この記事にはネタバレが含まれます
概要
NARUTOのキャラクター、うちはオビトとのはらリンのカップリング。
オビトはリンに対して恋心を抱いており、彼女の前では強がってアピールしているものの、リンの側ははたけカカシを気にしているため、波風ミナトが上忍師を務めるミナト班でのメンバーによる三角関係となっている。
ただしリン自身は分け隔てなく優しい性格であったため、オビトに対しても同じ仲間として気を配っていた。
作中での言動や回想から、オビトはリンを今でも愛していることが分かる。
余談
カカシ、オビト、リンのミナト班の3人の恋愛面と、初期のナルト、サスケ、サクラの7班の3人の恋愛面は、ナルト→サクラ→サスケと、オビト→リン→カカシといった形の三角関係で共通しているが、初期のナルトがサクラに向けていた感情と、リンがカカシに向けていた感情は、共に「憧れや好意といった気持ちが大半を占めている」と取れなくもない。
なお、サクラがサスケに向けている感情と、オビトがリンに向けている感情は、共に愛である。
サスサクとナルヒナとの共通点・類似点
オビトとリンの2人と、サスケとサクラの2人には、共通点や類似点がある。サスケとオビトは共にうちは一族であり、サクラとリンは共に班の紅一点にして医療忍者であるため、「うちは一族の男性と、そのうちは一族の男性と同じ班の女性」という点で共通している。
その他、カカシの部屋にある7班とミナト班の集合写真では、ナルトと少年期のカカシ、サスケと少年期のオビト、サクラとリン、それぞれの班の担当上忍であるカカシとミナト、といった形で立ち位置が共通している。7班ではサスケとサクラが結ばれているため、サスケと同じ位置にいるオビトと、サクラと同じ位置にいるリンは、2人とも生きていたら結ばれていたということを暗に示している可能性がある。
また、「サスケが里を抜けても彼を愛し続けたサクラ」と、「大罪人となってしまったオビトを見守り続けていたリン」という構図も似通っている。
オビトとリンの2人と、ナルトとヒナタの2人は、「ナルトの『火影になる』という夢を、彼が周りの人たちに馬鹿にされていた頃から応援し続けていたヒナタ」と、「オビトの『火影になる』という夢を、彼が周りの人たちに馬鹿にされていた中応援し続けていたリン」という構図が共通している。
ナルトとヒナタ、サスケとサクラ、オビトとリンの3組は、いずれも「女性側が危機に瀕したり、命を落としてしまった時に、男性側が他者から与えられた力を暴走させている」という共通点がある。ナルトはペインとの戦いでヒナタが致命傷を負わされた時に、父・ミナトによって自身に封印された九喇嘛の力を、サスケは中忍試験でサクラが危機に瀕した時に、大蛇丸によって付けられた呪印の力を、オビトはリンがカカシの千鳥に自ら飛び込み自害したのを目撃した時に、マダラによって移植された柱間細胞による木遁忍術を、それぞれ暴走させている。
以上のことから、少年期のオビトとリンは、後に結ばれるナルトとヒナタの2人と、現在のオビトとリンは、同じく後に結ばれるサスケとサクラの2人と、それぞれ関係性が少し似ていると言える。
関連イラスト
少年期
現在
関連タグ
狛恋…こちらは作中で相思相愛の恋人同士である点では異なるが、愛する女性を理不尽な形で喪った心優しい男性が変貌してしまっているという点で共通している。