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カンザスシティ・チーフス

かんざすしてぃちーふす

Kansas City Chiefs(略表記:KC)は、アメリカンフットボールのプロリーグ「NFL」のチーム。第1回のスーパーボウルに出場している。これまでのスーパーボウル制覇は3回。
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概要編集

NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)に加盟している32球団の1つで、ミズーリカンザスシティを本拠地としてAFC西地区に所属する。

チームカラーは黄色

創設者のラマー・ハントの息子であるクラーク・ハントを中心として、その一族が球団を所有している。

NFLのチーム別ではこのチームのタグが付いた作品が最も多く、2022年の時点ではNHL関連作品の総数を上回っていた。


チーム名編集

由来編集

球団を移転した当時のカンザスシティで市長を務めていたハロルド・ロウ・バートルのニックネーム“Chief”に由来するとされており、ネーミングコンテストで多くの支持を集めたことからチーフスとなった。なお、球団創設者のラマー・ハントは移転後もテキサンズの名前を残したかったようである。

球団名変遷編集

  • ダラス・テキサンズ (1960-1962)
  • カンザスシティ・チーフス (1963-現在)

本拠地球場編集

  • コットンボウル (1960-1962)
  • カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアム (1963-1971)
  • アローヘッド・スタジアム (1972-現在)

歴史編集

シカゴ・カーディナルス(現:アリゾナ・カーディナルス)の買収を試みるも果たせなかったラマー・ハントにより、1959年に第4次AFL(アメリカン・フットボール・リーグ)のチーム『ダラス・テキサンズ』としてテキサスダラスに創設された(現在活動中のヒューストン・テキサンズとは無関係)。

これに対抗してNFLダラス・カウボーイズを創設。テキサンズは1962年にAFL優勝を果たすなど成績面ではカウボーイズを上回っていたもののメディアへの露出が少なく人気面で低迷していたために移転を計画。ジョージアアトランタフロリダマイアミなどが候補に挙がった中から、ミズーリ州カンザスシティへ本拠地を遷して1963年からカンザスシティ・チーフスになった。

テキサンズ、チーフスを通じてAFLでの10年間でリーグ優勝3回。これはAFLのチームでは最多であった。また、NFLとの統合前に2度スーパーボウルへ進出し、1勝1敗としている。

1970年にAFLはNFLと統合され、以来チーフスはAFC西地区の所属となっている。

1970年代・1980年代はプレイオフへの進出すら殆ど無く、出ても初戦敗退と云う状態だった。

1993年にAFCチャンピオンシップまで勝ち進んだが、バッファロー・ビルズに敗れた。

ここから21年ポストシーズンでの勝利から遠ざかり、先のビルズ戦からプレイオフ通算8連敗を喫する。

2013年からアンディ・リードがヘッドコーチに就任するとポストシーズン常連チームとなり、2016年からはAFC西地区8連覇。パトリック・マホームズが先発QBに定着した2018年からは6年連続でAFCチャンピオンシップゲームまで勝ち進んでいる。

2019年シーズンには50年ぶりとなるスーパーボウル進出、そしてチーム2度目のスーパーボウル制覇。

2022年シーズンと2023年シーズンにはスーパーボウル連覇を果たした。

チーフスはこれまでに4回のスーパーボウル優勝をしている。


AFLチャンピオンシップゲームの戦績編集

開催年月日は現地時間で表記。

シーズン開催年月日対戦相手試合結果
1962年1962年12月23日ヒューストン・オイラーズ優勝(31対7)
1966年1967年1月1日バッファロー・ビルズ優勝(14対7)
1969年1970年1月4日オークランド・レイダース優勝(17対7)

※1962年シーズンはダラス・テキサンズとして出場。


スーパーボウルの戦績編集

シーズン開催年月日対戦相手試合結果
1966年(第1回)1967年1月15日グリーンベイ・パッカーズ敗退(10対35)
1969年(第4回)1970年1月11日ミネソタ・ヴァイキングス優勝(23対7)
2019年(第54回)2020年2月2日サンフランシスコ・49ers優勝(31対20)
2020年(第55回)2021年2月7日タンパベイ・バッカニアーズ敗退(9対31)
2022年(第57回)2023年2月12日フィラデルフィア・イーグルス優勝(38対35)
2023年(第58回)2024年2月11日サンフランシスコ・49ers優勝(25 OT 22)

永久欠番編集

  • 3 ヤン・ステナールド(プレイスキッカー)
  • 16 レン・ドーソン(クォーターバック
  • 18 エミット・トーマス(コーナーバック)
  • 28 アブナー・ヘインズ(ランニングバック)
  • 33 ストーン・ジョンソン(ランニングバック)
  • 36 マック・リー・ヒル(ランニングバック)
  • 58 デリック・トーマス(ラインバッカー)
  • 63 ウィリー・レニア(ラインバッカー)
  • 78 ボビー・ベル(ラインバッカー)
  • 86 バック・ブキャナン(ディフェンシヴタックル)

上記の他、37番がジョー・ディレイニーを讃える為に準永久欠番になっている。


関連項目編集

黄色と赤

カンザスシティ・ロイヤルズMLB

アトランタ・ブレーブス(トマホークチョップと云う応援スタイルが共通している)

アメリカンフットボール アメフト

NFL


外部リンク編集

※球団公式のものは英語版である。

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