プロフィール
概要
ケンタウルス星座のバベルとは、「聖闘士星矢」に登場する白銀聖闘士である。
(※ジャンプ初掲載時・アニメではサントール星座)
守護星座はケンタウルス座なのだが、聖衣のオブジェ形態は耳が長くて立っている犬っぽくてケンタウルス(半人半馬)には見えない。射手座(ケンタウルスの賢者)との差別化なのか、単に作者の勘違いなのか…。
「フォーティアルフィフトゥラ(ギリシャ語で『炎の渦』の意)」なる舌を噛みそうな名前の必殺技を始め、空気摩擦で炎を起こして攻撃する技を得意とする。
「私闘の禁止」の掟を破ったペガサス星矢ら十人の青銅聖闘士に死の制裁を加えるべくミスティ、モーゼス、アステリオン、魔鈴の四名と共に来日。
闘法の都合からか、氷河と対戦するが、「炎すら凍り付かせる」レベルまで成長した氷河を侮り、敗れる。
その最期の描写は原作版とアニメ版ではそれなりに異なる。
原作では
苦しい息の下、氷河に「全ての聖闘士を敵に回すような真似をして、これからどうするつもりだ」と尋ね、「聖闘士だろうとアテナだろうと自分達の前に立ちはだかる者は倒す」との宣言に恐れ慄きつつ息絶える。
ちなみにこの時の氷河の宣言は、いくらその時点ではアテナの正体を知らなかったとは言え、その後の展開を考えれば矛盾とまでは言わずとも違和感を禁じ得ないせいか、単行本収録に際して改変されている。
TVアニメでは
グラードコロッセオ跡で青銅聖闘士5人を相手に戦う。
その際、「俺の炎は炎熱聖闘士とはわけが違うぞ」とその威力をアピールするが、乱入して来た鋼鉄聖闘士の一人・スカイクロスの翔の左腕アーマーのファンで炎を吸い込まれるなど翻弄された挙句、原作同様氷河に敗れる。
ただし、今際の際にその場に居合わせた沙織を真のアテナと見抜き、来世でも聖闘士として戦うことを誓いつつ沙織に看取られて安らかに息を引き取るなど、原作に比べて救いのある描写である。