概要
初登場は『ドラゴンクエストⅢ』。辺境の地に棲む呪術師で、祈りや踊りで奇跡を起こしている。お面をかぶった原住民みたいな外見で、上位種と違ってオリジナル版はドクロの杖を持っていないが、リメイク版以降は持っている。戦闘では主にサポートに徹し、「ベホイミ」を唱えて味方を回復させるほか、くさったしたいを呼び出してくることもある。見かけの割に賢く、HPが半分を切った仲間が居ないと「ベホイミ」を唱えない。
外伝作では「呪い」というイメージで、トルネコの大冒険シリーズでは呪い攻撃を使ってくることがある。ただし、『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』では「呪いのコツ」という特性を持ってない。
また、トルネコの大冒険シリーズでは倒されてお墓になったゾンビ系モンスターを蘇らせてくる。
ちなみに、身体に邪悪な精霊を乗り移らせることができるらしいが、本編では使用しない。また、仮面の下はいつも無表情らしい。『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』では彼の住処と思わしき藁の家がある。
シャーマン系のモンスター
- ゾンビマスター
ゾンビを操る祈祷師で、どくどくゾンビやグールに呼ばれて出現することが多い。行動はサポートがメインで、「ベホイミ」や「ザオラル」といった回復呪文を使い、「マホトラ」で相手のMPを吸い取ってくる。特にマホトラは素早い上に集団で現れることが多く、やたらしつこく唱えてくる。しかも、MPを持っていない相手には使ってこないあたりなんか悔しい。このモンスターも、くさったしたいを呼び出してくる。
- マクロベータ
通常攻撃に加えて、「メラミ」「スクルト」「ベホマ」「ふしぎなおどり」「ひのいき」「仲間(くさったしたい)を呼ぶ」「逃走」と多彩な行動をする原住民。しかし、使用する特技が明らかな火力不足で、通常攻撃もマドハンドに劣る。某スレでネタにされるほどのかなりマイナーなモンスターだが、『少年ヤンガスと不思議のダンジョン』ではシャーマンやゾンビマスターと共に登場した。
実は別の姿のモンスターだったが、シャーマン系と同じグラフィックに変更されたという経緯がある。