エンヘラ・リード・ガビー
えんへらりーどがびー
CV:坂泰斗
第六章より登場。『三国会議』にて、スレイン法国代表の1人として現れた最高神官長補佐役。
法国の最高神官長を補佐する役割を務めている事、未知数の強さを秘めていると思われる事以外は不明な点が多い、謎に包まれた人物。
第七章にて、かのフールーダ・パラダインの魔法を容易く防ぐ技量を披露した。
それが何かしら特殊な装備や能力によるものなのか、純粋に彼の実力によるものかを含め、今のところ一切が不明である。
法国の人材らしく信仰系魔法詠唱者(マジック・キャスター)かもしれないが、そうでない可能性もまだ残る。
いずれにしろ一定以上の戦闘能力と、優れた知性を有する事は確かな様である。
イベントストーリー『命永くて恋せぬ花嫁』では、ブルムラシュー侯を法国へ受け入れるという条件で取引し事件を起こした。しかし主人公、ナーベラル、『蒼の薔薇』の活躍によって作戦が失敗すると暗殺者を使ってブルムラシュー侯を殺害し、事件の背後に己が存在するという証拠を隠滅した。
第十四章では主人公と魔導国に関する情報収集を行っている最中、主人公一行と魔導国が『百年毎の存在』(原作でツアーが話していた『百年の揺り返し』と同義、いわゆる転移して来た《ユグドラシル》のプレイヤーを指していると思われる)なのではないかと推測。
その主人公一行がエ・ランテルを空けた事を知った時には、すかさず彼等が度々足を運んでいる魔導研究所へ潜入し、情報を集めようとした(しかしソーイに見付かり、更にその後《罅》が大量に発生する異変が起こったため、やむなく法国に退却している)。
この先、ネタバレ注意
第十六章ではニグンとイアンを回収するべく《罅》の向こう側へ入り込み、そこでスライム子・ソーイ・ユリ・シズを救出し合流した後の主人公と遭遇(ナーベラル、ルプスレギナ、エントマも救出部隊に加わっていたが、ユリとシズ共々エンヘラに見付かる前に隠れている)。驚愕する主人公に、自らが法国の4人目の神人だという事実を明かした。
更に『混沌環境』と仮称されているその世界では、足を踏み入れれば本来ならば生物・非生物を問わず意識を失う、または機能を停止してしまうのだが、エンヘラは主人公と同じく何の苦もなく活動していた。
そして己が真に信奉するのは、六大神ではなく『九曜』と呼ぶ存在(恐らく《ユグドラシル》のワールド・エネミーである、『九曜の世界喰い』と呼ばれるモンスターと思われる)だという事や、法国とは利害の一致で行動を共にしているに過ぎない事を明かす。
またその際に主人公を「同胞」、「私と同じ「神」によって創造された存在」と呼んでいた事から、『九曜』は彼と主人公の創造主である可能性が高い。