プロフィール
異世界オメガに存在する四大国家の一つ、神国エピックの神王。
概要
EP5第4章パート2「砂漠に喚ばれし【若人】たち」から登場。
狂乱に身をやつした母親に、信仰する神の啓示より神罰を下し、若くして王となった。
しかし、一方で民想いの女王であり、エピックの人々には好かれているようだ。これまで「友人」と呼べる存在はいなかったようだが、エピックでの一件を通してハリエットとは友人の間柄となる。
性格
自分勝手な目立ちたがりやで、ヒロイックな物語のヒロインになりたいという願望がある。公式曰く「夢見がち」。少女らしい夢と言えばその通りだが、イタズラがバレたり、バツが悪くなったりするとすぐに誤魔化しに走って逃げようとする性格。まるで反省していない。
エピックの民からは様付けで呼び慕われているが、対応が近所のいたずらっ子に対するそれに近い。
シエラからは「マルさん」と呼ばれており、選択肢ではプレイヤーからも「おいマル(憤怒)」と言われる。
口癖は「不敬」。王らしい振る舞いではないため、周囲から王らしい扱いを受けないことによる不満を「不敬」と述べるため。また「ケバい」など同じことを連呼するクセがある様子(ボキャブラリーが低い?)。
その性格と国王と言う立場ゆえに対等な立場の友人は皆無であったため、自国民にハリエットを友として紹介した時は非常に珍しがられ、当初ハリエットは憐れまれてしまった。
余談
2018年に行われたキャラクター総選挙女性キャラクター部門でまさかの1位を獲得した。ちなみに2位がマトイ、3位がハリエットである。
2021年1月27日発売のキャラクターソングフェスティバルVIの豪華版にマルガレータ=オブ=エピックのボイスが付属されている(通常版はハリエットのボイスのみ)。
関連イラスト
関連タグ
PSO2NPC一覧 SEGA オメガ(PSO2) 神国エピック
以下はマルガレータに関するネタバレが含まれています
ネタバレ
EP5第4章パート2「砂漠に喚ばれし【若人】たち」
守護輝士を擁するクエントを羨ましがっていたマルガレータは、つい最近やって来た神官の甘言に乗り召喚術を行使。その結果、現れた4人組によってエピックを乗っ取られてしまう。国民は避難させ一人クエントに辿り着いた彼女は、原因が守護輝士や召喚術を伝えたクエントにあるとムチャクチャな理論を振りかざし、救援を要請。
同情したハリエットとプレイヤーはマルガレータに同行することとなった。
エピックにたどり着いたプレイヤーは、オメガに召喚された四人組「【若人】四天」と戦う羽目になる。マルガレータの自業自得が原因だと知ると、シエラは「もうこの国ほっときません?」と呆れ、その際のマルガレータは上記のショックを受けた顔になっている(因みにハリエットは「民の皆さんが可哀そうです」という理由でシエラに反対していた)。
こうしてプレイヤーの尽力によって四人組は倒され、エピックは平和を取り戻した。
ちなみにマルガレータが英雄鐔を羨ましがっていたのは「エピックで崇めている神が強すぎて、人間が出るまでもなく異変を即解決してしまう為」だとか。
王宮へ戻ったマルガレータたちを迎えたのは、あの神官の男だった。言うまでもなく彼の正体はエルミルであり、今回の騒動は彼の謀略によるものだった。この際、彼に向って「誰だっけ?」と言い放ったことでツッコミを入れられている。エルミルをツッコミキャラに変えるマルガレータをさすがと褒めるべきか……。
直後、正体を現すエルミルだが、マルガレータは奇跡の力を用いて瞬殺。あっさりと肉体を滅ぼしてしまう。
が、エルミルがそんな簡単にくたばるわけがなく、精神はまだ生きていた。あえて殺されることでマルガレータに因子を移すのが彼の作戦だったのだ。
大量の因子を宿したマルガレータは「10年前の【若人】」へと変貌した。
実はマルガレータとは、10年前の【若人】の依り代の幼き日の姿がオメガにて再現されたものだった。そして、10年前の【若人】とはダークファルスの依代となり好き勝手に振る舞った「オラクルのマルガレータ」のなれの果てだったのだ。
「未来の自分」を見たマルガレータは「ケバい」と連呼。更にプレイヤーの発言でブチキレた【若人】は、「オメガ・アプレジナ」となってプレイヤーとハリエットに襲い掛かるが、二人の力には及ばず押し返される。制御を失ったのか【若人】はエフィメラに飲み込まれ始めた。しかし、ハリエットの力で因子は吸収され、道を切り開いたプレイヤーは【若人】の、マルガレータの手を掴み闇から救い出した。
マルガレータの精神はプレイヤーの中へとやって来た。ところが、利用されるだけだった未来の自分に同情したマルガレータは【若人】の中に取り込まれていたオラクルのマルガレータの魂も一緒に連れてきてしまっていた。オラクルのマルガレータは【若人】から解放され、生前の姿(金髪で白と金色のエレティックレーヌを着た大人のマルガレータ)となっていたが、このまま二人がマルガレータの身体に戻れば主導権は大人のマルガレータに移ってしまう。そこでプレイヤーの提案により、大人のマルガレータは彼/彼女の中へこのまま住むこととなった。
去り際にマルガレータは「未来の自分」に問う。自分に欠けていたのは何だったのかと。大人のマルガレータが素直に答えるわけがなく、「自分で考えなさい」と言い渡した。こうしてマルガレータは本来の肉体へと戻り、大人のマルガレータは「救われた過去の自分」を見送ったのだった。
かくして本来の肉体へ戻ったマルガレータだが、ゲッテムハルトやルーサーのように彼女にも消滅の時が訪れようとしていた。
……が、実はマルガレータのイタズラ(演出)だった。それを見抜いたプレイヤーは「拳を振り上げる」or「顔を近づける」することでマルガレータの反応を見ることに。マルガレータは思わず逃げてしまい、イタズラがバレてしまう。さすがのプレイヤーとハリエットとシエラもこれには相当怒ったらしく、逃げようとしたマルガレータをどついている。
これまで主要人物の人死にが続く中、その連鎖を断ち切った回と言える。
こうしてマルガレータは無事復活し、今度こそエピックに平和が戻った。しかし、依り代を失った【若人】はいずこかへ姿を消していた。
「【若人】四天」(マルさんのワガママの被害者の皆さん)
6章「かくて英雄は此処に集う」
守護輝士がイス=アルス内に巣食うダーカーに対処している時に、突然の地震。
ほどなくイス=アルス領内に突如として出現した巨大な黒い繭。ハリエットは黒い繭に囚われ救助の方法も不明。やるべき事を探す為クエントに再び到着すると、クエントの民を避難誘導するマルガレータとアリサの姿があった。
黒い繭の存在を見て、クエントでハリエットの不在を知り、守護輝士の質問からハリエットが黒い繭に囚われている事を知る。そして出した結論は「守護輝士の後押し」。
避難誘導を終えた後、エピックの神を説得し「奇跡」をエピック国外でも使役出来るようにしてもらった後にクエント・ヴェルンの兵と共に合流。
「はっ、何言ってんのよ妖精!神様なんてのはもとよりご都合主義のカタマリよ!
やろうと思えばなんでもできるくせに面倒くさいからやらないってのが神よ!
そんな神様が珍しくやる気を出したんだからもうけものと思いなさい!」
…まあ、その後に意外な正体のエピックの神が顕現してエライ事になる訳なんですが。
全てが終わった後はハリエットがオメガの神を継ぐ事になり、王の居なくなったクエントはエピックと合併。
マルガレータは「神聖エピクエント魔道国(命名:マルガレータ)」の王となったようだ。
EP6では
神聖エピクエント魔導国の王になったためか新しい衣装で再登場。主人公、シエラ、ハリエットと久しぶりの再会を果たす。
主にオメガに襲来した閃機種の迎撃に当たっていた。主人公と合流した後は一時的にパーティに加入する。
義の男神との戦いでは、その正体を知るなりハリエットに対する好意は嘘じゃないはずと真っ向から突き付ける。戦闘が終わった後はオメガに留まるハリエットの傍に立つべくその場に残った。
EP5設定資料集のネタバレ
オラクルのマルガレータがアークスだったことが判明。
また【若人】四天を呼び出したのは、オメガの「神」の力によるもの。ちなみ彼女たちが正気を失っていたのは、【若人】の影響とマルガレータの願望(英雄譚への憧れ)のため。
前述の通りマルガレータは先代神王(母)を処刑しているが、これは「オメガの神」の指示によるもの。心を操る秘薬を生み出し人々の精神を壊した母に対し「神」が激怒したため、神罰の代行をマルガレータに任せたという。
キャラクターソングフェスティバルVI
ハリエットの台詞で名前のみ語られた。心情を歌詞にする装置でマルガレータの歌も聞きたいといい、主人公ならマルガレータをオラクルまで連れて来られるかもしれないので頼んでみる気だった。