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概要編集

2021年11月よりnetflixにて配信された海外ドラマ。アニメ版の楽曲を担当した菅野よう子とオリジナル声優も携わっている。

原作とは大筋は似せられているが、中身が全く異なる展開になっている話も多く、後述するがキャラクターもかなり改変されている。


キャラクター編集

原作との相違点等を記載する。


スパイク・スピーゲル編集

ジョン・チョーが演じており、吹き替えはアニメ版に引き続き山寺宏一氏が担当している。


使用銃がジェリコ941なのは同一だが、本作ではカスタマイズがなされていない通常モデルである。

性格などは原作とほぼ同一だが今作では「スパイク・スピーゲル」という名前は偽名であり、本名が「フィアレス」になっている。

元殺し屋であったことを強調するためなのか今作では原作以上に射撃が上手くなっており、ヘッドショットを連発している。

また、レッドドラゴン時代は髪がもじゃもじゃではなく、オールバックに纏めている。

幼いころは孤児だったようで、長老の息子であるビシャスに拾われてレッドドラゴンに入ったことになっている等、レッドドラゴン時代が深く掘り下げられている。

また、仲間には元レッドドラゴンの構成員であったことを原作以上に隠している。


ジェット・ブラック編集

ムスタファ・シャキールが演じており、吹き替えは惜しくも2018年に石塚運昇氏が亡くなってしまったため、楠大典氏が担当している。


今作では白人から人種が変更された他、使用銃がワルサーP99ではなくチアッパライノに変更されており、妻と別れてはいるが子供がいる設定が追加されているが、性格や中華料理が得意だったりする部分は概ね原作に準拠している。

ただし、本作では子供思いな一面が強調されており、殺し屋を引き付けている最中に時間が迫ったためにスパイクに戦闘を任せて娘の演劇を見たり、真実を言わずに自身の子供を危険に晒したスパイクに激怒するといった描写がなされている。


フェイ・ヴァレンタイン編集

ダニエラ・ピネダが演じており、吹き替えは引き続き林原めぐみ氏が担当している。


原作改変が多いドラマ版では髪型が違うものの、性格はほぼ原作準拠となっているが、原作以上にスパイクやジェットと信頼関係を持つのが早くなる他、ミサイルに戦闘機を体当たりでぶつけて被害を防いだりと原作より良心的且つ情に厚い性格になっている。

原作では使用しなかったアサルトライフルカランビットナイフ、プッシュダガーなどを使用して格闘を行ったりとかなりアグレッシブになっており、借金の設定はオミットされている。

レッドテイルの入手経路が異なり、序盤は違う戦闘機に乗っており、上記のミサイルにぶつけた後にビバップ号に乗船し、のちに再会した母親を騙った詐欺師(原作のウィットニー・ハガス・マツモトに相当するキャラ)の倉庫からかっぱらったものである。

また、原作とは異なり女性と関係を持っているシーンがあるが、原作とは異なり同性愛者なのか、それともバイセクシャルなのかは明言されていない。


ビシャス編集

アレックス・ハッセルが演じており、吹き替えは引き続き若本規夫氏が担当している。


原作改変が多い本作の中でもかなり改変されたキャラクターになっており、原作とは違って肩にカラスを連れておらず、長老の息子になっており、最初からジュリアと結婚している他、基本は冷静で寡黙だった原作とは異なり感情を剥き出しにして怒ったり、ジュリアを心の底から愛しているがDVを行ってしまったり、取引相手になるはずだった組織の相手を殺害したりする等、かなり感情表現が豊かになっており、ある意味原作より危ない性格になっている。

また、本作ではグレンの設定が原型を留めないほど変更されており、上述のタイタン戦役のでの出来事そのものが存在しない。

原作ではほとんど描写されなかったクーデターの事前準備を行っていたり、自身の失敗のせいで長老やジュリアに醜態を晒してしまったり、部下の一人に裏切られてジュリアを逃がされてしまうなど、原作の超人的且つカリスマ的な像とは完全に真逆のかなり人間的なキャラクターとして描かれており、本作の裏の主人公ともいえる存在になっている。


ジュリア編集

エレナ・サチンが演じており、吹き替えは引き続き高島雅羅氏が担当している。


本作では最初からビシャスと結婚しており、彼のDVに悩まされている。

出会った経緯も変更されており、アナが経営しているジャズバーの歌手の代役として歌を歌い、ビシャスに惚れられたことになっている。

原作と比べると大人の余裕は消え去っており、ビシャスと同じく人間的に描かれている。


アナ編集

タマラ・チュニーが演じており、吹き替えは引き続き一城みゆ希氏が担当している。


人種がアジア系から変更されている。

原作におけるアニーだが本作では本名ではなく愛称になっている。

雑貨店を営んでいた原作とは異なり、火星のジャズクラブを経営している。

グレンと共に裏の仕事も行ったりと、それなりに違法行為も働いている模様。


グレン編集

メイソン・アレクサンダー・パークが演じており、吹き替えは引き続き堀内賢雄氏が担当している。


原作とは全く風貌が異なるキャラクターになっており、元軍人で薬のせいで体が女性化したという設定はすべて消え去り、ビシャスとの確執もなく、アナの店で働くジャズミュージシャンで短髪のノンバイナリーになっている。


シンとリン編集

アン・トルーオンとホア・ザンデが演じているが、原作とは異なりシンが女性になっている。

それに伴い、シンは朴璐美氏が、リンは檜山修之氏ではなく原作でシンを演じた緑川光氏が吹き替えている。(代わりに檜山氏は3話のアヴドゥル・ハキムを担当している。)


原作とは異なり、スパイクに可愛がられていたという設定は消え、単にビシャスの部下となっており、最終回であっさりスパイクに頭を撃たれて射殺されるという最期を迎える。


東風編集

ジョシュ・ランドールが演じており、吹き替えは引き続き銀河万丈氏が担当している。


設定はほとんど原作と同じだが、弱点が猫から犬になっており、詳細は不明だがデータ犬のアインは彼の実験の一環で生み出された模様。

容姿はビシャスによって解放された直後はピエロの格好はしておらず、コートを着た状態で登場し、アースランドのピエロの服を拝借して原作に近い容姿となる。

原作と大幅に異なる点は、杖型のショットガンを使用しないことと、原作と比べると理性的でまともに話せる状態である点である。(ただし、アースランドについてから一気に幼児退行して原作と同様の状態になる。)


エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世編集

ネタバレ注意











※以下、スクロールした先にネタバレがあります。









































シーズン1の最後の最後でジュリアに裏切られ、子供を人質に取られたせいでジェットとの関係が拗れてやけ酒を煽って路上で倒れたスパイクの元にアインと共に登場する。

そして「蝶々の男ボラージュ」を捕まえようと提案するのだった。


まさかのシーズン2キャンセル編集

あまりにもポリコレに配慮しすぎたキャスティングによる評判と視聴率の低さからシーズン1で打ち切りになることが報じられた

続編前提ともいえるラストだっただけに、消化不良感が残ったまま終わってしまったのは非常に残念と言えるだろう。


参考:アニメ版の渡辺信一郎監督のコメント


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