概要
2001年10月26日放送。
名前を言って投げると、どこの方向に投げても必ずその相手へ届くボール。たとえ相手が別の時代にいても時を超えて届く。
ストーリー
スネ夫は皆に富士山のハイキングを誘うが、のび太はどうせ自分は仲間外れにされると思い立ち去ろうとする。しかし今回はのび太もOKでドラえもんも一緒に来ていいという。さっそくのび太はドラえもんにもこのことを話すが、その日は健康診断で行けないことが判明する。残念がるのび太だが、ドラえもんは皆で遊ぶ用にとスーパーキャッチボールを貸してくれた。
当日一同はスネ夫のママが運転する車で別荘まで向かい、別荘の庭にある樹海にはいくつもの洞窟があることが分かり、探検することにする。しかし樹海手前に着くとジャイアンが地図通りに行かず、樹海を通手近道をしようと言い出し、のび太やしずかが止めるのも聞かず言ってしまったため、のび太達も後に続くことにする。だが一時間以上歩いても洞窟にはたどり着けず、天候も悪くなり、とうとう始めに来た道に戻ってしまった。
これにより本格的に迷ってしまい、のび太とスネ夫がジャイアンを責めるが、しずかにより何とか冷静になり皆でどうするか考えることにする。そこでのび太がスネ夫に地図を見てみることを提案するが、今いる場所が分からないからと断念され、天候が悪いので太陽の位置も分からず立ち往生になる。そんな中ジャイアンが方位磁石を取り出すが、樹海では磁気を持った岩が多くコンパスが狂ったため、これも断念。
そして雨が降り始め、雨宿りをするがジャイアンが富士山を探すことを閃き、のび太とジャイアンの肩車に乗ったスネ夫が富士山を探すが、雨で煙っていて発見できなかった。とうとう肩車が崩れ落ちるが、その時のび太がスーパーキャッチボールの存在を思い出す。そこでこれを未来にいるドラえもんに投げて助けてもらうことにする。
一方ドラえもんはドラミと共に健康診断を終わらせ、どら焼きを食べようとしていたが、飛んできたスーパーキャッチボールが口に飛び込んできて、のび太に何かあったのではと焦りを感じる。その頃のび太達はもうだめかと諦めかけるが、その時ドラえもんがドラミと共に助けに来てくれ、皆は泣きながら助かったことを喜んだ。
余談
本エピソードはSF短編『ポストの中の明日』とはジャイアンポジションのキャラが樹海探検をしよう言い出し道に迷う、途中で雨が降り出し絶望的な状況になるという共通点がる。ただしこちらは樹海探検をしようとした時、しずかやスネ夫と同じポジションのキャラもこれに賛成している。