解説
『映画キラキラ☆プリキュアアラモード_パリッと!想い出のミルフィーユ!』において登場するキュアパルフェの別形態。
キラ星シエルが妖精キラリンの状態で、パルフェのコスチュームを纏った姿。
この姿自体は映画公式サイトが正式オープンしたときに作品説明の画像で明らかとなっていた。
特徴
見た目は単純にキラリンにパルフェのコスチュームを着せているだけであり、髪型はキラリンのいつもの形から変わらない。衣装デザインについては細かい部分でいつもと違いがあり、たとえば左肩の肩紐が省略されていたり、頭にかぶっているドレスハットの向きが逆だったりである。
能力は通常のキュアパルフェどころか、普段のキラリンよりも弱体化した無駄なコスプレと化してしまっている。
下記に詳しいが、これはシエルが呪いを受けて不完全な変身しかできなくなった状態であり、プリキュアとしての本来の力を発揮できないのである。
経緯
どうしてこのような状況になったかと言えば、それは映画冒頭で泡立て器型のモンスターから襲撃を受けたことが発端となる。モンスターと交戦中、パルフェがモンスターから攻撃を受けると黒い煙に包まれ落下、姿がこのように変わってしまった。無論小さくなってしまっているため、レインボーリボンも持つどころが持ち上げるのにも一苦労。パルフェ・エトワールを打とうにも全然ダメ、さらにジャン=ピエール・ジルベルスタインの元へ行こうにも飛べなくなってしまい長老から「走れ」と言われるはめに。(ペガサス=馬=走ると言うことでこのセリフになったらしい)
戦闘が一段落し、プリキュアからシエルの姿に戻ってからも、彼女にはおかしなことが続く。普通にスイーツを作っているつもりなのにありえないケアレスミスを連発し、素人以下の腕前になってしまっていたのだ。
実はあの泡立て器モンスターはクックが自らの怨念を晴らすために生み出した存在であり、一流パティシエたちに「スイーツを作れなくする呪い」をかけるのが本来の目的であった。一流パティシエの気配がする場所を察知し襲撃していたが、キラパティがたまたまパリに出張開店していたため、シエルも狙われたのである。
そしてシエルはこの呪いを受けてしまうわけだが、呪いの副作用としてプリキュアへの変身能力までおかしくなってしまったのだ。
しかし巨大スイーツに取り込まれたジャン=ピエールを救おうと決心し改めて変身を試み、呪いに阻まれようとするも、ミラクル☆キラキラルライトの応援の力を得てその呪いを打ち破り、再びキュアパルフェへと変身できるようになっただけで無く、さらに他の5人も含めてスーパー化へと姿を変えることになる。
ちなみに
基本的に映画で変身するときはテレビシリーズでも使われている変身バンクをそのまま流用するが、キュアキラリンになるときはわざわざ専用の映像を作っている。
また、林ゆうき氏による劇伴でも専用のテーマ曲が作られている。その名も「弱さ完璧!キュアキラリン」とまさにそのままを表している。
関連タグ
映画キラキラ☆プリキュアアラモード_パリッと!想い出のミルフィーユ!
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