コメットさん
こめっとさん
アニメ版説明→CosmicBatonGirlコメットさん☆
アニメ版タグ→コメットさん☆
九重佑三子による第1作(1967/7/3~1968/12/30)、第1作と連動した横山光輝による漫画、大場久美子による第2作(1978/6/12~1979/9/24)、およびアニメ版『Cosmic Baton Girl コメットさん☆』(2001/4/1~2002/1/27)が存在する。
第1作と第2作は実写の特撮ドラマ作品。いずれも制作は国際放映、TBS系列局(に加えて日本テレビ系列局の一部他)にて放送された。しかも放送日はどちらも同じ月曜夜7時台後半だったりする(ただし番販購入で放送した日本テレビ系列局の一部は流石に除く)。
アニメ版は特に『コメットさん☆』と呼ばれ、単に『コメットさん』と書いた場合は第1~2作を指す傾向がある。
登場キャラクターや主人公のデザインは作品毎に全く異なるが、主人公が宇宙から来た「コメット」という名の少女で、地球の家庭に住み込み、バトンで不思議な現象を起こす、住み込み先には主人公より小さい子供が二名居る、と言った部分が共通している。
ドラマは2作ともオープニングの冒頭部がアニメになっている。
主演:九重佑三子。
イタズラの罰として地球へ追放された。
住み込み先の子供には正体が知られている。
恋愛要素は無く、シュールギャグ色強め。「不思議な歌う家政婦が来た」というコンセプトは、映画「メリーポピンズ」の影響を強く受けている。放送中に白黒放送からカラー放送に切り替えられた。
その他のレギュラー
- 星の先生(CV:八木光生)
- コメットさんの故郷β星の魔法学校の校長先生。アニメで描かれており、前期と後期では姿が大幅に異なる。イタズラばかりするコメットさんに業を煮やし、落第させたうえに地球へ追放した。地球でのコメットさんの活動を監視している。墨を顔に塗って評価したり、罰を与える。
- ベータン(CV:朝井ゆかり→千々松幸子)
- β星出身の小型怪獣で、こちらは人形キャラ。“チンチロパッパ”の呪文で呼び出される。魔法も使える。ミルクが大好物で、ミルクが無くなると力が出ない。主にコメットさんに頼まれ、スパイ活動を行う。武・浩二兄弟はミルクでベータンを利用することもしばしば。
- 祖母(原ひさ子)
- コメットさんに会いたいがために、星の先生に無理矢理お願いして地球へ。あわてんぼうで、よく騒動を起こす。
武・浩二兄弟とこっそり魔法で出かけることがある。
主演:大場久美子。
オープニングがアニメで描かれ、途中から実写パートに切り替わるという部分は第1作に倣っているが、当時の流行で松本零士アニメっぽい。またドラマ本編中にはアニメパートが無い。
佐々木守が原案となっている。
卒業試験の一環として「美しいもの」を探しに地球へやって来る。
オープニングで描かれるように、奥歯に変身するUFOで地球にやって来た。正体は誰にも知られていない。恋愛要素が多めで、日替わり恋人多数。
その他のレギュラー
- 星のお母さん(小山明子)
- 星空に浮かび黙示でコメットさんを導き、時折その魔力を封じる。夫は亡く、1人でコメットさんを育てた。最終話ではコメットさんを連れ戻しに降臨し、佐和子に変身する。
- 沢野公平(五十嵐喜芳)
- コメットさんが居候する沢野家の主人。サワノ音楽教室の先生。
- 沢野佐和子(真屋順子)
- 公平の妻。音楽教室が内包している沢野歯科医院の院長。
- 沢野準平(西川和孝)
- 沢野家の長男。強気なわんぱく少年。
- 沢野強(佐藤健一)
- 沢野家の次男。イタズラ好き。
- 花村洋子(木内みどり)
- 沢野家のお隣のおばさんで口煩い。毎回コメットさんが魔法を使う所を目撃しては沢野家に告げ口するも、結局は信用されないというのがお決まりのパターン。夫はエジプトに単身赴任している。
- 花村ゆかり(松下実加)
- 洋子の娘。マセている。
- 江藤三吉(福崎和宏)
- 歌手になるのが夢で田舎から上京した青年。クリーニング屋でバイトしている。
- 名犬カール号
- 「刑事犬カール」に登場したジャーマンシェパード犬。コメットさんが地球に降り立った時に最初に出会った地球の生物。