1のガンスモーク(海外ドラマ)
アメリカCBSが製作・放送した、連邦保安官マット・ディロンを主役とした西部劇の海外ドラマ。
1952年から1961年までラジオドラマとして放送され、1955年から1975年までテレビドラマとして20シーズンが放送されるほど人気を博した。
日本ではテレビドラマ版が1959年よりフジテレビで放送されている。
2のガンスモーク(エレメカ)
1975年に関西精機製作所(Kasco)が製作・販売した、西部劇を題材としたエレメカ。世界で初めてホログラムの技術を用いた、レーザー光線によるガンシューティングゲーム。
酒場を模した舞台の柱の影や窓など5ヶ所にマトが出現し、途中で酒場の扉が開くとその奥にホログラフのガンマンが見え、プレイヤーがそれとの早撃ち対決を制すると点数が入る。
3のガンスモーク(ビデオゲーム)
1985年にカプコンが製作・販売した、西部劇を題材とした業務用ビデオゲームによる縦スクロールシューティングゲーム。
二丁拳銃の保安官ビリー(メイン画像の人物)を操作する。操作系は8方向レバーと3ボタンで、ボタンの組み合わせで撃つ方向が変化する。
中央のボタンで前方、左ボタンで左斜め前、右ボタンで右斜め前、中央+左で中央寄りの左斜め前、中央+右で中央寄りの右斜め前、左右ボタン同時押しで左右の斜め前に射撃する。
樽を破壊するとアイテムが出現する。靴はスピードアップ、銃は飛距離アップ、弾丸は弾の速度がアップする。馬を取るとビリーが馬に騎乗し、3発まで敵弾を耐え凌げる。POWは画面上の敵を一掃。カプコンお馴染みの「弥七」は1upする。髑髏はアップしたそれぞれの能力が1段階下がるマイナスアイテム。
移植
1987年にアムストラッドCPC、コモドール64、MSX、ZXスペクトラムへ、1988年にファミリーコンピュータ ディスクシステムへ単独移植。
オムニバス収録としては、1998年に「カプコンジェネレーション第4弾」へ、2005年に「カプコン クラシックスコレクション」、2013年に「カプコンアーケードキャビネット」、2022年に「カプコンアーケード2ndスタジアム」に収録されている。
うち、ファミコン版はボタンが2つしかないため、Bボタンで左斜め前、Aボタンで右斜め前、AB同時押しで正面に射撃する仕様になっている。
また、ステージボスに会うためにはステージ途中で手配書を手に入れる必要があったり、アイテムを買えるショップが存在したり、業務用では出来なかったコンティニューが可能であったりと内容が若干異なる。