曖昧さ回避
- イギリスのミュージシャンであるデヴィッド・ボウイの13枚目のアルバム。 →SCARY MONSTERS
- 『ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン』に登場するスタンド。名前は1.に由来。 →本記事で解説
- スマホゲーム『ツイステッドワンダーランド』にて開催された期間限定イベントタイトル「スケアリー・モンスターズ!」。 →ツイステハロウィーン
概要
フェルディナンド博士のスタンドとして登場し、ディエゴ・ブランドーが『聖人の遺体』の力で奪ったスタンド。
フェルディナンド博士のスケアリー・モンスターズは自身を司令塔としてリーダーを他の誰かに任命し、他の生物を恐竜にしたり操る能力を付与することができる能力。リーダーはフェルディナンド博士に絶対服従のようである。自身は恐竜に変身できない。
ディエゴ・ブランドーのスケアリー・モンスターズは、自分を含めたあらゆる生物を恐竜にする能力を持っている。恐竜化した生物の外皮にはディエゴの愛称である「Dio」を象った模様が入っている。
能力
【破壊力 - B / スピード - B / 射程距離 - D / 持続力 - A / 精密動作性 - C / 成長性 - B】
恐竜化に伴い、熊を素手で引き裂く程の怪力、至近距離で放たれた銃弾を視認して回避できる程の動体視力と敏捷性、人間の匂いを嗅ぎ分ける程の嗅覚といった能力を得る。なお恐竜化しなくてもある程度これらの能力は使用できる。
また自分以外の生物も触れる(傷つける)だけで恐竜化して支配下に置く事ができ、作中ではノミのような小さな虫から馬や熊といった大きな動物まで恐竜化している。なお恐竜化した生物の外見は必ずしも現実の恐竜に準ずる物ではなく、もはや一種のUMAのようになっているものや、擬態のためにランプ状の恐竜に変身させられた者もいる。
上記のように汎用性の高い能力ではあるが、中・遠距離の攻撃手段を持たない事や動体視力と引き換えに静止した物を視認する事ができなくなるといった欠点があり、特に後者においてはそこを突かれて敗北するシーンや敵を取り逃すシーンが度々あった。
また、聖なる遺体を所持する者を恐竜化しようとしても遺体の力で恐竜化の進行を食い止められてしまう。
Dio自身が恐竜化する際には顔や体にひび割れが生じ、変身が進むと瞳孔が縦長になって口が裂け牙が露出し尻尾が生えてくる。更に変身が進むとその姿は恐竜そのものになっていき、全身に「Dio」の模様が浮き出た二足歩行の獣脚類型の恐竜へと変身する。初期においては完全に恐竜化したり半恐竜のような姿になる事が多かったが、終盤では顔がひび割れる程度の変身で戦う事が多かった。
なお、別の生物に変異させて支配下に置くというコンセプトは、ディオ・ブランドーが生み出す屍生人(ゾンビ)と同じである。