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概要編集

MARVELコミックのスーパーヒロイン。

マット・マードック / デアデビルの学生時代の恋人で、初登場も1980年10月の『Daredevil #168』。


センシティブな作品エレクトラ

バンダナのような帽子とくノ一のような真紅のコスチュームが特徴。


来歴編集

フルネーム:エレクトラ・ナチオス(Elektra Natchios)。

ギリシア出身で、外交官の父ヒューゴが大使としてアメリカに赴任したためニューヨークに移り住み、コロンビア大学に入学。そこでマットと出会い、一目ぼれされてしまうとともに、パワーすら打ち明けられたこともあり、恋人同士に。しかしある日父とともにテロリストの人質になってしまい、マットにより解決し助けられたものの、父は警官の誤射で死亡。

この件で法に対し不信を抱き失踪、マットとも音信不通になってしまった。


父を殺された悲しみと復讐心からデアデビルの師匠である忍者マスター・スティックに弟子入り、彼が率いる忍者集団「チェイスト」、そして悪の忍者集団「ザ・ハンド」の元で、テロリストから身を守るため幼い頃から学んでいたマーシャルアーツをさらに鍛え、女暗殺者の賞金稼ぎとなった。


活動する中でデアデビルとなったマットと再会し、その正体を明かされ、共闘するようになる。


作中では一度ブルズアイに殺害されたが、のちに復活している。

ダークヒーローばかりの豪華メンバーであるサンダーボルツに入っていたことも。


同じくスティックの弟子であるウルヴァリンとはオンスロート事件の際に行動を共にしており、アダマンチウムを失って獣化しつつあった彼を助け、心を癒すために優しい言葉をかけては寄り添っていた。

一大クロスオーバーの『シークレット・インベージョン』においてはスクラル人によって入れ替わられており、上記のザ・ハンドを指揮するようになってヴィランになったのかと思われ新生したアベンジャーズと戦い、正体がバレたことでスクラル人による侵略が行われていることが発覚することになる。


2020年12月の『Daredevil (Vol.6) #25』では彼女自身がデアデビルとなった。


能力編集

得物は釵(サイ)だが格闘術も得意で、敵の神経節を突いて麻痺させたり、さらに修行により痛覚を遮断したり、自らの感情を平静に保つ能力も有している他、潜入や諜報の技術も習得している。


これらに加え、悪魔によって授けられたテレパシーやテレキネシスなど超能力を扱う事もできる(下記2005年版映画では、これらを「キマグレ(気紛れ?)」と呼称していた)。


日本の忍者集団「ザ・ハンド」に籍を置いていた事もあり、日本語が話せる

(ウルヴァリンとは日本に縁がある、という共通点もあった)


実写版編集

2000年代編集

演:ジェニファー・ガーナー、吹替:岡寛恵


2003年公開の映画『デアデビル』で実写デビュー。

設定が色々異なっており、大富豪の令嬢。マットと初めて出会ったのも彼が弁護士になった後。


中盤、父が部下であるウィルソン・フィスク / キングピンと対立、雇われたブルズアイに殺されてしまい、さらに誤解によってデアデビルを父の仇として狙い、X-23に酷似した黒のコスチュームを着用して彼を付け狙う。

終盤で誤解が解けて本当の仇であるブルズアイと戦うが、最終的に返り討ちに遭って死亡した。




2005年にはこのスピンオフとして、映画『エレクトラ』で主役として活躍。

一応続編だが、設定が色々と矛盾している。


死の淵から蘇り、老師スティックの元で修業しつつも、(デザインは似ているが)コミックを彷彿とさせる赤いコスチュームを着用、悪の忍者集団ザ・ハンドに立ち向かう。


2010年代編集

演:エロディ・ユン、吹替:桜木可奈子


MCUスピンオフドラマ『デアデビル』に、シーズン2から登場。

ここでも富豪令嬢で、わがままで勝手が過ぎる自信家。かつてマットと恋仲で10年前に一度別れていたが、本編で彼と再会した。


Elektra Natchios

忍者のような黒のコスチュームを着用している。


2020年代編集

MCUに含まれる2024年公開の映画『デッドプール&ウルヴァリン』に登場。

ジェニファー・ガーナーが19年ぶりに演じることが一部報道で事前に判明しており(吹き替えは生天目仁美に交代していた)、予告編の内容からTVAが何らかの関与をするものと考えられることから、前述した映画版と同一人物と考察されていた。



以下、『デッドプール&ウルヴァリン』での活躍












アジトで目が覚めたデッドプールとウルヴァリンの前に最初に現れる。

この時、デッドプールの奇襲を得物の釵で迎撃して抑え込むという、先輩としての格の違いを見せつけた。


当時の映画版と比べて露出度がだいぶ抑えめになり、より戦闘に向いた衣装になっている(それでも胸元は開いてセクシーさは出ている)。


彼女が言うにはデアデビルも虚無へいたらしいが、既に殺されてしまったらしい。

デッドプールは「ご愁傷様です」と気遣うが、エレクトラ自身は全然気にしておらず、悲しんですらいない(恐らくデアデビル役のベン・アフレックと離婚した事をいじったネタだと思われる)。


カサンドラ・ノヴァのアジトから逃げ延びたデッドプールに希望を見出し、彼が考案した襲撃作戦に賛同。


当日は自らオデッセイを運転し、ブレイドがロケットランチャーでカサンドラのアジトの門を破壊したところで大胆に突っ込んだ。


ブレイド達と共に先陣を切り、得意の釵の二刀流でカサンドラの手下達を相手に奮戦し、虚無から脱出するデッドプールとウルヴァリンを見届けた。

因みにだが、共闘した六人の中では唯一純粋な人間である。

と言うのも、デッドプール、ウルヴァリン、X-23、ガンビットはミュータントで、ブレイドはヴァンパイアの血を引くダンピールである為(ただし、彼女も一度死亡して復活した存在ではあるが)。


その後は恐らく、デッドプールからのお願いを引き受けたハンターB-15によって、無事に元の世界へ送り返された模様。











余談編集

ブラック・ウィドウ激エロキャットファイトをした事がある。


ジェニファー・ガーナーは本作をきっかけにデアデビル役のベン・アフレックと交際、2005年に結婚している。

(コミックで共演の多いピーター・パーカー / スパイダーマンも、アンドリュー・ガーフィールドグウェン・ステイシー役のエマ・ストーン、トム・ホランドMJ役のゼンデイヤがそれぞれ実際に交際していた(る))


DCコミックとの大規模クロスオーバー『DC vs マーベル』ではバットマンのヴィラン、キャットウーマンと対決。女暗殺者と女怪盗の戦いになったが、勝利している。

また『アマルガム』ではそのキャットウーマンと合体。「キャッツサイ」という女暗殺者となり、デアデビルとデスストロークが合体した女暗殺者「デア」とコンビを組む。

コミックのタイトルは「アサシンズ」。


関連イラスト編集

センシティブな作品


関連タグ編集

MARVEL デアデビル

女忍者 くノ一 


まつ(戦国BASARA)

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