概要
高校生・三鷹アサのクラスで飼われることになった「鶏の悪魔」。
その見た目は頭が無い鶏そのもので蝶ネクタイが付いた首らしき部分から発声をしている(また、「からあげ食べる?」と聞かれた際に「共食いはマズいコケ!」と返しており、飲食が出来るような素振りを見せている)。
身体の大きさも委員長が抱きかかえられるほど。
一人称はボク、語尾は「コケ」。
強さ
鶏を恐れる者が少ないから悪魔としては最弱レベルで本人も「弱すぎて野良猫に殺されるコケ」と述べるほど。
目的
飼われた目的は「命の大切さを知ってほしい」という担任・田中のどこかズレた独善的な教育方針で3か月後を目途にデビルハンター志望の生徒に殺され食べられる予定だった。尚、そんな目的で連れてこられたとは本人には知らされていなかったようで困惑する様子があった。
クラスメイトと交流していく内に真の友情が芽生えたのか、アサが「コケピー死なないかな」と漏らしたことへの当てつけかアサを除く生徒たちがコケピーの殺害を拒否。
それに合わせて田中も「例え悪魔でも命を軽々しく見てほしくなかったんだ!」と感動し、コケピーをクラスの一員として迎え入れる。
田中と委員長しか覚えていなかったアサの名前をフルネームで覚えているなど、彼女が心を開くきっかけになったのだが…
第1部第1話でもヤクザが悪魔の死体をどこかに売りさばいているなど一定の需要はあるらしいが、悪魔を人間の食用に出来るかは現時点では不明である。
一応、前例はあるので不可能ではなさそうだ(ただし、この場合は食べる者が例外だから出来た可能性も考えられる)。
女子生徒曰く、不憫でかわいい。
その後
死後、三鷹アサの下駄箱と靴に鶏肉(生肉)がぶちまけられる嫌がらせが発生した。このクラスの生徒には命の大切さや食べ物のありがたみといったものは理解出来なかったようで、コケピーは完全に無駄死にという残念な結果に終わったのだった。
関連タグ
首なし鶏マイク…実在した首のないニワトリ。こちらは3ヶ月どころか一年以上生きていたらしい。
タコピー…タコピーの原罪に登場する宇宙人。名前の響きや喋り方などが類似している。
タコピー鬼つええ!…タコピーの原罪連載中に生まれたネタ。チェンソーマンのデンジの台詞っぽく扱われることが多い。もしかしたら逆輸入?
100日後に死ぬワニ…当初、3か月後に殺される予定だったことから「100日後には死んでるんだからさ」と作中人物に言及されている。
人類は衰退しました…本作同様の首のないチキンが登場。
ブタがいた教室…恐らく元ネタ。実話を元にした映画でクラスで豚を飼って食べる「命の授業」