概要
『爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!』に登場した8代目ソニック。
中学三年生の星馬烈が初心者のリディア・アスティアに敗北した(後述)ことで「ソニックを負けっぱなしにしていられない」と新たに設計・開発した。
元々の名称はビッグバンソニックだったが、現在はコスモソニックで統一されている。
初登場時は「烈」の文字がついていなかったが、次の回でついた。ただし、キットにはついていない。
レッツ&ゴー!!翼ネクストレーサーズ伝では大地駿が烈から譲られ、使用している。
誕生の経緯
アメリカ留学中に知り合いべた惚れされてしまったリディアと一緒に帰国したのがことの始まり。
リディアが烈と結ばれればチイコを我が物に出来ると企んだ弟の星馬豪の策略で、烈は「ミニ四駆にハマれば烈兄貴も振り向いてくれるはず」と吹き込まれたリディアとミニ四駆勝負をすることになる(リディアのマシンは豪からグレートマグナムR(リボルバー)を借りた)。
しかし烈を振り向かせたい一心で短期間で腕を磨いたリディア自身の技量や、烈自身がミニ四レーサーの一線を退いてから3年の月日が経過してしまい、ブラストソニックも旧式化してしまったのもあって初心者相手にまさかの黒星を喫してしまった。
そのため、新たなソニック開発を決意。最初はまったくもってアイディアが浮かばずスランプ状態に陥ってしまうが、小学生の頃読んでいた宇宙の本を見つけ、夢の中に現れた歴代ソニック7台とかつての自分に「当時(あのころ)のドキドキワクワクを思い出せばいい」と諭され、試行錯誤の末に誕生させた。
劇中での活躍
Return_Racers!!
リディアに貸し出された豪のグレートマグナムRと勝負したり、豪のグレートマグナムRとサラに貸し出されたリョウのトライダガーWXとレースを繰り広げた。
翼ネクストレーサーズ伝
佐上模型店に飾られていたが、初代マシンを失った駿がこれを受け継ぎ、彼と共に新たな戦場に躍り出る。
特徴
グレートマグナムR同様、ソニック系統では初のフロントモーターシャーシを採用したマシンである(採用されているのは、最新型のFM-Aシャーシ)。これにより星馬兄弟のマシンは揃ってFMマシンになった。
全体的に曲線と段差が多く、かなり複雑な形状をしている。
ボディフロントに5枚の整流フィンが付いており、リヤウイングもブラストソニックの流れを汲んでいるがフィンが2枚突き出た形になった。
グレートマグナムRと違いデザインに宇宙要素は全く無い。
必殺技
- ソニックスイングバイ
対象の周りを螺旋状に走行し空気の流れを乱す。
- ビッグバンアタック
軌道衛星のように球状の軌道を走り回る。
- ビッグバンダッシュ
立体物
2020年3月14日にFM-Aシャーシが採用されて製品化された。
シャーシとAパーツはブラックで、ホイールはソニック伝統のイエローが採用されている。
複雑なボディ形状は現代技術で見事に再現されている。素の状態だと凸凹が際立つボディもステッカーを貼ると説得性の強い引き締まった外観になり、完全にステッカーありきのデザインと言える。
各部の色分けは全てステッカーで補完出来るので、塗装指定はボディ本体全体のピュアーホワイト一色しかない。その分、先代以上にシール貼りの難易度は高いため慎重に貼る必要がある。
フルカウルでは珍しくリヤカウルのトレッドがミニ四駆REVシリーズと同規格まで狭まりフロントカウルと同じになっているのはグレートマグナムRと共通。
10年以上ぶりの再販となったリアルミニ四駆のバイスイントルーダーとは同時発売だった。また、COVID-19の影響で一週間前に発売予定だったネオVQSは28日へと延期になったが、こちらは延期されず予定通り発売された。
劇中では先代の(G)ブラストソニックから3年経過して型遅れ扱いになっているが、リアルでは約4年半とそれ以上の歳月が経過している(Gブラストソニックは2015年9月12日発売)。
余談ではあるが、実は先代のブラストソニックも外観に影響がまったくない程度の小加工でFM-Aシャーシに簡単に乗せられる。FMのソニックを使いたい場合は好みで選んでもいいかもしれない。
関連タグ
爆走兄弟レッツ&ゴー!! 爆走兄弟レッツ&ゴー!!Return_Racers!!
バックブレーダー:NAアストロレンジャーズが所有するレーシングマシン。宇宙と言えばやはりこのマシン。そもそもコスモソニックを作るきっかけとなったリディアもこのマシンの所有者のリーダー格の実妹である。