経歴
1987年1月16日生まれ、アメリカ合衆国・アラバマ州タラデガ郡チルダーズバーグ出身。ポジションは内野手・外野手。主にレフト、ファーストを守る。
2007年にミルウォーキー・ブルワーズに入団し、MLBでのキャリアをスタート。その後何回かの移籍をし、ニューヨーク・ヤンキース在籍時の2014年にメジャーデビュー。29試合に出場した。
2014年シーズン終了後、NPBの東北楽天ゴールデンイーグルスでプレー。ムードメーカーとしての役割が球団に高く評価されて契約更新・残留を果たし、2017年には山﨑武司以来2人目のシーズン30本塁打を記録、翌2018年にはチーム初の外国人副キャプテンを務める。
2020年に入るとジャバリ・ブラッシュらの活躍により外国人枠の関係で2軍暮らしが続いていたが、活躍機会を増やすべく池田駿とのトレードで読売ジャイアンツに移籍した。スタメンから外される機会はあるものの結果を残し、またここでもムードメーカー的役割を発揮して重宝された。2022年シーズン終了後現役を引退、読売ジャイアンツに残り巡回コーチとフロント業務を兼務している。
人物
- その顔つきからポテトヘッドというあだ名があったが、来日後はハクション大魔王ともよばれた。楽天時代にはコラボグッズが販売された。
- 巨人移籍時にはちょうどテレビアニメでハクション大魔王(2020)が放送され(しかも読売テレビ)ネタにされることがあり、また登場曲も「ハクション大魔王」の主題歌(こちらは1969年版)となった。入団会見では魔法の壺が用意され、原監督がくしゃみをするといかにも壺から飛び出してくるような演技サービスが行われた。
- またハクション大魔王の公式ツイッターも応援しており、巨人戦で動き(特にウィーラー選手)があると反応が見られた。
- 他の選手がホームランを打てば誰よりも前に出て喜びをあらわにし、自らのプレーでも全力疾走や守備で見事な捕球をするなど、陽気でチームの盛り上げ役である。ダチョウ倶楽部のネタ「くるりんぱ」をすることもあった。