概要
『トロピカル〜ジュ!プリキュア』第23話においてまなつの父である大洋は、海の家兼スクーバダイビングの店を営んでいて、トロピカる部のメンバーと共にスクーバ体験を堪能していた。ただ一人、砂浜で1人佇む少女がいた。それが彼女のこと、人間の脚にチェンジする能力を手に入れた人魚のローラなのである。
何故一人で佇んでいたのかというと…、あれっ？お話したでしょ？今から2か月前の第18話においてのローラの初登校日、「水泳が得意」と誤解した泳子が、あおぞら中の弱小水泳部の救世主としてローラをスカウトしに来たのである。そんな感じで張り切って水泳部に体験入部したローラはやる気満々で泳いでみることにした。でも、何と実際は上手く泳げなかったと言うオチに、もう少しで溺れそうになったそうな…。
そんな苦い過去を思い出し、まなつに「後で一緒に泳ごうね」と慰められても、「いいわよ、どうせ上手く泳げないんだから」とむくれながらボヤいてた。その夕方、南乃島最大のイベント・南乃祭りが開催。願い事を書いた石を海に投げ入れれば願いがかなうのだという。石には願い事というより、自分がしたい事や決意を書いて、自分の願いは自分でかなえるものだと聞いて、ローラは願いを石に書き入れ、流石にまなつ達に見られまいと、速攻で海に投げ入れる。
そしてゼッタイヤラネーダ撃破後、突如まなつが冒頭でローラと一緒に泳ぐ約束を果たしていないと叫びだし、「ローラの願い、絶対叶えるんだから！大丈夫、ローラも絶対できるようになるよ、バタ足！」と大声でローラの秘密の願いをバラしてしまった。真っ赤になって「ちょっと！なんで知ってるの？わたしの願い事！」と慌てるローラだったが、そのゼッタイヤラネーダの背中に描かれた願いはと言うと『バタ足で泳げるようになる』とのことであった。勿論さんご達も知っていた模様。
翌朝、南乃島の最終日において、みんなに付き添われてバタ足の練習に励むローラ。少し上手く泳げるようになり、ある意味カナヅチから脱却した様子である。
冒頭ではスクーバ体験をしたかったローラは寂しそうに砂浜で佇んでいた彼女。
そこで筆者はそんな泳ぎの練習に励む彼女を観て感動し、帰りの船の時間をあとまわしにしてもよく、まなつやその父と約束を果たした後日談として、皆と同じ冒頭のスクーバ体験を堪能するという計画を立てることになった。
それがこの『スクーバローラ』と呼ばれるタグの誕生である。
まなつやさんご達と同様、黒いウェットスーツに身を包み、彼女のイメージカラーである水色を基調にし、左腕に第22話にて手に入れた新アイテムパフュームシャイニーリングを着用しているのが特徴。
グランオーシャン出身である人魚の彼女がウェットスーツを着る、新しくも珍しい組み合わせ現象とも言えることである。
