由が説明された。…しかし、プレイヤーがアークスになったのはEP4から3年前であり、その頃のアイカは14,5歳程度。新人アークスの平均年齢が16歳(教導役のストラトスも登場時点の年齢は16才)なのを考えるといささか若い気がしないでもない……。
割と設定に矛盾や煮詰めの甘い部分が多く、非常に惜しいキャラクターである。
ドラマCD、サントラでのアイカ
本編とは一線を画すボケキャラになっている。イツキとの恋人関係を肯定してしまうような発言をしてイツキを困らせたり(しかも理由は「ウソを吐くのはよくない」)、コウタのハイテンションにノリノリでついて行って応援までしている。
ちなみにアニメで大苦戦していた「ブーストエネミー(リンゼ・ドラーダ)」を瞬殺している。ただし、戦ったのはアイカではなくペットのラッピーであるが。
「~シエラ’sリポート~」では、前述の通り主人公(プレイヤー)よりも先輩アークスであることが明かされた。マトイに対しては様付けで、主人公に対しては呼び捨てなのはなぜという疑問は当時からあったが、これで解消されたわけである。EP4の事件を解決したのが主人公でなければもっと自体は混迷していたと述べている。
異世界オメガにて
2018年のセガフェス内放送「PSO2 STATION」に於いて、異世界オメガのダークファルス【若人】を元とする【若人】四天の一人としても登場する亊が発表された。
オメガでもラッピーを連れているが、こちらのラッピーは黒くて目がつり上がっている。
ちなみに同時に発表されたアプレンティス四天の一角、「孤独のリナ」が注目と笑いを全部持っていってしまっている。
異世界オメガでエピック神王・マルガレータがクエントに出没した守護輝士を羨ましがり、英雄譚を求めて召喚術を行使。その結果【若人】の依代の経験者がオラクル・地球から召喚され、役職を与えられた。
アイカは卷族として黒いダークラッピーを従えた「誤解のアイカ」として一番手に登場、主人公とシエラを困惑させた。肩書きに関しては「不本意であっても変えようがない」と愚痴っている。
実際に戦うのはダークラッピーが化けたダーク・エンペラッピー。行動パターンはオリジナルと大して変わらないが、攻撃力が大きく底上げされた上にオリジナルでは癒されるハグが大ダメージに変わっており、迂闊にハグされようものならHPを盛ってないと確実に死ねる。
本人は「一番弱い」と評しているが、次の相手があまりにもワンパターンで弱いので矛盾している結果に。
撃退するとオラクル船団に無事帰還、オメガでの記憶はさっぱり喪失した…ようだが「強き光には、強き影が落ちるもの……」or「所詮私は仮染めの容れ物……」のセリフで恥ずかしくなる始末…。
ちなみにこの時に変質した時の服装がACスクラッチで配信された。ダーク・エンペラッピーも一部クエストや難度「エクストリームハード」が追加されたフィールドで極稀に登場、撃破するとダークブラストの使用回数が回復する。