概要
パリオリンピック(2024年)の閉会式に現れた、全身金色に輝く地球外生命体(の設定で演ずるパフォーマー)。
ヒューマノイド型のエイリアンとされ、頭頂部や両肩などを中心に、触角めいた突起が密集するように生えていた。
頭部と見られる部位には眼球らしい器官があり、視覚は有しているようだが鼻や口吻などは見えなかった。
全体的なイメージはコレに近い。
モチーフ
かつて実施された『ボイジャー計画』で地球から宇宙へ飛び立った無人調査機・ボイジャーと、それに搭載されたゴールデンレコードが元ネタとなっている。
この計画はアメリカ合衆国のNASAが実施したもので、パリ市は疎かフランス自体と関係が無い。一方、次の夏季大会の開催地がアメリカのロサンゼルスである経緯から、フランスなりのアメリカに対するリスペクトではないかとも考えられる。
もちろん、恒例の引継ぎパフォーマンスはこの後、別に実施されている。
反応
その強烈なインパクトから、会場の観客やテレビ中継の視聴者を一斉にザワつかせた。
特に日本のネットでは
「何か牙狼がおる?」
「新手のスタンドか!?」
「国が変わるだけで擬人化の解釈がこんなに変わるとは」
等の感想が飛び交い、特撮・アニメ・ゲームのファンを中心に盛り上がった。
他方で、この大会のパフォーマーは他にも国外から招いた人物が多く、「もっとフランスらしいパフォーマンスが見たかった」と残念がる意見も見られた。
一方で、開会式の「フランスらしいパフォーマンス」は「マリー・アントワネットの生首」を始めに「サバト」や「百鬼夜行」に例えられたほど過激な内容が続出しており、中には「この程度で十分」との意見もあった。
また、これですらその一環と見做して「まだ悪ふざけしているのか!?」と批判する意見もあり、結局賛否両論の議論が続いている。