概要
『サムライスピリッツ』シリーズの11作目。2008年に稼働開始した『サムライスピリッツ閃』以来11年ぶりの完全新作タイトルとなる。サブタイトルがなく、1993年に発売された1作目と全く同じタイトルのため、便宜上年号を並記されることが多い。プレイヤーからは令和初のサムスピと言う事で「令サム」の愛称でも呼ばれている。
本作にサブタイトルが無い理由は、原点回帰以外にもサブタイトルがある事によってシリーズ作品だからと新規層から敬遠されるのを防ぐ為だと明かされている。
本作では『天下一剣客伝』以来となる大幅なキャスト変更が行われており、シリーズ初期からの続投は共に『覇王丸地獄変』からの配役である牙神幻十郎役のコング桑田と千両狂死郎役の前塚あつしのみとなる(厳密には覇王丸役の中村大樹も『ポリサム』『アスラ斬魔伝』にて同役を演じており、旧SNK時代からの引き継ぎキャストの一人としてもカウント出来る。ナコルル役の中原麻衣もパチスロ『サムライスピリッツ鬼』以降のナコルル登場作品で同役を演じている)。
作中時系列としては『サムライスピリッツ零』と初代の間に位置し、『零』の1年後のストーリーが展開される。
中華圏でのタイトル名は『侍魂暁』である。
これは開発途中で没になった日本語版のタイトル候補のひとつであったものである。
登場キャラクター
静御前 (ラスボス)
DLC追加キャラクター
緋雨閑丸 (無料配信)
ウォーデン (ゲストキャラクター。Ubisoftのゲーム「フォーオナー」より)
公孫離 (無料配信、ゲストキャラクター。テンセントのゲーム「王者栄耀」より)
余談
本作開発当初、登場キャラクターの一人として花諷院和狆も挙がっており設定画も存在するが、大人の事情で登場が見送られてしまい、DLCキャラクター候補を募る人気投票でもランク外となり実現しなかった。
また、初代からの参戦キャラクターで唯一不知火幻庵のみ未登場で終わってしまった。
関連タグ
サムライスピリッツ閃(前作)