CV:菅原淳一
概要
ひげや頭髪を生やしているケロン人で、マークは水色の「J」の文字。体色はケロロより若干薄い緑色。頭頂部は他のケロン人に比べて少し角ばっている。年齢は不明だが、40代にあたるケロロが幼い頃には今と変わらない姿をしていたため60代以上の可能性が高い。
人物像
初登場は162話。幼い頃のケロロ・ギロロ・ドロロ・プルルの秘密基地にいつの間にか住み着いており、そこでケロロ達のお菓子を勝手に食べたりゲームをしていたりしていた。最初は怒るケロロであったが次第にジョリリと交流する内に5人は仲良くなっていき、ケロロ・ギロロ・ドロロは今でもジョリリの影響を受けた部分があると言われている。
大体はボラード(に見立てた足掛け)に片足を乗せながら「『〇〇』って言葉知っているか?つまりこう言う事だ」と言う事が多い(場合によっては「俺に言わせりゃ~」と言う事もある)。しかし「つまりこう言う事だ~」に続く台詞は初見では意味不明な事が多く、その都度相手を困惑させてしまうこともしばしば。
ちなみにその足掛けには彼なりのこだわりがあるようで、ケロロが幼少期時代に彼の足かけを作った際にはほんの少し高かったり低かったりしてもダメ出しをしていた。
自由気ままな性格で、無意識の内に周りを巻き込むこともしばしばあり、第271話ではラーメンの行列と間違えてケロン軍入団希望者の列に並んでしまい、ケロロ小隊に配属されたこともある。その一方で面倒見の良さも兼ね合わせており、同じ271話では自分の買うべきものを横取りされたガキ大将星人を返り討ちにしたほか、自ら身代わりになったタママをおぶってあげている描写もあった。
上記の振る舞いからプータローのイメージを抱かれがちなようだが、かつてデイトレードを成功した経緯を持つためそれなりに裕福であり、左ハンドルのオープンカーを乗り回していた。
多種多様な特技も持っているようで、料理や掃除やガンプラ作りの上手さや並外れたフィジカルさと言った部分も見られた。また、初めてケロロ小隊の秘密基地にやってきたのにもかかわらずそれぞれの部屋を初見で認知したこともあった。
また、187話によれば自由人の一方で相応の努力もしており、難しい本の読破や1万歩のジョギング、そしてパソコンを巧みに使いこなして上記のデイトレードを見逃さずチェックしているらしい。
口癖
上記のように口癖は故事成語やことわざであることが多く、その都度その場にいる人達を困惑させることも多い。
その一方で、深読みしていくと確かな意味合いを持っているようで(実際に162話のドロロからも言っている)、301話では「『棚からぼたもち』って言葉知っているか?つまりこう言う事だ。タンスにケーキじゃカビ生える」と言ったのを、桃華はケーキをバレンタインチョコと捉え「バレンタインデーだからって別にチョコに限らなくても良い」と解釈して(紆余曲折あったものの)無事に冬樹に渡すのを成功していた。また桃華の父親である梅雄はジョリリの潜在的能力を感知し、ジョリリの言葉に従った結果良い方向に向かっているのを機に、西澤家はジョリリの事を「先生」と敬い、欠かせない存在として認知した(ただしジョリリが梅雄のパートナーになる事は無かった)。ただし全てがうまくいくというわけでもなく、後述する第340話でケロロとギロロがラーメンの新しい味を彼のチョイス(という名のだたの体験談)で作ったところ大失敗するというパターンもあった(ちなみにその味とは「マグロとたくあんとかんぴょうと梅キュウをそのまま乗せる」という明らかに美味しくなさそうな味である)。
また第340話によれば、彼の口癖は過去での体験であることも判明した。
余談
元は「ケロロランド vol.10」の読者投稿で表紙に描かれたオリジナルキャラクターである。