概要
ウルトラ怪獣擬人化計画で登場したガーゴルゴンの擬人化キャラクター。
デザインはアニメ『怪獣娘(黒)〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』でシャドウビーストのデザインを手がけたことでお馴染みのZトン氏(企画内においても、以前パワードバルタンとパワードゼットンの擬人化デザインを担当したことがある)。
胸や腹部・太腿が大胆にはだけた非常にセクシーなデザインとなっており、トレードマークの単眼を“メカクレ”で表現していたり、両腕の口をドレスの袖としてアレンジしていたりと、グロテスクなガーゴルゴンの面影を人間の姿に上手く落とし込んだデザインとなっている。それでもどこか狂気を帯びたような不気味な眼差しや、毒々しい配色などもあって、他の怪獣娘とは比較にならないほどの禍々しい雰囲気を醸し出しており、基本的にエロ・グロなデザインにはしないというスタンスの本企画においては割とギリギリなデザインと言える。こうした匙加減の巧みさは、これまで多くのモンスター娘のデザインを手がけてきたZトン氏だからこそできたと言えるかもしれない。
ちなみに、公式で擬人化が行われるよりもっと前に、『X』のシリーズ構成を担当し、ガーゴルゴンの登場エピソードの脚本も手掛けた小林雄次氏が、自身のtwitterにて、「ぜひウルトラ怪獣擬人化計画に加えていただきたい」と太鼓判を押したことがあった。曰く、「ルディアンに秘められた惑星ゴールドのエネルギーを狙ってやって来たというのは建前」で、「本当はテル王子が好きで好きでしょうがなくてわざわざ星を越えて追って来た執念深い女」というイメージらしく、Zトン氏も概ねこのツイートで書かれたイメージに沿ってデザインしたらしい。なお、小林氏が公式で擬人化されたことを知った際に大層喜んだのは言うまでもなく、「今宵は祝杯です」と綴っている。また、『X』でガーゴルゴンの声を担当したJenya氏もZトン氏の告知をリツイートしていた。