概要
CV:柴本浩行
ネオ・トルコのガンダムファイターを務める男性。
ミナレットガンダムに搭乗する。
褐色肌に爽やかとも、穏やかともとれるハンサムな面立ちで、性格も柔和な好青年。
コロニー大学機械工学部卒であり、レスリング部に所属していた。
レイン・ミカムラとは同じ大学に通っており、彼女のボーイフレンドだったが、デビルガンダム事件の発生によってその関係は自然消滅状態にある(セイットは未練を感じている)。
デビルガンダムを追うドモン・カッシュとレインが雨の降るイスタンブールを訪れた際、苦しみ行き倒れたところを彼女に発見され、思わぬ再会を果たした。
レインから介抱を受けつつ思い出話や別れてからの近況を伝えるなど話に花を咲かせるが、DG細胞に感染していることを見られてしまう。
さなか、またしても意識を乗っ取られ、レインの首を絞めてしまうがすぐに正気を取り戻した。
実は1週間以上前にデビルガンダムと遭遇・交戦しており、命を奪われることこそなかったもののDG細胞を植え付けられたという。
感染によって意識を消失する機会が増え、無意識にイスタンブールの西側半分を壊滅させてしまったことから罪の意識に耐えられなくなり、ガンダムを廃工場に隠して逃亡。
またしても意識を失ったところへ偶然にもレインが通りがかった…というのが再会の実情だった。
話をしているうちに「なぜ自分のもとを黙って去ったのか、ドモンとはどういう関係なのか」を問うなどネガティブな感情を募らせていくが、ドモンから自身を討伐すべく動いていた武装警察に包囲されていることを知らさせる。
レインとドモンの関係性を悟り、彼女たちを巻き込むまいと今一度ミナレットガンダムに乗り込むが、DG細胞の浸食が進んでいたために取り込まれてしまった。
正気を失って破壊衝動のままに武装警察を攻撃して少なくない被害を出したところでシャイニングガンダムにファイトを挑まれ、あと一歩でシャイニングガンダムの首を落とすところまで追い詰める。
そこへレインが現れて事の真相を告げられると正気を取り戻したかのようなそぶりを見せた後に意識を消失、ミナレットガンダムは左手のシャイニングフィンガーで頭部を攻撃されて敗北した。
ファイトの後は救助されてDG細胞の除去手術を受け、そのまま入院。
レインの見立てでは「病気だったのだから、そこまで重い罪には問われないのではないか」とのこと。
漫画版『超級!』
顛末が異なっており、こちらでは最後に死亡してしまう。
正気を失ってレインを誘拐し、ミナレットガンダムのコックピットに連れ込んだ状態でシャイニングガンダムとファイトを行った。
ドモンがレインへの好意をあまり隠していない作風なのもあり、そんなドモンの咆哮を受けて正気を取り戻すと、彼へレインを託した後に複数台の戦車から集中砲火を受けて爆炎の中に消えていった。