「よっし、それじゃ先輩後輩で息の合ったところを見せてやるか!」
プロフィール
概要
ストーリーモード第0章から、幼馴染のエコーと共に登場。アークス修了課程の途中でダーカー達に囲まれたプレイヤーとアフィンの救助に駆けつけたのが初登場となる。プレイヤーに対し「どこかで見た覚えがある」と口にする。以後、プレイヤーの世話を焼いてくれる頼れる先輩となった。EP1のストーリーに登場するNPCの中では出番が多く、ほぼ主人公格として活躍する。
本来の適性はレンジャーなのだが、とある過去から無理やりハンターとしてアークス活動をしており、レギアスから「期待の若手」と目されている。
ゲッテムハルトとは何らかの因縁があるようだが…
EP4実装前のチュートリアルクエストにて、アフィンとプレイヤーを救助する前に一人の名も無き試験生黒人アークスの救助に間に合わなかった為(EP4実装後にはバッサリカットされたシーン)、未だにその直後に発した「恐ろしいくらいドンピシャ」のセリフにツッコミが入る事がある。
なお、どういう訳かpixivでは腐った方々に大人気。
(参考までに、ゼノエコタグで38作品、腐向けタグ付き検索で17+タグ無しだが腐向け相当サムネイルの作品多数)
ちなみにデザイナーズアイテムとして「エコーの嫉妬」なるアイテムでも登場(肩乗りゼノとデザイナーの肩乗りマイキャラ)。
尚、元々はこのデザイナーズアイテム、「ゼノコメ」という名前でデザインされたのだが、放送時にその場にいたスタッフたちから「これ絶対エコーに嫉妬されるよね?」的な指摘を受け、今の名前に変更された。
そんな訳で、後述のイベントが配信された際には「ゼノロス」を起こしたユーザーがゲームを止めていたりする。罪作りな男である。
パチスロ「ファンタシースターオンライン2」では、EP1~3のストーリーが採用されている関係でメインキャストを張っている。
ネタバレ
ストーリーモードEP1-8において、ダークファルス【巨躯】との戦闘中行方不明となる。
しかしその後の分岐でタイムリープしてきたプレイヤーとマリア、サラに救出される。「このままじゃ誰も守れない」と嘆くゼノに、かつての師でもあったマリアは再特訓を提案、生き延びた事はエコーに内緒のまま一度表舞台から姿を消す。(因みにマリアの特訓で「死にかけた」らしい…)
そして、EP2-5で満を持しての再登場。「何度も死にかけた」というマリアの猛特訓を見事にクリア、長らく空位だった六芒均衡の四に就任。レンジャーとしてもハンターとしても戦える創世器「戒剣ナナキ(ガンスラッシュ)」を引っさげて登場。エコーに一発引っ叩かれ、感動の再会を果たした。(衣装は「クライセイヴァー」に変わっている)
そのままファルス・アンゲル戦でもプレイヤーの力になってくれる。
復帰した後も、何度となく理由をつけてマリアから特訓と言う名の必死のじゃれあいをさせられる羽目になるのだが…。
惑星ウォパルの原住民・カブラカンとは、エコーがらみで振り回され苦労した関係で出会って即意気投合。
なお、EP3-4において、無理矢理レンジャーからハンターにクラスチェンジした理由が明かされる。
ちなみに彼が作中で師匠と呼んでいる人物は、EP2-6でマトイの過去を探りにタイムリープして来た主人公。ただ、EP1の序章までに外見をすっかり忘れていたようで、かつて師匠と仰いだ人物が胆の据わったルーキーと同一人物とは気付く由もなかった。
アニメ版PSO2TAでも登場しており、ダークファルスの依代になってしまった人物からイツキたちを逃がすために交戦する。時間稼ぎには成功したものの惨敗を喫し、治療ポッドで手当てを受けている。
サイドストーリーズ
最終話にて本編開始前(数年前?)のゼノが描かれた。10年前の戦いでは狙撃手(後方支援)を務めていたが、スコープ越しに見た死屍累々の光景に臆し、何もできなかった。以後も無力感に苛まれ続けてしまう。
そこで適正クラスであるレンジャーから前線で戦うハンターへと鞍替えするが、レギアスには才能を台無しにしていることを咎められていた。そこでゼノは、凶悪なエネミーである『ファングバンサー』を倒して実力を認めさせようとする。だが返り討ちに遭い掛けた上に、レギアスに助けられるという失態を犯してしまった。実力を証明できなかったとしてレギアスからはレンジャーに戻るように言われるが、通信が入り、ファングバンサーに別動隊が襲われていると知らされる。レギアスが倒したのはつがいの『ファングバンシー』だったのだ。現場に駆け付けたゼノは、レギアスの見様見真似でソードを扱い、見事ファングバンサーを撃破したのだった。
こうして実力を証明したゼノは、レギアスに向けて「もうとやかく言うな」と一方的に言い捨てて去っていった。その背中を見送ったレギアスは、なぜそこまでしてハンターに固執するのか惜しんでいた。
そして時は流れ、ハンターでは勝てない敵が現れたことでゼノはマリアから指導を受けていた。レンジャーに戻ったもののハンターの戦い方が染みついているため、アサルトライフルもランチャーも使いこなせない。そこでマリアのアドバイスによりガンスラッシュをメインウェポンとして扱うこととなった。
もしもマリアに一撃でも入れることができたら「最強のガンスラッシュ」を渡すと言われ、ゼノは修行に励むのであった。結果がどうなったかは見ての通りである。
PSO2EP0
10年前のゼノが描かれた。ゲッテムハルトに対して背伸びして突っ掛かったり、小馬鹿にされてからかわれたりと良き先輩後輩の関係だった。しかしダークファルス【双子】との戦いによりすべてが狂うことに。
建物の上から【双子】を狙撃するが恐怖心からか一発も当てることができず、逆に【双子】を怒らせてしまい吹っ飛ばされてしまう。気絶しただけで済んだものの、目が覚めた時には既に戦いは終わった後だった。
このエピソードではゼノ、ゲッテムハルト、メルランディアの出番は余りなく、話の中心はメルフォンシーナ(姉)と二代目クラリスクレイスとなっている。
エピソード・オラクル
アニメでの登場回数はクラリッサ関係が省略された関係で序盤の出番は少ない。
また、過去に触れる際にはEP0を参考にした描写が幾つか見られる。
なお、129番艦・テミスがダーカーに襲撃された際にアッシュ・アフィンに同行。そこで十年前の出来事を話そうとしていた(重要な所で到着してうやむやに)。
時間遡行して救出された際にはエコーに内緒にするように言うが、ゲームと異なりその時にエコーの精神的な脆さをアッシュに忠告している。
十年前にはこれまでの過去を描写した作品と異なり、【双子】と遭遇した際はビルの屋上から躊躇いなく【双子】・女の頭をライフルで狙い撃ちして当てたが、まるで歯が立たず逆に吹き飛ばされて負傷(この時に顔に傷を負っている)。
素手でウーダンを撃退した師匠の強さをバケモノと評価し、同席したアッシュを困惑させている。
第二期エンディングではエコーと一緒に露天風呂。
タオルを肩に掛けてると言う事は…。
ちなみにニコニコでの配信の際、ゲーム初期のプロローグで一人の名も無き試験生黒人アークスの救助に間に合わなかった事案を彼が写る度にコメントでチクチク指摘されている。
アニメでも一話でアッシュたちの小隊が壊滅した後に登場している為、今後はこの件についても追及されるものと思われる。
ようやく…
2018年5月9日に配信されたEP5のサブストーリーに於いて、ようやくエコーとの結婚に踏み切った。
それ以前に周りから「何で結婚してねーんだコイツら」と思われていたようだが、シエラが二人の仲をド直球に聴き込んだ事が切っ掛けとなって結婚の意思を固めた。
これにより、結婚が成立すればレギュラーNPC・六芒均衡で初の妻帯者ということになる。
ゼノは以前からエコーと一緒になっても構わなかったようだが、肝心のエコーが結婚に対し及び腰であったために踏み切れなかったのが最大の要因。
ただしゼノはあまりベッタリしないスタンスの関係のため、グランドエンディングでは夫婦水入らずの旅行を希望していたエコーに対し「みんなで一緒に行こうぜ」と提案。
これにはエコーも少々呆れながらも賛同した。
EP6では
EP6ではマリアと自分を模倣した偽の女神ミトラと交戦。主人公とマトイの増援があっても歯が立たず、戒剣ナナキを折られた上に重症を負い撤退する。
…アニメに引き続きどうも噛ませ属性がついたようである。ちなみにこの時リサからの援護射撃で「リサ、ドンピシャですよお」とEP1からの意趣返しとも取れるセリフがある。
プレイヤーがミトラで倒した後でロビーで話しかけると、戦況は芳しくないもののフォトナーの一人を倒したということで前向きな言葉を発する。ヴァルナを倒した後で話しかけると「やばくなったらいつでもオレたちに助けを求めろよ。今じゃこれだけが先輩としてできる唯一のアドバイスだ」とプレイヤーを気遣ってくれる。
終の女神シバとの最終決戦では居残り組で、カスラと共に艦隊で次々やって来る閃機種を相手に大立ち回り。「自分と一緒だと負け戦になるな」とカスラに愚痴ったあと、すんでのところでアフィン・ユクリータ・エコー・メルランディアが増援で登場。結婚で立ったフラグを見事に叩き折った。