コッペリア(悪魔城ドラキュラ)
こっぺりあ
『悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス』にのみ登場した敵キャラクター。
悪魔も楽しませる地獄の軽業師。海外版での名称もそのまま同じく「Coppelia」。
見た目はレオタード衣装に身を包んだ青肌で紫髪ポニーテールの少女・・・の姿をした自動人形。
よ~く見ると手足の部分が球体関節になっており、実はその正体が人形なのだと分かるはずだ。
尚、出現するフロアによっては、設置された大砲から華麗に発射されて登場する事もあったり。
ちなみにゲーム内では桃色のフリルが付いた「緑色」のレオタード姿で描写されているのだが、
公式サイトで掲載されていたイラストでは、レオタードの色が「黄色」になっている(あれ?)。
そのためメインイラストを初めとした彼女のファンアートは全て本来の姿をしていない事に・・・
(開発当初では黄色の予定だったのか・・・それともイラスト担当者が間違えただけなのかは不明)
名前の由来は同名のバレエ作品に登場する少女の姿をした自動人形【コッペリア】から。
「バレエダンサーの姿をした少女の人形」と元ネタの要素が上手く融合した秀逸なデザインや、
悪魔城ドラキュラシリーズに登場する他の人形達の中でも、恐怖や呪いといった設定も無いため、
シリーズのお約束を破った珍しい敵キャラクターと言えるだろう。後、見た目が可愛い(重要)。
また「女性の姿を模した傀儡のザコ敵」「アクロバットなナイフ投げ攻撃」といった要素から、
『悪魔城ドラキュラ(X68000版)』に登場した傀儡のザコ敵『メイド』もモチーフ元と思われる。
古参の悪魔城ドラキュラファンの中には、彼女に懐かしさを覚えた方も多いのではないだろうか?
ちなみに他の要素に関しては別の敵キャラクターに受け継がれており、更に本作で共演している。
HPは80。弱点は鞭属性、斬属性、毒属性、石化属性。耐性は無し。登場時期はまだ序盤の頃。
出現場所は『愚者の国』のみ。普段は綱渡りの如く高所に張られたロープの上を移動しており、
コチラとの距離が近づくと勢いよく華麗な大ジャンプを披露しつつ、ナイフを2本投擲してくる。
ナイフ攻撃は投げる直前までコチラの位置を正確に狙い撃ちしてくるため、常に移動しておこう。
またナイフ攻撃はコチラの攻撃を当てれば撃ち落とす事ができるため、覚えておくと良いだろう。
基本的に相性が良いのは、やはり弱点属性でもある物理攻撃に優れたジョナサンだろう。
上方向に広い攻撃範囲を持つ剣系の武器は勿論の事、サブウェポンの『斧』も相性はバッチリ。
または敵に向かって伸びる鞭系の武器『ネビュラ』も、ある程度は攻撃が追尾してくれるため、
悪魔城の序盤エリア『Entrance』を少し寄り道して拾っておくと、彼女との戦闘が楽になるはず。
シャーロットで戦う場合は、通常攻撃ではかなり相性が悪いため、魔法で対処する事になる。
風魔法『エメラルドスワロー』なら高所まで大きく弧を描きながら風の刃が飛んでいくため、
距離感さえ間違えなければ比較的当て易くてオススメ。ただしチャージ時間には気を付ける事。
コチラも最初に訪れるエリア『煙霧の街』で普通に拾えるため、装備しておくと良いだろう。
ドロップアイテムはクエスト専用アイテム『ダイヤのA』と体防具『ピエロのカバリエ』。
ドチラも固有のドロップアイテムであり、『愚者の国』を訪れたらさっさと集めきってしまおう。
『ダイヤのA』はウインドから受ける事ができるクエスト『ギャンブラー』の必要アイテムの1つ。
クエストの発生時期自体はまだまだ先だが、入手時期は最も早いため頑張って入手しておこう。
ピエロの着る賑やかなブラウスこと『ピエロのカバリエ』はシャーロットの専用防具。
DEF(防御力)+12、LCK(アイテムドロップ率)+3の性能を持ち、入手時期を考えると十分優秀・・・
なのだが、実はDEF(防御力)+16、LCK(アイテムドロップ率)+1の『おどり子のカバリエ』が、
同じエリアの『愚者の国』に入ってから、右側のフロアを進んでいけば普通に落ちていたりする。
なんと折角の個性が丸被りしてしまっており、当然コチラの方が簡単に入手できてしまうため、
活躍できる機会がそもそも無い事に・・・もしや製作途中でアイテムが入れ替わった可能性も微レ存?
(彼女のイメージ的にも踊り子の軽やかなブラウスをドロップする方が自然な感じであるため)